新築一戸建ての固定資産税が高すぎる?73坪土地、30坪建坪の住宅の税金について解説

はじめまして。新築一戸建てを買い3ヶ月経ち昨日、市役所の固定資産税の調査に来ました。大体10万~20万の間かと思ったら減額措置で20数万とざっとで言われました。そんなに高いもんなんですかね?知り合いの不動産屋に聞いたらもっと安いはずと言われました。家は土地が73坪、建坪30坪です。屋根は普通のスレートです。部屋の屋根も高くないです。外壁もタイル張りではありません。補足建物は注文住宅ではなく建て売りです。

新築一戸建ての固定資産税、本当に高すぎる?

新築一戸建てを購入し、固定資産税の金額に驚かれたとのこと、お気持ちお察しします。73坪の土地に30坪の建物を建てた場合、固定資産税が20数万円というのは、地域や建物の構造、設備などによって大きく変動するため、一概に「高い」か「安い」かは断言できません。知り合いの不動産屋さんの意見も参考にすべきですが、具体的な根拠が不明なため、まずは正確な情報に基づいて判断することが重要です。

固定資産税の算出方法と影響する要素

固定資産税は、土地と建物のそれぞれの課税標準額に税率を乗じて算出されます。課税標準額は、市町村が毎年行う固定資産税評価額に基づいて決定されます。

土地の固定資産税評価額に影響する要素

* **土地の面積:** 73坪という土地面積は、地域によって価格が大きく異なります。都市部であれば高額になり、地方であれば低額になる傾向があります。
* **地価:** 土地の価格、つまり地価は立地条件(駅からの距離、周辺環境、道路状況など)によって大きく変動します。
* **地目の種類:** 宅地、田、畑など、地目の種類によっても評価額は異なります。
* **形状や接道状況:** 土地の形状が複雑であったり、接道状況が悪かったりすると、評価額が下がる可能性があります。

建物の固定資産税評価額に影響する要素

* **建物の構造:** 木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、建物の構造によって評価額は異なります。鉄筋コンクリート造は最も高額になります。
* **建物の規模(延床面積):** 30坪という延床面積は、一般的な住宅サイズですが、設備や内装のグレードによって評価額は変動します。
* **築年数:** 築年数が経過すると、建物の減価償却が進み、評価額は下がります。新築の場合は減価償却は考慮されません。
* **設備・仕様:** 高級な建材や設備を使用しているほど、評価額は高くなります。太陽光発電システムなどの設置も評価額に影響します。
* **耐震性:** 耐震基準を満たしているかどうかも評価額に影響します。

固定資産税の減額措置について

質問者様は「減額措置」と記載されていますが、これは具体的にどのような減額措置なのかが不明です。例えば、市町村によっては、一定の条件を満たす住宅に対して税額の軽減措置を設けている場合があります。

* **軽減税率の適用:** 高齢者や障害者など、特定の条件を満たす場合、税率が軽減される場合があります。
* **固定資産税の減免:** 災害被害を受けた場合など、一定の条件を満たす場合、固定資産税が減免される場合があります。

具体的なアドバイス

1. **固定資産税の納税通知書を確認する:** 納税通知書には、土地と建物のそれぞれの評価額、税額、そして減額措置の内容が記載されています。この通知書を丁寧に確認し、不明な点は市役所の税務課に問い合わせましょう。

2. **固定資産税評価明細書を入手する:** 市町村役所に申請することで、固定資産税評価明細書を入手できます。この明細書には、評価額を算出するための根拠が詳細に記載されているため、税額の算出過程を理解することができます。

3. **不動産鑑定士に相談する:** 固定資産税の評価額に疑問がある場合、不動産鑑定士に相談することをお勧めします。不動産鑑定士は、専門的な知識に基づいて評価額の妥当性を判断し、必要であれば異議申し立ての手続きをサポートしてくれます。

4. **周辺の住宅の固定資産税を比較する:** 近隣で同程度の規模の住宅の固定資産税を比較することで、自分の住宅の税額が妥当かどうかを判断する一つの目安になります。ただし、土地の面積や建物の構造、設備などが異なるため、単純比較はできません。

5. **市役所の税務課に問い合わせる:** 最も確実な方法は、市役所の税務課に直接問い合わせることです。担当者に状況を説明し、疑問点を解消しましょう。

専門家の視点:不動産鑑定士からのアドバイス

不動産鑑定士の視点から見ると、固定資産税の金額は、土地の評価額と建物の評価額の合計に税率を乗じたものになります。土地の評価額は、地価や面積、地目、形状などによって変動し、建物の評価額は、構造、規模、築年数、設備仕様などによって変動します。そのため、質問者様のケースでは、土地の立地条件や建物の仕様などが、税額に大きく影響している可能性があります。

まとめ

新築一戸建ての固定資産税は、土地と建物の評価額、そして適用される減額措置によって決定されます。高額に感じられる場合は、納税通知書や評価明細書を確認し、必要であれば専門家(不動産鑑定士や税理士)に相談することをお勧めします。市役所の税務課に問い合わせることも有効な手段です。 ご自身の状況を正確に把握し、適切な対応を取ることで、安心して生活できるようサポートいたします。

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