新築マンション賃貸契約におけるクレーム対応:グレーゾーンをクリアにする方法

至急:新築マンション賃貸契約のクレームに関して 某不動産で今月入居予定の賃貸マンション(新築)の契約をしました。 物件の検討は年明けからしており、一番最初に窓口で対応してくださったAさんが私の担当になりました。 しかし希望内容や契約内容の相談日に私はどうしても都合がつかずに30分遅刻してしまい、Aさんは当日客の対応に出てしまい別のBさんが対応してくださいました。 私は同じ事務所の方だと信頼してAさんに言うべき希望内容をBさんに伝えました。 ・部屋はマンション入口からより近い場所 ⇒図面上2つある階段の右階段に近い部屋 ・駐車場もよりマンションに近い場所 ⇒一番内側の端の駐車場 これらを伝えた上で、ではこちらの部屋と駐車場になりますね、と⇒の内容に部屋、駐車場番号を決めてもらい、その番号で契約書を作る手続きをしてもらいました。1月上旬のことです。 この日はここで帰り、また1月末にようやくマンションが仮完成し、Aさんの案内で内見をしに行きました。 そこでAさんが左の階段を使うので、おかしいなと思い(すでに見た目でも右階段は入口らしくありませんでしたので)Aさんに聞いてみると至極当然のように「右階段は非常階段ですので、普段は使用できませんよ」と言われました。 そこで少し不満に思いながらもBさんに上記のように伝えていたので、それでは左の階段よりの部屋に変えて欲しいとお願いして契約書を作り直してもらいました。 その時点では、こちらも相談の日に遅刻してしまったし…と思い、文句などは一切言わなかったのですが、その後契約書を書いて、提出した後に、番号だけじゃ駐車場の場所がわかりにくい(駐車場に番号打ちはしていない)ので、駐車場の一覧図を欲しいとお願いし、家に持ち帰って確認すると、もらった一覧図の駐車場番号と最初にもらった駐車場番号が違うものになっていました。 そうなると当然私の契約した番号の位置も変わり、中途半端な真ん中の場所に変えられていました。 これは、明らかに職務怠慢だと思いました。 まずBさんに伝えた要望は何一つAさんに伝わってませんし、駐車場番号が変わったならお客に知らせるべきだと思います。 ですがこちらにも遅刻した非があるし、入居も今週末とせまっています。非常に不満はありますが、駐車場の変更のみ手続きして、あとは大人の対応として黙認すべきでしょうか?それともきちんとクレームとして言うべきでしょうか? 長くなりましたが、アドバイスよろしくお願いします。

新築マンション賃貸契約における情報伝達の重要性とクレーム対応

新築マンションの賃貸契約において、希望する部屋の位置や駐車場の位置に関するトラブルが発生しました。契約成立までの情報伝達における問題点と、今後のクレーム対応について、具体的なアドバイスを提示します。

問題点の整理:情報伝達ミスと顧客への不誠実な対応

今回のケースでは、以下の問題点が挙げられます。

  • 担当者間の情報共有不足: 契約初期にBさんが受けた希望内容がAさんに適切に伝わっていなかった。
  • 顧客への説明不足: 駐車場の位置変更について、顧客に事前に説明や同意が得られていなかった。
  • 契約書の不備: 駐車場の位置が変更されたにも関わらず、契約書にその変更が反映されていなかった可能性がある。
  • 図面や説明資料の不正確さ: 駐車場の番号と位置が一致しない図面が提供された。

これらの問題点は、不動産会社側の職務怠慢と捉えることができるでしょう。特に、顧客の希望を正確に把握し、その情報を共有することは、不動産会社としての基本的な責務です。

クレーム対応:具体的なステップと注意点

入居が迫っている状況では、感情的にならず、冷静に状況を整理し、適切なクレーム対応を行うことが重要です。

ステップ1:事実関係の確認

まず、契約書、駐車場一覧図、メールやメモなどの記録を改めて確認し、事実関係を明確にしましょう。 契約書に記載されている駐車場番号と、一覧図上の位置が一致しないことを明確に示す証拠を確保します。

ステップ2:不動産会社への連絡

不動産会社に連絡を取り、問題点を具体的に説明します。感情的な表現を避け、「駐車場の位置が当初の希望と異なるため、修正をお願いしたい」といった冷静で客観的な表現を使用しましょう。 Bさんにも連絡を取り、当初の希望内容を改めて確認し、その内容をAさんとBさんの両方に伝えるよう依頼します。

ステップ3:解決策の提示

具体的な解決策を提示することで、交渉がスムーズに進みます。例えば、

  • 当初希望通りの駐車場への変更: もし空いていれば、当初希望通りの駐車場に変更してもらうよう交渉する。
  • 代替案の提示: もし当初希望通りの駐車場が不可能であれば、同等の条件の駐車場を提示してもらうよう交渉する。例えば、マンション入口に近い別の駐車場など。
  • 補償の要求: 精神的苦痛に対する謝罪と、家賃の減額などの補償を要求する。

ステップ4:記録の保持

全てのやり取りは、メールや書面で記録を残しましょう。これは、今後のトラブル発生時の証拠となります。

専門家の意見:弁護士や消費者センターへの相談

もし、不動産会社との交渉がうまくいかない場合は、弁護士や消費者センターに相談することを検討しましょう。弁護士は法的観点からアドバイスを行い、消費者センターは交渉の仲介や助言を行うことができます。

大人の対応とクレーム対応のバランス

「大人の対応」として黙認することは、必ずしも良い解決策ではありません。今回のケースでは、不動産会社側の明らかなミスがあり、顧客の権利が侵害されている可能性があります。黙認することで、同様のトラブルが他の入居者にも発生する可能性も否定できません。

ただし、感情的に対応せず、冷静に事実を伝え、具体的な解決策を提示することが重要です。 遅刻したという事実を正直に伝え、謝罪することで、交渉を円滑に進めることができます。

まとめ:権利を主張することの重要性

新築マンションの賃貸契約は、大きな契約です。契約内容に不明な点や不備があれば、すぐに不動産会社に連絡し、解決策を模索することが大切です。 自分の権利を主張することは、決して悪いことではありません。冷静かつ明確に問題点を伝え、適切な対応を求めることで、より良い解決に導くことができるでしょう。

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