新築リビングのカーテン選び:ブラウンのソファとウォールナットのテーブルに合うカーテンの色は?

インテリアコーディネイトに詳しい方、アドバイス下さい。新築のカーテンで悩んでいます。 ソファはファブリックのブラウンでロータイプのカウチソファ。リビングテーブルは無垢のウォールナット材で出来た机。ラグはカーキ色の毛あしが長いもの。壁は少しベージュがかった珪藻土です。なかなか文章では想像しにくいとは思うのですが、この部屋に似合いそうなカーテンの色はどんな色でしょうか?私としてはブラウンでいこうかなと思うのですが、カーテン自体が特注で作らなければならず(大きいです。長さが3.5mほど必要なので)、そうなってくると、部屋全体が重く感じるかなと心配しています。

落ち着きのあるブラウン系リビングのカーテン選びのポイント

3.5mもの長さが必要な特注カーテン、しかもブラウンをご検討とのこと。確かに、ブラウンのソファ、ウォールナットのテーブル、カーキのラグと、すでにブラウン系の要素が強い空間です。そのままブラウンのカーテンを選ぶと重厚になりすぎる可能性はありますね。しかし、ブラウンは落ち着きと温かみを与えてくれる素敵な色。諦める必要はありません。ポイントは、ブラウンのトーンや素材感、そして他の色の効果的な取り入れ方にあります。

ブラウンのカーテンを選ぶ際の注意点と解決策

ブラウンのカーテンで重くならないようにするには、以下の点を考慮しましょう。

1. ブラウンのトーンを調整する

* 明るめのブラウンを選ぶ:濃いブラウンではなく、ミルクブラウンやベージュがかったブラウンなど、明るいトーンのブラウンを選ぶことで、重厚感を軽減できます。カフェオレのような色味もおすすめです。
* 色の濃淡で変化をつける:カーテン全体を同じ色にするのではなく、部分的に色や柄に変化をつけることで、重たさを解消できます。例えば、上部は明るいブラウン、下部は少し濃いブラウンにするなど、グラデーションを意識するのも効果的です。
* 素材感で軽さを演出:厚手の生地は重く見えがちです。リネンや綿などのナチュラルな素材、または透け感のあるシアーカーテンを組み合わせることで、軽やかさを演出できます。

2. 他の色を効果的に取り入れる

ブラウン一色だと重くなりやすいので、他の色を取り入れることでバランスを取ることが重要です。

* オフホワイトやアイボリーとの組み合わせ:壁の色であるベージュがかった珪藻土の色と調和し、空間全体を明るく見せる効果があります。レースカーテンをオフホワイトにするのも良いでしょう。
* アクセントカラーとしてグリーンやブルーを取り入れる:カーキ色のラグと相性の良いグリーンや、爽やかさを演出するブルーをクッションや小物に取り入れることで、ブラウンの重厚感を和らげ、空間全体にメリハリを与えます。
* ウォールナットの色味と調和する色を選ぶ:ウォールナットのテーブルの色味と調和する、やや赤みのあるブラウンや、落ち着いたベージュ系のカーテンを選ぶのも良いでしょう。

3. カーテンの柄やデザインで変化をつける

無地のカーテンはシンプルで良いですが、柄物を選ぶことで空間の印象を大きく変えることができます。

* ストライプ柄:縦ストライプは天井を高く見せ、空間を広く見せる効果があります。
* 幾何学模様:モダンな印象を与え、洗練された空間を演出できます。
* 植物柄:自然な雰囲気を演出し、リラックスできる空間を作ります。ただし、ラグの色味と被らないように注意しましょう。

ブラウン以外のカーテンの色候補

ブラウン以外の色も検討してみてはいかがでしょうか?

1. ベージュ

壁の色と調和し、空間全体を明るく、落ち着いた雰囲気に仕上げます。

2. アイボリー

明るさと清潔感を演出します。ブラウンの家具と合わせても、重くなりません。

3. グレー

モダンで洗練された雰囲気を演出します。ブラウンとの組み合わせは、シックで落ち着いた空間になります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、現在のリビングはブラウン系の色味が中心で、落ち着いた雰囲気です。そこに3.5mもの特注カーテンをブラウンで統一すると、確かに重く感じる可能性があります。

そこで、カーテンは明るめのブラウンやベージュ系を提案します。そして、レースカーテンを併用することで、光を取り込み、空間を明るく見せることができます。また、素材感にも注目し、リネンや綿などのナチュラルな素材を選ぶことで、重厚感を軽減できます。

さらに、クッションやブランケットなどの小物でアクセントカラーを取り入れることで、空間全体にメリハリが生まれ、より魅力的なリビングになります。

具体的な提案と実践ステップ

1. カーテン生地のサンプルを取り寄せる:いくつかのショールームを訪れ、明るめのブラウンやベージュ系の生地サンプルを取り寄せましょう。実際に部屋の照明の下で確認することで、より正確な色味を把握できます。
2. 素材感を比較する:リネン、綿、ポリエステルなど、様々な素材のサンプルを触って、質感や光沢を確認しましょう。
3. レースカーテンとの組み合わせを考える:明るめのレースカーテンを併用することで、光を取り込み、空間を明るく見せることができます。
4. アクセントカラーを決める:グリーンやブルーなどのアクセントカラーをクッションや小物に取り入れ、空間全体にメリハリを与えましょう。
5. カーテンの丈を調整する:床に届く長さのカーテンは重く見えがちです。床から数センチ浮かせることで、軽やかさを演出できます。

まとめ

新築リビングのカーテン選びは、空間全体の印象を大きく左右します。ブラウンのソファやウォールナットのテーブルに合うカーテンを選ぶには、ブラウンのトーンや素材感を調整し、他の色を効果的に取り入れることが重要です。今回のアドバイスを参考に、理想のリビングを実現してください。

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