新築リビングの履き出し窓屋根問題!日差し、風通し、予算、デザイン…理想の解決策を見つけよう

新築を検討中です。「リビングの履き出し窓の屋根をどう付けるべきか」で悩んでいます。現在は、1階と二階の間には屋根(軒?)は全くないので、直射日光が全て入ってくる明るい部屋になっています。そこで、60センチの出幅の付け屋根を、履き出し窓のすぐ上に付ける事にしています。しかし、日差しの強い夏場は最低1メートルくらいは屋根が出ていないと、部屋に熱が入ってくるので、カーテンは欠かせなくなるのでしょう。すると、せっかく風通しを重視した間取りを設計しているのですが、カーテンがあれば風通しは悪くなってしまいます。また、リビングの履き出し窓からつながるウッドデッキも作りたいと思っているので、カーテンはなるべく開けて開放感を出したいと思っています。ただ、1メートルも屋根を付けるとなると、検討中のHMでは、柱が必要になるからということで、施工面積が増え、その分まるまる坪数に加算されてしまいます。なので、リビングの窓の部分3メートルに屋根をつけようとすると50万はあがります。また、もともと極度の冷え性なので、冬場に暖かい家にしたいという気持ちもあります。屋根をつけるとやはり少し部屋がくらくなり、暖かさもかわってくるのでしょうか?建築場所は、今のところ南側前面田んぼで、日差しはかなりいい場所です。季節に合わせてオーニングにしたほうがいいのでしょうか?でも、デザインもそこまで好きではなく、値段もかなりするため、迷ってしまします。家の外観はプロバンス風です。パーゴラを夫に作ってもらって、夏場のみ布をかけて日よけにするとかも考えています。もし、お勧めの方法があれば教えてください。宜しくお願いします。

リビングの履き出し窓屋根:日差し、風通し、予算、デザインのバランスを考慮した最適解

新築リビングの履き出し窓に屋根を取り付けるかどうか、そしてどの程度の出幅にするか、非常に悩ましい問題ですね。日差し、風通し、予算、デザイン、そして冷え性というご自身の体質まで考慮すると、最適な解決策を見つけるのは容易ではありません。 しかし、ご希望を叶える方法は必ずあります。一つずつ丁寧に検討していきましょう。

現状の問題点と解決策の検討

現在の状況を整理すると、以下の問題点が挙げられます。

  • 直射日光による夏の暑さ:60cmの出幅では不十分で、カーテンが必要になり、風通しが悪くなる。
  • 1m以上の出幅は高コスト:柱が必要になり、費用が50万円増加する。
  • 冬場の寒さ対策:冷え性のため、冬場の暖かさを確保したい。
  • デザインとの調和:プロバンス風の外観に合う屋根が必要。
  • 開放感の確保:ウッドデッキとのつながりを考慮し、カーテンを閉めずに開放感を維持したい。

解決策1:出幅を調整し、コストと効果のバランスを取る

1mの出幅が理想的とのことですが、予算の都合上難しい場合は、80cm程度に妥協するのも一つの方法です。 60cmと比較すると、日射遮蔽効果は向上し、カーテンの必要性も軽減されます。 完全に遮光するわけではないので、風通しも確保しやすくなります。 費用を抑えつつ、ある程度の効果を得られるバランスの良い選択肢です。

解決策2:オーニング以外の外部日よけを検討する

オーニングは高価でデザインに合わないとのことですが、他に選択肢はあります。

  • シェードセイル:様々なデザインがあり、プロバンス風にも合うものが選べます。比較的安価で、設置も容易です。ただし、強風には弱いので、設置場所の風通しをよく確認しましょう。
  • よしず:自然素材で、プロバンス風の外観にもよく合います。夏場の日差しを遮り、風通しも確保できます。ただし、耐久性にはやや劣ります。
  • 電動スクリーン:ボタン一つで開閉できる電動スクリーンは、利便性が高く、デザインも豊富です。価格はやや高めですが、操作性の良さから快適性が向上します。

解決策3:パーゴラの活用と工夫

ご主人がパーゴラを作ってくれるとのことですが、これは非常に良いアイデアです。 夏場のみ布をかけることで、日差しを遮り、風通しを確保できます。 プロバンス風の外観にも自然と溶け込みます。 布の種類を工夫することで、デザイン性も高められます。例えば、透け感のある生地を使用すれば、光を取り込みながらプライバシーを守ることができます。

解決策4:窓ガラスの性能を高める

屋根の設置以外にも、窓ガラスの性能を高めることで、室内の温度変化を抑えることができます。

  • Low-Eガラス:赤外線を反射し、熱の侵入を防ぎます。冬は室内の暖気を逃がしにくく、冷え性を軽減する効果も期待できます。
  • 断熱フィルム:既存の窓ガラスに貼るだけで、断熱効果を高めることができます。費用対効果も高く、手軽に導入できます。

解決策5:断熱性能の高いカーテンを選ぶ

どうしてもカーテンが必要な場合は、断熱性能の高いカーテンを選びましょう。 遮光カーテンや厚手のドレープカーテンは、夏の暑さや冬の寒さを軽減する効果があります。 ただし、風通しの悪化には注意が必要です。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、60cmの出幅では夏の暑さ対策としては不十分です。 1mの出幅にすることで、日射遮蔽効果が大きく向上し、快適な室内環境を確保できます。 しかし、予算が気になる場合は、80cm程度に妥協し、シェードセイルなどの外部日よけと組み合わせることで、コストを抑えつつ効果的な対策ができます。 また、プロバンス風の外観を損なわないよう、屋根材やデザインにも配慮することが重要です。

まとめ:最適な選択はあなた次第

様々な解決策を提案しましたが、最終的な選択はご自身の状況や好みによって異なります。 それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、予算やデザイン、そして快適性を考慮して、最適な方法を選択してください。 今回ご紹介した情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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