新築リビングのインテリアコーディネート:アルテック、カリモク60、ネルソンベンチの組み合わせは大丈夫?

現在、マイホームを新築中です。リビングのインテリアですがカーテンをアルテックのH55にして(北欧)ソファはカリモク60のロビーチェアキャメルです。センターテーブルをネルソンベンチにしたらおかしいですか? もともと、ミッドセンチュリーにしたかったのですがカーテンで良いのがなく北欧メーカーですがデザイン的にアルテックのH55はミッドセンチュリー風なテイストもあるかなと考えて候補にしております。テーブルをネルソンベンチにしたらミッドセンチュリーと北欧がまざりテイストがちぐはぐでしょうか?カリモク60も含め年代的にはほぼ近いのでレトロ感覚ととらえてこの組み合わせでもおかしくはないのでしょうか?

ミッドセンチュリーと北欧、そしてレトロ:それぞれのスタイルの特徴

ご質問ありがとうございます。新築リビングのインテリアコーディネート、楽しみですね!アルテックのカーテン、カリモク60のソファ、そしてネルソンベンチの組み合わせについて、ご心配されている「テイストのチグハグ感」について詳しく見ていきましょう。

まず、それぞれのスタイルの特徴を整理します。

ミッドセンチュリーモダン

ミッドセンチュリーモダンは、1940~60年代のアメリカを中心に流行したデザインスタイルです。機能性とシンプルさを重視し、直線的なデザイン有機的な曲線木材や金属といった素材を巧みに組み合わせた家具が特徴です。代表的なデザイナーには、チャールズ&レイ・イームズ、ポール・ヘニングセンなどがいます。ネルソンベンチはまさにこのミッドセンチュリーモダンを代表するアイテムと言えるでしょう。

北欧デザイン

北欧デザインは、デンマーク、スウェーデン、フィンランドなどを中心に発展したデザインスタイルです。自然素材の温かみシンプルで機能的なデザインミニマルな美しさが特徴です。アルテックはフィンランドを代表するデザインブランドで、その製品は北欧デザインの要素を強く持ちながらも、モダンな雰囲気も兼ね備えています。アルテックのH55カーテンは、北欧デザインでありながら、その幾何学的なパターンはミッドセンチュリーモダンにも通じる部分があります。

レトロ

「レトロ」は、過去の時代を想起させるデザインや雰囲気を指します。ミッドセンチュリーモダンや北欧デザインは、現在ではレトロな雰囲気として捉えられることも多いです。時代を超えて愛されるデザインは、現代のインテリアにも自然と溶け込みます。

アルテック、カリモク60、ネルソンベンチの組み合わせ:違和感はあるか?

さて、ご質問の組み合わせについてですが、結論から言うと、違和感なくまとまる可能性が高いです。

理由は以下の通りです。

  • 共通点:シンプルで機能的なデザイン アルテック、カリモク60、ネルソンベンチは、いずれもシンプルで機能的なデザインが特徴です。無駄を省いた洗練されたデザインは、互いに調和しやすく、統一感のある空間を作り出せます。
  • 素材感の調和:木材とファブリックの組み合わせ カリモク60のロビーチェアは木製のフレームにファブリックの座面、アルテックのカーテンはファブリック、ネルソンベンチは木材がメインです。これらの素材の組み合わせは自然で、温かみのある空間を演出します。
  • カラーパレットの統一感:ブラウン系を基調に カリモク60のキャメル色のソファは、ブラウン系のカラーパレットに収まります。アルテックのH55カーテンの色にもよりますが、ブラウン系の床や壁と組み合わせれば、統一感のある空間になります。ネルソンベンチもウォールナット材など、ブラウン系のものが多く、全体の調和を保ちやすいです。
  • 年代的な近さ:レトロな雰囲気の融合 カリモク60、アルテック、ネルソンベンチは、いずれもデザインされた年代が近く、レトロな雰囲気を共有しています。そのため、年代が異なるアイテムを組み合わせるよりも、自然な調和が期待できます。

より良い組み合わせのためのアドバイス

より洗練された空間にするためのアドバイスをいくつかご紹介します。

1. アルテックのカーテンの色選び

アルテックのH55カーテンの色は、ソファやテーブルの色と調和するように選びましょう。キャメル色のソファには、ベージュやブラウン系のカーテンがおすすめです。空間全体の色合いに統一感を持たせることで、より落ち着いた雰囲気になります。

2. ネルソンベンチの素材選び

ネルソンベンチは、ウォールナット材やブラックウォールナット材など、様々な素材があります。ソファやカーテンの色と合わせて、素材を選びましょう。ウォールナット材は、キャメル色のソファとよく合います。

3. アクセントカラーの導入

全体がブラウン系で統一されすぎると、少し単調な印象になる可能性があります。クッションやラグ、照明など、アクセントカラーを取り入れることで、空間により奥行きと個性を加えることができます。例えば、マスタードイエローやターコイズブルーなどのアクセントカラーは、ブラウン系の色とよく合います。

4. 照明計画

照明計画もインテリアの重要な要素です。間接照明を効果的に使用することで、よりリラックスできる空間を演出できます。また、ペンダントライトやフロアランプなどを加えることで、デザイン性も高まります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ご提案されている組み合わせは、十分に実現可能で、むしろ魅力的な空間になり得ます。ミッドセンチュリーと北欧、そしてレトロという異なる要素が、それぞれの個性を持ちながらも、シンプルで機能的なデザインという共通項でうまく調和するでしょう。ただし、色合いや素材感を意識することで、より洗練された空間になります。

まとめ

アルテック、カリモク60、ネルソンベンチの組み合わせは、それぞれのスタイルの共通点と個性を活かすことで、魅力的なリビング空間を演出できる可能性を秘めています。上記で挙げたアドバイスを参考に、自分らしい空間づくりを楽しんでください。

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