新築住宅のエアコン設置に関する疑問と解決策

リフォームに詳しい方、回答お願いします。12月に新築し、大型のエアコンをリビングとダイニングに付けたのですが、1つで十分効くのでもう一台は全く使わない状態になっています。そこでもう1台を子ども部屋に移そうかと考え中です。子ども部屋は2つありますが1部屋が約6畳と狭いので、大型のエアコンでは効きすぎるのと、もう1台別に購入しなければならなくなります。そこで、子ども部屋2部屋にまたがるように天井部分だけ穴を開け、真ん中にエアコンを設置し2部屋を冷やせるようにしたらどうかなと思っています。素人考えですので突っ込みどころ満載かとは思いますが、それが可能な場合、大体の費用を教えてください。また、大型のエアコンは無視して、6畳様のエアコンを2台購入し取り付けた方が賢明でしょうか?その場合大型エアコンは・・・?よろしくお願いします。

子ども部屋2部屋を1台のエアコンで冷房するアイデアとその実現可能性

新築住宅のリビング・ダイニングに設置された大型エアコンを、6畳と狭い子ども部屋2部屋に活用したいというご相談ですね。天井に穴を開けて、2部屋をまたぐようにエアコンを設置するというアイデアは、確かに省スペースで効率的なように思えますが、実現可能性や費用面を検討する必要があります。

天井開口によるエアコン設置の課題

まず、天井に穴を開けてエアコンを設置することは、構造上の問題や施工の難易度、費用面で大きな課題があります。

  • 構造上の問題:天井の構造によっては、穴を開けることができない場合があります。特に、耐力壁や梁に当たる場合は、専門家の判断が必要です。無理に穴を開けると、建物の強度が低下し、危険な状態になる可能性があります。
  • 施工の難易度:天井開口部は、専門的な知識と技術が必要な作業です。素人施工は危険なため、必ずエアコン設置のプロに依頼する必要があります。配管の処理や断熱処理なども考慮しなければ、結露や冷暖房効率の低下につながります。
  • 費用:天井開口、エアコン移設、配管工事、仕上げ工事など、複数の作業が必要となるため、費用は高額になることが予想されます。具体的な費用は、建物の構造、エアコンの種類、開口部の大きさなどによって大きく変動します。

6畳部屋2部屋へのエアコン設置:最適な方法

天井開口によるエアコン設置は、費用対効果の面から見て、現実的ではない可能性が高いです。むしろ、6畳用のエアコンを2台設置する方が、費用を抑え、効率的で安全な方法と言えるでしょう。

6畳部屋2部屋へのエアコン設置:費用とメリット

6畳用のエアコンを2台購入し、それぞれの子ども部屋に設置する場合の費用とメリットを見ていきましょう。

費用

  • エアコン本体:6畳用エアコンは、機種によって価格が異なりますが、1台あたり5~10万円程度と想定できます。2台で10~20万円。
  • 取付工事費:エアコンの取り付け工事には、業者への依頼が必要となります。1台あたり1~2万円程度とすると、2台で2~4万円。
  • その他費用:配管工事、コンセント工事などが必要な場合、追加費用が発生する可能性があります。

合計で、12~24万円程度の費用を見込んでおくと良いでしょう。 これは、天井開口工事と比較してはるかに安価です。

メリット

  • 確実な冷房効果:それぞれの部屋に最適なサイズのエアコンを設置することで、効率的な冷房を実現できます。大型エアコンでは起こりうる、冷えすぎや、逆に冷えないといった問題を回避できます。
  • 安全性:専門業者による適切な設置により、安全性を確保できます。天井開口工事のようなリスクを伴いません。
  • メンテナンスの容易さ:個別のエアコンなので、メンテナンスも容易です。
  • 将来的な柔軟性:部屋のレイアウト変更や、将来的なエアコンの買い替えにも柔軟に対応できます。

大型エアコンの活用方法

不要になった大型エアコンは、そのまま保管しておくか、売却するという選択肢があります。

  • 保管:将来、他の部屋に設置する可能性がある場合、保管しておくのも一つの方法です。ただし、保管場所の確保が必要です。
  • 売却:中古エアコンとして売却することも可能です。専門業者に査定してもらうと、適切な価格で買い取ってもらえます。

専門家のアドバイス

エアコンの設置や移設は、専門知識と技術が必要な作業です。必ず、資格を持ったエアコン設置業者に相談し、適切なアドバイスを受けてください。安易なDIYは、思わぬ事故や故障につながる可能性があります。

まとめ

子ども部屋2部屋の冷房方法として、天井開口によるエアコン設置は、費用やリスクを考慮すると現実的ではありません。6畳用エアコンを2台設置する方が、費用対効果が高く、安全で確実な方法です。大型エアコンは、売却するか、将来のために保管しておきましょう。専門業者への相談を忘れず、快適な住環境を実現してください。

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