新築マンション契約キャンセル:網入りガラス問題と解決策

新築マンションのキャンセル 1か月前に契約したマンションの窓が、“網入りガラス”でした。 中小企業デベロッパー物件。 モデルルームオープン初日に申込み、その後、すぐに契約。 契約金は、1割で300万以上支払済です。 立地等の優先順位を下げ、眺望だけで、こちらの物件に決めたのですが、 モデルルームでは、ブラインドがしてあり(外が少し見える状態)、分かりませんでした。 知ったのが、契約2週間後の、マンションの口コミ欄。 賃貸っぽい、大手デベなら、網入りガラスなんて使用せず、無いタイプの防火設備用のガラスを使用している等々。 見学の際や、契約書読み上げの際も、何も説明はありませんでした。 ただ頂いた図面には記載されていました。 弁護士さんに、キャンセルが出来るか聞いたところ、 ご自分が担当したものでは、ガラスでの事例はありませんが、 良心的なデベロッパーさんや、 会社としては、売れれば良いわけですので、売れている物件なら、全額返金してくれる事もあるかもしれません。 とにかく早く、連絡を取って下さいとの事でした。 が、先日、お電話でマンションの販売会社に聞いたところ、そのお部屋タイプは完売しましたが、 売れている物件でも、契約したからには、契約金放棄をしてもらわないといけませんと。 説明がなかった点は、強く言えませんでしたが・・・。 手付金10万ぐらいなら、勉強したと思えるのですが、100万単位になると・・・。 販売主は、委託の会社です。 隅々までチェックせずに契約した私が悪いのですが、 説明がなかった、販売会社には責任が無いのでしょうか? このようなケースで、契約金放棄以外でキャンセルは出来るのでしょうか? また、した方はいらっしゃいますか?補足入居までは、1年以上あります。

マンション契約キャンセル:網入りガラスのケース

新築マンションの契約をキャンセルしたい、というご相談ですね。300万円以上の契約金を支払済で、眺望重視で契約した物件の窓が網入りガラスだったという事実に、契約後になって気づかれたとのこと。モデルルームではブラインドで隠されていたため、契約前に気づけなかったという状況です。弁護士からも、契約金放棄以外でのキャンセルは難しい可能性が高いと助言を受けているとのことですが、具体的な解決策を探っていきましょう。

重要なポイント:契約書の確認と販売会社の対応

まず、契約書をもう一度詳細に確認することが重要です。契約書に網入りガラスの使用について明記されている場合、残念ながら、販売会社に法的責任を問うことは難しい可能性が高いです。しかし、説明義務違反の可能性については検討する余地があります。販売会社が、網入りガラスの使用について事前に説明していなかったという点です。

専門家への相談:弁護士・不動産会社

弁護士への相談は既にされていますが、不動産会社にも相談することをお勧めします。弁護士は法的観点からのアドバイスが中心ですが、不動産会社は実務的な解決策を提案してくれる可能性があります。例えば、他の部屋への変更、あるいは契約解除に伴う条件交渉などです。

交渉のポイント:誠実な対応と証拠の確保

販売会社との交渉では、感情的にならず、冷静かつ誠実に対応することが大切です。契約書、モデルルームの写真、口コミサイトのスクリーンショットなど、証拠となる資料を全て準備しておきましょう。これらの資料は、交渉の際に有利に働きます。

交渉が難航した場合の対処法

交渉が難航し、契約金放棄以外に解決策が見つからない場合は、消費者センターに相談することもできます。消費者センターは、消費者の権利保護のために活動しており、紛争解決のサポートをしてくれます。また、必要に応じて、裁判という手段も考えられますが、時間と費用がかかることを考慮する必要があります。

網入りガラス:メリット・デメリット

網入りガラスは、防犯性と防火性に優れているというメリットがあります。しかし、眺望が若干悪くなる外観が少し劣るというデメリットも存在します。特に、眺望を重視してマンションを選んだ方には、大きなデメリットとなるでしょう。

網入りガラスと眺望の関係性

網入りガラスは、ガラス内部に金属線が埋め込まれているため、通常のガラスに比べて透明度が若干低くなります。そのため、眺望が多少悪くなる可能性があります。この点については、契約前に明確に説明を受けるべきでした。

大手デベロッパーと中小デベロッパーの違い

大手デベロッパーは、顧客満足度を重視し、より高品質な建材を使用することが多い傾向にあります。一方、中小デベロッパーは、コスト削減を優先するケースも見られます。網入りガラスの使用は、コスト削減の一環として行われた可能性があります。しかし、顧客への説明不足は、問題です。

具体的な解決策:交渉のステップ

1. 販売会社への書面による申し入れ: 弁護士に相談の上、網入りガラスの使用について事前に説明がなかったこと、そのことが契約内容に大きな影響を与えたことなどを書面で伝え、契約解除または条件変更を要求します。証拠となる資料を添付しましょう。
2. 交渉の記録: 電話やメールでのやり取りは全て記録しておきましょう。交渉の内容、日時、担当者名などを明確に記録することで、後々のトラブルを避けることができます。
3. 消費者センターへの相談: 交渉が難航する場合は、消費者センターに相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることができます。
4. 弁護士への相談: 状況によっては、弁護士に依頼して法的措置を検討する必要があります。

インテリアへの影響:網入りガラスと空間デザイン

網入りガラスは、インテリアデザインにも影響を与えます。透明度が低い分、室内が暗く感じられる可能性があります。カーテンや照明選びにも工夫が必要となるでしょう。例えば、明るい色のカーテン間接照明などを活用することで、室内の明るさを確保することができます。

グレーインテリアとの組み合わせ

今回のケースでは、グレーのインテリアを検討されているかもしれません。グレーは、網入りガラスによってやや暗くなった室内でも、落ち着いた雰囲気を作り出しやすい色です。しかし、グレーの濃淡や素材選びによって、空間の明るさや印象は大きく変わります。明るいグレー光沢のある素材を選ぶことで、圧迫感を軽減し、より開放的な空間を演出できます。

インテリアコーディネートのポイント

網入りガラスのデメリットをカバーするために、以下のようなインテリアコーディネートを検討してみましょう。

  • 明るい色の壁や家具: 白やアイボリーなどの明るい色を選ぶことで、室内を明るく見せることができます。
  • 鏡の活用: 鏡は光を反射させるため、室内を広く明るく見せる効果があります。
  • 大きな窓: 網入りガラスであっても、窓が大きければ、自然光を取り込みやすく、室内を明るくすることができます。
  • 間接照明: 間接照明は、柔らかな光で空間を演出します。網入りガラスによる暗さを補う効果もあります。

まとめ

今回のケースは、契約前に十分な情報提供がなかったことが問題です。冷静に状況を把握し、証拠を揃え、販売会社と誠実に交渉することが重要です。弁護士や不動産会社、消費者センターなどの専門機関を活用しながら、最適な解決策を見つけてください。

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