新築マンションでのトラブル:具体的な問題と対応
新築マンションへの引っ越し後、わずか1ヶ月で多くの問題が発生しているとのこと、大変お辛い状況ですね。具体的には、ゴキブリの発生、エアコン故障、前の入居者の残置物(生ゴミポット)、電気カバーの破損、そしてベランダドアからの雨漏りと、深刻な問題が複数発生しています。さらに、管理会社からの対応も不適切で、精神的にも大きな負担がかかっていることと思います。
1. ゴキブリの発生
入居日からゴキブリが発生しているとのことですが、契約内容に害虫駆除が含まれていない場合でも、衛生管理上の問題として、管理会社に改めて連絡し、駆除を依頼するべきです。 写真や動画で証拠を記録しておきましょう。
2. エアコン故障
入居時からエアコンが故障していたのは、明らかに瑕疵(かし)にあたります。管理会社に速やかに修理または交換を要求し、修理完了まで代替措置(扇風機など)の提供を求めるべきです。
3. 前の入居者の残置物
キッチンの生ゴミポットが前の入居者のまま残されているのは、清掃不足です。管理会社に清掃または交換を要求しましょう。
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4. 電気カバーの破損
電気カバーの破損も、入居前の状態確認不足による問題です。安全上の問題も懸念されるため、速やかな修理を要求しましょう。
5. ベランダドアからの雨漏り
最も深刻な問題がベランダドアからの雨漏りです。これは、建物の構造上の欠陥の可能性があります。管理会社は、雨漏りの原因究明と適切な修繕を行う義務があります。「普通の雨では入らない」という管理会社の言い分は、全く納得できません。ゲリラ豪雨や台風といった異常気象も考慮しなければなりません。 雨漏りの状況を写真や動画で記録し、管理会社に厳しく対応を求めましょう。 雨漏りによる二次被害(電気製品の故障など)の可能性も考慮し、損害賠償請求の可能性も視野に入れましょう。
管理会社への対応:具体的な改善策
管理会社からの対応が不適切だった点も大きな問題です。ため口や高圧的な態度、問題の軽視は許されません。
1. 記録を残す
全ての連絡(電話、メール、訪問)の内容、日時、担当者名を記録しましょう。写真や動画も証拠として重要です。
2. 書面での要求
電話だけでなく、内容証明郵便で修理や対応を求めることをお勧めします。書面で記録を残すことで、後々のトラブルを避けることができます。
3. 弁護士への相談
管理会社の対応が改善されない場合、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士に相談することで、法的措置を検討することもできます。
4. 仲介会社への連絡
仲介会社に現状を伝え、管理会社への対応を依頼しましょう。仲介会社は、契約成立後のトラブル解決にも関与する責任があります。
引っ越し費用請求の可能性
現状では、居住に支障をきたす重大な瑕疵があるため、引っ越し費用を請求できる可能性があります。 ただし、これは裁判で争う必要性も出てきます。弁護士に相談し、状況を判断してもらうことが重要です。 引っ越し費用だけでなく、精神的苦痛に対する慰謝料請求も検討できます。
専門家の視点:建築士の意見
建築士の視点から見ると、ベランダドアからの雨漏りは重大な問題です。建物の防水性能に問題がある可能性が高く、放置すると建物全体に深刻な被害を及ぼす可能性があります。 管理会社は、原因究明と適切な修繕を行うだけでなく、雨漏りによって生じた損害(家財道具の損傷など)についても責任を負う可能性があります。
まとめ:具体的な行動計画
1. 全てのトラブルについて、写真や動画で証拠を記録する。
2. 管理会社に書面で修理・対応を要求する。内容証明郵便が望ましい。
3. 仲介会社に状況を報告し、対応を依頼する。
4. 弁護士に相談し、法的措置の可能性を検討する。
5. 状況に応じて、引っ越し費用や損害賠償、慰謝料の請求を検討する。
これらの問題を放置すると、状況は悪化する可能性があります。 積極的に行動し、自分の権利を守ることが重要です。 管理会社との交渉は、冷静かつ毅然とした態度で臨み、記録をしっかり残すことで、有利に進めることができます。