新築マンション購入相談:2階部分の賃貸需要と広々バルコニーの魅力

新築マンションの購入を検討しております。3LDK17階建て2階部分の部屋です。私は転勤の可能性があります。部屋を賃貸に出した場合、マンションの2階部分は借り手がつきにくいのでしょうか?なお、部屋の面積は住居専有面積82.6㎡、ルーフバルコニー面積45.89㎡とバルコニーがかなり広く、この点が気に入って購入を検討しようと思っております。南西向きで日当たりは概ね良好。ただ、2階部分で景色の展望が良くないことが気になっています。どなたかご教授よろしくお願いいたします。

マンション2階部分の賃貸需要について

マンションの2階部分の賃貸需要は、階層による需要の差が確かに存在します。一般的に、高層階は眺望が良いことやプライバシーが保たれやすいことから人気が高く、低層階は逆に人気が低いと認識されているケースが多いです。しかし、これは絶対的なものではなく、物件の立地条件や設備、間取り、そして価格など、様々な要因によって大きく左右されます。

2階部分のデメリットとして挙げられるのは以下の通りです。

  • 眺望の制限:高層階に比べて眺望が制限される可能性が高いです。特に、周辺に高い建物がある場合は、景色が遮られる可能性があります。
  • プライバシーの懸念:低層階は、通行人からの視線が気になる場合があります。バルコニーからの視線も考慮する必要があります。
  • 防犯面:1階に比べると防犯面でやや不安を感じる方もいるかもしれません。ただし、最近のマンションはセキュリティが充実しているため、必ずしもデメリットとは限りません。
  • 騒音:道路からの騒音や、近隣住民からの生活音などが気になる可能性があります。

しかし、2階部分にはメリットもあります。

  • ペット飼育の可否:規約によりますが、ペット飼育が許可されているケースが多いです。ペットを飼いたいと考えている賃貸希望者にとっては大きなメリットとなります。
  • 価格のメリット:高層階に比べて賃料が安い傾向があります。これは、需要と供給のバランスによるものです。
  • アクセスの良さ:エレベーターを待つ必要がないため、急いでいる時などに便利です。
  • 地盤の安定性:高層階に比べて地盤の揺れが少ない傾向があります。

広々ルーフバルコニーの魅力と賃貸における価値

ご質問にあるように、82.6㎡の居住空間と45.89㎡もの広大なルーフバルコニーは、大きな魅力です。この広々としたバルコニーは、賃貸市場において大きな差別化要因となります。

ルーフバルコニーのメリット:

  • プライベート空間の確保:広々とした空間は、プライベートな時間を過ごすのに最適です。バーベキューやガーデニング、ペットとの時間など、様々な用途に使用できます。
  • 開放感:開放的な空間は、ストレス軽減に繋がります。日当たりが良い南西向きであることも大きなプラスです。
  • 差別化要因:一般的なマンションでは、ここまで広いバルコニーは珍しいため、賃貸市場において大きな魅力となります。競合物件との差別化に大きく貢献します。
  • 価値の向上:将来、売却する際にも、広々としたバルコニーは資産価値を高める要素となります。

賃貸募集時の工夫:

広大なルーフバルコニーを最大限にアピールするために、写真や動画でその魅力を効果的に伝えましょう。例えば、バルコニーでのバーベキューの様子や、ガーデニングを楽しんでいる様子などを撮影することで、潜在的な入居者の想像力を掻き立て、興味関心を高めることができます。

景観と賃貸需要の関係

2階部分の眺望が良くない点が懸念事項とのことですが、これも必ずしも賃貸需要に大きく影響するとは限りません。

眺望以外の魅力を重視する入居者もいます。例えば、ペット可、広々としたバルコニー、駅からのアクセスが良いなど、眺望以外の魅力が充実していれば、眺望のデメリットを補うことができます。

賃貸募集時の工夫:

眺望のデメリットを補うために、以下のような工夫をしましょう。

  • 室内デザイン:明るい色調のインテリアや、大きな窓を設置することで、開放感を演出します。ベージュを基調としたインテリアは、広く明るく見せる効果があります。
  • 間接照明:間接照明を効果的に使用することで、室内の雰囲気を明るく、そして落ち着きのある空間を演出します。
  • グリーンを取り入れる:観葉植物などを配置することで、室内に自然を取り込み、リラックスできる空間を演出します。バルコニーにも植栽を施すことで、眺望のデメリットを軽減できます。
  • 高品質な設備:最新の設備を導入することで、入居者の満足度を高めることができます。

専門家の意見:不動産会社への相談

最終的な判断は、ご自身の状況と物件の特性を総合的に判断する必要があります。不動産会社に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることが可能です。

不動産会社は、地域における賃貸需要や相場価格、物件の特性などを熟知しています。彼らに相談することで、より正確な情報を基に判断できます。

まとめ

2階部分のマンションは、眺望の制限やプライバシーの懸念など、デメリットも存在しますが、広々としたバルコニーや価格のメリットなど、魅力的な点も数多くあります。賃貸に出す際の需要は、物件の立地、設備、価格、そしてバルコニーなどの魅力によって大きく左右されます。不動産会社に相談し、周辺の相場や需要を把握した上で、総合的に判断することが重要です。

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