新築リビングの柱問題!設計士さんの提案と風水、間取りの見直しについて

新築予定の者です。家を建てることになり、現在間取りを決めているところです。その中で、リビングがやや狭いように感じ、ダイニングと同じラインまで広げることにしました。すると、設計士さんから、リビングダイニングを仕切る壁がなくなった分、「ここに柱が必要です」と言われました。(_」←このカギカッコが壁だったとすると上の部分)それでこれを化粧柱ということにして…と、話は進んでいきましたが、やはり家に帰ってきてからあの柱は外せないものかと考えています。私の友人の家も似たような間取りですが、ダイニングとリビングが南に面し、壁ラインはそろっていますが柱はありません。どうにかできないものでしょうか?また風水的に柱があっても問題ないのでしょうか?次回の打ち合わせでは、家の大きさ、間取りなど最初からやり直してもらおうかと思ってしまうほどです。(主人からは怒られそうですが)お知恵を貸していただけたら幸いです。

リビングダイニングの柱、本当に必要?構造上の問題と解決策

新築住宅の設計において、リビングとダイニングを一体化し、空間を広げることは、開放感あふれる快適な住空間を実現する上で非常に魅力的な選択肢です。しかし、壁を取り払うことで構造上の問題が発生し、柱が必要になるケースがあります。ご質問にあるように、壁があった場所に柱が必要になったとのことですが、これは建物の構造を支える上で不可欠な場合が多いです。

構造上の必要性と確認事項

まず、設計士さんが「柱が必要」と判断した理由を詳しく確認することが重要です。それは、建物の耐震性や強度を保つために不可欠な柱なのか、それともデザイン上の理由によるものなのかを明確にする必要があります。

  • 構造計算書を確認する:設計士さんに構造計算書を見せてもらい、柱の必要性とその根拠を理解しましょう。図面だけでは分かりにくい部分も多いので、専門的な説明を求めることも大切です。専門用語が分からなければ、遠慮なく質問しましょう。
  • 代替案の検討:柱をどうしても避けたい場合は、設計士さんと代替案を検討しましょう。例えば、梁を工夫したり、異なる素材の柱を使用したり、目立たない場所に柱を配置するなど、様々な可能性があります。ただし、構造上の安全性を確保しつつ、デザイン性も考慮する必要があるため、専門家の意見を尊重することが重要です。
  • 他の建築事例の確認:友人の家の間取りが類似しているとのことですが、その家の構造や地盤条件などが、ご自身の家と全く同じとは限りません。建築基準法や耐震基準、地盤状況などによって、必要な構造が異なるため、単純に比較することはできません。

化粧柱のメリット・デメリット

設計士さんから提案された化粧柱は、構造上の柱を隠すための装飾的な柱です。メリットとしては、構造上の柱を目立たなくできる点、デザイン性を高められる点などが挙げられます。しかし、デメリットとしては、コストがかかる、デザインによっては空間を狭く感じさせる可能性がある、などが考えられます。

  • デザインの検討:化粧柱を選ぶ場合は、リビングダイニング全体のインテリアデザインと調和するものを選びましょう。素材や色、形状など、様々な選択肢がありますので、インテリア雑誌やウェブサイトなどを参考に、じっくりと検討することが大切です。例えば、木製の化粧柱は温かみのある空間を演出しますが、金属製の化粧柱はモダンな印象を与えます。
  • 柱のサイズと配置:柱のサイズや配置によっては、空間が狭く感じられる可能性があります。そのため、柱のサイズや配置についても、設計士さんと十分に相談し、最適なものを選びましょう。例えば、細めの柱を選ぶことで、圧迫感を軽減できます。

風水的な観点からの考察

風水では、柱は「気」の流れを遮るものと捉えられます。しかし、必ずしも悪い影響があるとは限りません。柱の位置や素材、デザインによって、その影響は大きく異なります。

柱の位置と影響

リビングダイニングの中央に大きな柱があると、空間が分断され、家族のコミュニケーションが阻害される可能性があるとされています。しかし、壁際に配置された柱であれば、それほど大きな影響はありません。

素材とデザインの影響

木の柱は自然な温かみがあり、良い気の流れを促すと考えられています。一方、金属製の柱は冷たい印象を与え、気が滞る可能性があります。デザインに関しても、尖った形状の柱は気が散乱する可能性があるため、丸みを帯びた形状の柱の方が好ましいとされています。

風水的な対策

もし、柱の位置やデザインが気になる場合は、以下の対策を検討してみましょう。

  • グリーンを配置する:観葉植物などを柱の近くに置くことで、良い気を呼び込み、柱のネガティブな影響を軽減できます。
  • 間接照明を使用する:柱を柔らかな光で照らすことで、圧迫感を軽減し、空間を明るくすることができます。
  • 絵画や装飾品を飾る:柱に絵画や装飾品を飾ることで、視覚的なアクセントとなり、柱の存在感を薄めることができます。

間取りの見直しと設計士さんとのコミュニケーション

ご自身の不安や疑問を設計士さんにきちんと伝えることが重要です。設計図面を改めて見直し、柱の必要性について再度確認し、納得いくまで議論しましょう。

設計士さんとのコミュニケーション

  • 具体的な不安を伝える:「柱があると圧迫感を感じる」「友人の家には柱がないのに、なぜ必要なのか?」など、具体的な不安や疑問を明確に伝えましょう。
  • 代替案を提案する:柱をなくすための代替案を自ら提案することで、設計士さんの協力を得やすくなります。例えば、「梁を強化する」「異なる場所に柱を配置する」など、具体的なアイデアを提示しましょう。
  • 複数案の提示を依頼する:柱あり・なし、柱の位置を変えたものなど、複数の設計案を作成してもらうことで、比較検討しやすくなります。それぞれのメリット・デメリットを比較することで、最適なプランを選択できます。

間取りの見直し

どうしても柱が気になる場合は、間取りそのものの見直しも検討しましょう。リビングとダイニングの広さ、配置などを改めて検討し、柱を必要としない間取りに変更できる可能性があります。

まとめ:専門家との連携と納得のいく住まいづくりを

新築住宅の設計において、構造上の問題とデザイン性の両立は非常に重要です。設計士さんと十分にコミュニケーションを取り、構造上の安全性を確保しつつ、ご自身が納得のいく住まいを実現しましょう。風水的な観点も考慮することで、より快適で心地よい空間を創り出すことができます。 今回の件は、設計士さんとじっくり話し合い、納得のいく解決策を見つけることが大切です。焦らず、時間をかけて検討しましょう。

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