新築住宅の床の盛り上がり:時間経過で改善する?対処法と注意点

新築の床の盛り上がりについて 盛り上がった床は時間と年月とともに下がってきますか? 昨年7月に引っ越した新築の注文住宅ですが、自室(12畳洋室)の床が盛り上がってることに気づきました。 長方形の部屋の長辺、ど真ん中のフローリングの継ぎ目を中心に盛り上がっています。平らな棒や携帯を置くとカタカタ言います。一部分だけというわけではなく部屋の端から端までど真ん中がもこっとなっているようで、裸足で歩くと少しつまづきそうになる感じで気になります。 丁度今リビングの床鳴りなど家の手直しに来てもらっているのですが、職人さんに相談したところ、部屋の真ん中の床板を張り直すことになる、何が原因かは開けてみないと分からない…と言われました。 原因が分からないとなると床板を数枚貼り直した位で治るのかと不安です。後から貼る床材はロットが違うので色に差が出るかも…とも言われていますし、そもそも床材は内装の中でもかなり早い段階で敷いてしまう部分だと思うので、あとからやり直すには他の部分でどこかしら犠牲を払うことになるのかと思うと気分的に落ち着きません。巾木やドア枠、壁紙など傷ついたり隙間が空いたりするのか等と考えるとリスクばかり気になって正式にお願いする勇気が持てません。せっかく運び入れたばっかりの荷物や家具もまたどかさないといけないし… 正直間違いなく治る保証がないならリスクを払ってまでお願いするのもどうなのか…と思っています。泣き寝入りのような形になるのは悔しいのですが… ここで質問ですが、今回のようなケースの場合、何年か経つと床が沈んで平らになる可能性はあるでしょうか? また、これを期待して今のタイミングで治すのは見送り、1年ほど経っても状況が変わらなければ改めて修理を依頼するという選択肢はアリでしょうか。 極端な話、もし床を貼りなおすことになるなら、巾木やドア枠、壁紙等の内装をゼロからやり直してもらう位のサポートを希望しても良いのでしょうか? ↑これに関してはどのようにして施工するのか全く知らないので、床を剥がす以外に一切キズや跡が残らないと説明していただければOKなのですが… 新築とはいえ床の傾き位珍しくないことなのかもしれませんし、厚かましいかとは思いますが…安い買い物ではないので言いたいことははっきり言いたいし、出来る限り納得いくようにしてもらいたいです。 長くなりましたがみなさんのご意見お待ちしています。補足短時間で多くのご意見ありがとうございます。 時間が経っても治る事はないんですね… 逆に言うと貼りなおせば治る可能性はあるという事でしょうか? 素人考えですが観る限り床の上に巾木やドア枠が乗っており、その下に壁紙があるので下から順番に剥がすとなるとあちこち跡が残るのかな…と考えて踏み切れずにいました。どのような手順を踏むのかも知らないので気にし過ぎかもしれませんが… メンテするとなれば妥協したくないので、もし不手際が見えれば毅然と対応したいと思います。 引き続きご意見お待ちしています。みなさんありがとうございます。

新築住宅の床の盛り上がり:原因と解決策

新築住宅の床が盛り上がっているとのこと、ご心配ですね。残念ながら、時間が経てば自然と沈むということはまずありません。床の盛り上がりは、施工不良や下地の問題が原因である可能性が高く、放置すると、床鳴りや、将来的には床材の破損につながる可能性もあります。

盛り上がりの原因

床の盛り上がりは、様々な原因が考えられます。

  • 下地処理の不足:床下地が十分に乾燥していない、または適切なレベル調整が行われていない場合、水分蒸発や木材の収縮によって床が盛り上がることがあります。
  • 床材の施工不良:床材の貼り付けが不適切であったり、接着剤の量や乾燥状態に問題があったりすると、部分的な盛り上がりや反りが発生します。
  • 床下地の不具合:床下地自体に傾斜や歪みがある場合、床材に影響を与え、盛り上がりを引き起こす可能性があります。
  • 水分による影響:漏水などによって床下材が水分を吸収し、膨張することで盛り上がることがあります。

職人さんが「原因は開けてみないと分からない」とおっしゃっているように、現状では原因特定が困難です。しかし、放置せずに早めの対応が重要です。

修理方法と注意点

床の盛り上がりを解消するには、部分的な床板の張り替えが一般的です。しかし、ご心配されているように、ロット違いによる色差や、周辺部への影響も考慮しなければなりません。

修理手順とリスク軽減

床板の張り替えは、以下の手順で行われることが多いです。

  1. 盛り上がっている部分の床材の撤去:周囲の床材に損傷を与えないよう、慎重に作業が行われます。
  2. 下地状況の確認:下地の状態を確認し、必要に応じて補修を行います。原因究明もこの段階で行われます。
  3. 新しい床材の施工:既存の床材と色味を合わせるため、同じロットの床材を使用するか、色調整を行う場合があります。専門業者であれば、目立たないよう工夫してくれます。
  4. 仕上げ:巾木やドア枠の取付け、周辺の清掃などを行い、元の状態に復元します。

リスク軽減のためには、

  • 複数の業者に見積もりを依頼する:複数の業者から見積もりを取り、施工方法や費用、保証内容などを比較検討します。
  • 施工前に詳細な説明を受ける:施工手順やリスク、保証内容などを丁寧に説明してもらうようにします。不明な点は必ず質問しましょう。
  • 契約書をしっかりと確認する:契約書には、施工内容、費用、保証期間、瑕疵担保責任などが明確に記載されていることを確認します。特に、色差に関する記述や、万が一、周辺部に損傷が生じた場合の対応についても確認しましょう。
  • 信頼できる業者を選ぶ:実績や評判の良い業者を選ぶことが重要です。口コミサイトなどを参考に、複数の業者を比較検討しましょう。

巾木・ドア枠・壁紙への影響

床板の張り替えに伴い、巾木やドア枠、壁紙に影響が出る可能性はあります。しかし、熟練の職人であれば、最小限に抑えることが可能です

  • 精密な作業:熟練の職人は、周囲の建材を傷つけずに床材を剥がす技術を持っています。特殊な工具を使用したり、慎重な作業を行うことで、ダメージを最小限に抑えます。
  • 必要に応じて補修:もし、どうしても傷や隙間が生じた場合は、補修を行います。壁紙の張り替えが必要になるケースもありますが、部分的な補修で済む場合もあります。

「床を剥がす以外に一切キズや跡が残らない」という説明を求めるのは妥当な要求です。業者に具体的な施工方法と、万が一、キズや跡が残った場合の対応について、明確に説明を求めましょう。

1年待つ選択肢について

床の盛り上がりは、時間経過で改善する可能性は低いと言えます。しかし、1年間様子を見て、状況変化を確認するという選択肢も、決して悪いものではありません。

ただし、状況が悪化する可能性も考慮する必要があります。床鳴りが悪化したり、床材が破損する可能性もあります。1年後、修理が必要になった場合、現状よりも費用が高くなる可能性も考えられます。

まとめ

新築住宅の床の盛り上がりは、放置せずに早めの対応が重要です。複数の業者に見積もりを依頼し、施工方法やリスク、保証内容などを十分に確認した上で、最適な解決策を選びましょう。専門業者に相談し、納得のいくまで質問し、安心して修理を進められるようにしましょう。 高額な買い物だからこそ、妥協せずに、ご自身の権利を主張することも大切です。

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