新築住宅に温水ラジエーター導入!17畳LDKの暖房計画と使い勝手徹底解説

温水ラジエーターについて質問です。いつもこちらの意見を参考にさせていただいてます。新築住宅でガス併用にするのですが、温水ラジエーターをつけようかと思っています。実際に使っている方はいらっしゃいますか?本当は床暖房をつけたかったのですが、色々あって床暖房はつけず、サービスで暖房設備をつけてもらえることになりました。部屋の暖まりかたはどうでしょうか?1階のLDは17畳、キッチンが4.62畳、隣接して和室が4.5畳あります。つけるとしたらいくつつければいいでしょうか?もちろん床暖房とは違うので、同じ暖かさを求めるのは不可能だとは思いますが、空気を汚さずに部屋をほんわか暖めるという点で温水ラジエーターが選択肢にあがってきました。周りに使っている人がいないので、使い勝手など教えていただけるとありがたいです。どんな事でも構いませんので宜しくお願いします。補足温水ラジエーターは、床下につけるものではなく、室内の壁や窓の下につけるタイプのもので、細いパイプみたいなものがいくつか重なっているものや、箱型のものなどがあるようです。分かりにくい説明ですみません。

温水ラジエーターとは?床暖房との違い

温水ラジエーターは、ボイラーで温めた温水を循環させ、ラジエーター本体から熱を放出して部屋を暖める暖房システムです。床暖房と異なり、床下配管が不要で、壁掛けや据え置きタイプが一般的です。そのため、リフォームにも適しています。

床暖房との主な違いは次の通りです。

  • 設置場所:床暖房は床下、温水ラジエーターは壁面や床置き
  • 暖まり方:床暖房は輻射熱で床からじんわりと暖まり、温水ラジエーターは対流熱で空気を直接暖める
  • 初期費用:床暖房の方が高額
  • ランニングコスト:床暖房の方が低く抑えられる傾向がある
  • リフォームのしやすさ:温水ラジエーターの方が容易

17畳LDKへの設置台数と配置プラン

17畳のLDK、4.62畳のキッチン、4.5畳の和室という間取りの場合、温水ラジエーターの設置台数と配置は慎重に検討する必要があります。 単純に畳数だけで判断せず、窓の位置、断熱性能、部屋の形状などを考慮する必要があります。

設置台数の目安

一般的に、温水ラジエーターの暖房能力は1台あたり約6~10畳程度です。しかし、これはあくまで目安であり、実際の暖房能力はラジエーターの種類、設置場所、外気温などによって大きく異なります。

17畳のLDKの場合、最低でも2台、理想的には3台以上の設置が推奨されます。 特に、窓が多いLDKでは、窓の下にラジエーターを設置することで、窓からの冷気を効果的に遮断できます。

最適な配置プラン

* LDK:17畳のLDKには、窓際に2台、もう1台は部屋の中央に配置するのが理想的です。 窓際への設置で冷気を遮断し、中央への設置で部屋全体を均一に暖めます。
* キッチン:4.62畳のキッチンは、LDKと隣接しているため、LDKの暖房効果で十分暖まる可能性があります。 しかし、調理中の寒さ対策として、小型のラジエーターを1台設置するのも良いでしょう。
* 和室:4.5畳の和室は、LDKと隣接しているため、LDKの暖房効果で十分暖まる可能性があります。 しかし、独立した空間として使用する場合は、小型のラジエーターを1台設置することを検討しましょう。

専門業者への相談が必須です。 間取り図と断熱状況を提示し、最適な台数と配置プランを提案してもらうことをおすすめします。

温水ラジエーターのメリット・デメリット

温水ラジエーターは、床暖房に比べて初期費用が安く、リフォームにも適している点がメリットです。しかし、デメリットも存在します。

メリット

* 初期費用が比較的安い:床暖房に比べて導入コストを抑えられます。
* リフォームに適している:既存の住宅にも比較的容易に設置できます。
* 空気を汚さない:燃焼ガスを出さないため、クリーンな暖房です。
* デザイン性の高さ:様々なデザインのラジエーターがあり、インテリアに合わせやすいです。
* 部分的な暖房が可能:必要な部屋だけを暖めることができます。

デメリット

* 暖まりが遅い:床暖房に比べて暖まるまでに時間がかかります。
* 設置場所の制限:壁掛けや床置きタイプのため、設置場所を選びます。
* メンテナンスが必要:定期的な清掃や点検が必要です。
* 場所をとる:ラジエーター本体が場所を取ります。
* 温度ムラが発生しやすい:ラジエーター周辺は暖かく、離れた場所は寒いといった温度ムラが発生しやすいです。

温水ラジエーターの選び方と設置に関する注意点

温水ラジエーターを選ぶ際には、デザイン、サイズ、暖房能力、材質などを考慮する必要があります。 また、設置に関してもいくつかの注意点があります。

選び方のポイント

* デザイン:インテリアに合うデザインを選びましょう。
* サイズ:設置場所のスペースに合わせて適切なサイズを選びましょう。
* 暖房能力:暖めたい部屋の広さと断熱性能に合わせて適切な暖房能力を選びましょう。
* 材質:耐久性やメンテナンス性を考慮して材質を選びましょう。
(例:スチール製は熱伝導率が高く、アルミ製は軽量でデザイン性が高い)

設置に関する注意点

* 専門業者への依頼:温水ラジエーターの設置は専門業者に依頼しましょう。
* 配管工事:既存の配管を利用できる場合もありますが、新規配管が必要になる場合があります。
* 壁の強度:壁掛けタイプの場合は、壁の強度を確認する必要があります。
* メンテナンス:定期的な清掃や点検を行いましょう。

まとめ:温水ラジエーターで快適な空間を

温水ラジエーターは、床暖房に比べて初期費用が安く、リフォームにも適しているため、新築住宅だけでなく、既存住宅のリフォームにもおすすめです。 しかし、暖まりが遅い、設置場所の制限があるなどのデメリットも存在します。 そのため、導入前にメリット・デメリットをしっかりと理解し、専門業者に相談して最適なプランを立てることが重要です。 本記事が、皆様の温水ラジエーター導入の参考になれば幸いです。

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