新築リビングのエコカラヴァルスロック施工:段差部分の違和感解消方法

インテリアに詳しい方、お好きな方のご意見をお聞かせください。新築建築中です。2Fリビングにエコカラのヴァルスロックを使用しました。段差リビングの部分だけヴァルスにしたのですが、どうも左右の縦長窓でバッサリ切れ過ぎていて、とても違和感を感じています。対処方法として、以下のいずれかで悩んでます。どなたか良いアドバイスをいただければと。①左右貼り足して全面ヴァルスロック②左右壁面にアクセントウォールの壁紙を貼る③このままで良い②の場合は、オススメな壁紙などあれば、画像なり品番で教えていただけると助かります!よろしくお願いします。

新築のお住まい、おめでとうございます!2階リビングにエコカラットのヴァルスロックを採用されたとのこと、素敵な空間になりそうですね。しかし、段差部分のみの施工で窓によってデザインが分断され、違和感を感じているとのこと、お気持ちよく分かります。ヴァルスロックは上品なグレーの石目調で、空間を引き締める効果がありますが、施工範囲によっては、かえって空間のバランスを崩してしまう可能性もあります。

ヴァルスロックと窓の関係性:違和感の原因を探る

まず、なぜ違和感を感じるかを分析してみましょう。ヴァルスロックの施工範囲が窓によって明確に区切られていることが、その原因と考えられます。縦長の窓は視線を自然と誘導する役割を果たします。そのため、窓の両側に異なる素材が配置されると、視覚的に「切れ目」が強調され、全体の統一感が損なわれてしまうのです。特に、ヴァルスロックのような素材感の強いタイルを使用する場合、その効果は顕著に現れます。

さらに、リビングの広さや窓の大きさ、その他のインテリアとの調和なども、違和感の度合いを左右する要素となります。写真や図面があれば、より具体的なアドバイスができますが、ここでは一般的な解決策を提案します。

3つの選択肢と具体的な解決策

ご提示いただいた3つの選択肢について、それぞれメリット・デメリットを踏まえた上で、具体的な解決策を提案します。

①左右貼り足して全面ヴァルスロック

メリット

  • 統一感の向上:リビング全体がヴァルスロックで統一されるため、素材感による違和感や切れ目が解消されます。高級感も増し、洗練された空間になります。
  • メンテナンスの容易さ:全面ヴァルスロックにすることで、壁全体のメンテナンスが容易になります。

デメリット

  • コスト増加:追加施工が必要となるため、費用がかかります。
  • 圧迫感:全面にヴァルスロックを使用すると、空間が暗く、圧迫感を感じてしまう可能性があります。リビングの広さによっては、慎重な検討が必要です。

具体的なアドバイス

全面施工の前に、ヴァルスロックのサンプルを実際にリビングに置いてみて、明るさや圧迫感などを確認することをお勧めします。また、施工業者に相談し、正確な見積もりを取ることが重要です。ヴァルスロックの色味を考慮し、照明計画の見直しも検討しましょう。間接照明などを効果的に使用することで、圧迫感を軽減できます。

②左右壁面にアクセントウォールの壁紙を貼る

メリット

  • コストを抑えられる:全面施工に比べて費用を抑えられます。
  • デザインの自由度が高い:様々なデザインや色の壁紙から選択でき、個性を表現できます。
  • ヴァルスロックとの調和:適切な壁紙を選ぶことで、ヴァルスロックと調和のとれた空間を演出できます。

デメリット

  • 壁紙の耐久性:壁紙はヴァルスロックに比べて耐久性が低い場合があります。
  • 壁紙選びの難しさ:ヴァルスロックとの調和を考慮した壁紙選びは、ある程度のセンスと知識が必要です。

具体的なアドバイス

ヴァルスロックのグレーをベースに、淡いグレーやベージュ系の壁紙を選ぶと、自然な一体感を演出できます。また、ストライプ柄や幾何学模様の壁紙は、窓の縦ラインと調和し、空間の広がりを感じさせます。サンゲツやリリカラなどのメーカーのカタログを参考に、実際にサンプルを取り寄せて比較検討することをお勧めします。 写真や図面を参考に、インテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より最適な壁紙を選ぶことができます。

例えば、サンゲツの「FE74321」のような、グレーを基調としたシンプルなデザインの壁紙や、リリカラの「LW-2863」のような、上品なストライプ柄の壁紙などが、ヴァルスロックとの相性がいいでしょう。ただし、これはあくまで一例であり、リビングの雰囲気や好みに合わせて選ぶことが重要です。

③このままで良い

メリット

  • コストがかからない:追加費用はかかりません。
  • 施工の手間がない:追加の施工は不要です。

デメリット

  • 違和感が残る:当初の目的である違和感を解消できません。
  • デザインの完成度が低い:リビング全体のデザインにまとまりが欠ける可能性があります。

具体的なアドバイス

この選択肢を選ぶ場合は、カーテンや家具、照明などの配置で視覚的なバランスを整えることを検討しましょう。例えば、窓際に大きな観葉植物を置くことで、視線を分散させることができます。また、ソファやラグなどの配置を工夫することで、空間のまとまりを演出できます。しかし、根本的な解決にはならない可能性が高いことを理解しておきましょう。

まとめ:最適な選択肢を選び、理想のリビングを実現しましょう

いずれの選択肢もメリット・デメリットがあります。ご自身の予算、好みに合わせて、最適な方法を選択することが重要です。 写真や図面があれば、より具体的なアドバイスができますので、もし可能であれば、いろのくにの相談窓口にご連絡ください。専門家によるアドバイスもご提供できます。

新築リビングは、長く過ごす大切な空間です。じっくりと時間をかけて、理想の空間を実現してください。

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