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新築住宅でのBS受信トラブル:原因究明と解決策
新築一戸建てでBS放送が映らないというご相談、大変お困りのことと思います。地デジは問題なく受信できているのに、BSだけが映らない、しかも最初は映っていたのに数日後に映らなくなったというのは、アンテナや配線、ブースターなどの設置状況に問題がある可能性が高いです。 受信レベルが95以上と高いにも関わらず映らないのは、ブースターの調整や設置場所、あるいは分配器の問題が考えられます。 浴室天井裏に設置されたグレーの機械がブースターではないことから、ブースター本体は別の場所に設置されている可能性が高いです。
ブースターの設置場所と確認方法
アンテナ工事を行った業者に直接確認するのが一番確実ですが、連絡が取りづらい状況とのことですので、まずはご自身でブースターの設置場所を探してみることをお勧めします。
ブースターの探し方
* 配線の追跡: 天井裏で「ブースターへ」と表示された配線を辿ってみましょう。配線は壁の中を通っていることが多いので、壁に沿って配線をたどることで、ブースターの設置場所を特定できる可能性があります。配線カバーを外せる場合は、慎重に外して確認してみましょう。
* 点検口の確認: 多くの住宅には、天井や壁に点検口が設置されています。点検口を開けて、ブースターがないか確認してみましょう。
* 機器の確認: テレビのコンセント付近や、家の電気メーター付近など、配線が集中している場所を確認してみましょう。ブースターは比較的コンパクトな機器なので、見つけやすいはずです。
* ホームネットワーク機器の確認: 最近の住宅では、ホームネットワーク機器が設置されている場合があります。ブースターがその機器の近くに設置されている可能性もあります。
ブースターの調整は素人には危険?
ブースターは電圧の高い機器を使用している場合があり、素人がむやみに触ると感電の危険性があります。また、不適切な調整を行うと、かえって受信状態が悪化したり、機器を故障させる可能性もあります。ブースターの調整や設置は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。
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BS受信不良の他の原因と解決策
ブースター以外にも、BS受信不良の原因となる可能性があります。
アンテナの不良
* アンテナの向きや角度: アンテナの向きや角度がずれていると、BS衛星からの電波を受信できなくなります。アンテナの向きや角度を調整する必要があるかもしれません。しかし、これも専門家の作業です。
* アンテナの劣化: アンテナが経年劣化によって性能が低下している可能性もあります。この場合は、アンテナの交換が必要になる場合があります。
ケーブルの不良
* ケーブルの断線: アンテナとテレビを繋ぐケーブルが断線している可能性もあります。ケーブルの接続部分を確認し、断線している場合は交換しましょう。
* ケーブルの接続不良: ケーブルの接続がゆるんでいると、受信状態が悪化します。ケーブルの接続を確認し、しっかりと接続されていることを確認しましょう。
分配器の不良
* 分配器の劣化: 複数のテレビに信号を分配する分配器が劣化している可能性があります。分配器を交換することで改善する場合があります。
専門業者への依頼とホームメーカーとの連携
現状では、ホームメーカーを通してアンテナ業者に連絡するのが難しい状況とのことですが、BS受信不良は生活に大きく影響する問題です。ホームメーカーに状況を改めて説明し、迅速な対応を求めることが重要です。
ホームメーカーへの対応
* 具体的な問題点を明確に伝える: 「BSが映らない」だけでなく、「1Fの1台のテレビだけが映らない」「受信レベルは95以上」「ブースターの設置場所が不明」など、具体的な状況を説明しましょう。
* 書面での記録を残す: 電話でのやり取りだけでなく、メールや書面で状況を伝え、対応状況を記録しておきましょう。
* 他の業者への依頼を検討する: ホームメーカーの対応が遅い場合、自己負担となる可能性はありますが、別のアンテナ業者に依頼することも検討しましょう。
まとめ:専門家への相談が最善策
BS受信不良の原因は様々で、素人判断で解決するのは難しい場合があります。感電の危険性もありますので、ブースターの調整やアンテナの設置・調整は専門業者に依頼することが最も安全で確実な方法です。ホームメーカーとの連携を図りつつ、専門家の力を借りて問題を解決しましょう。