新築マンションのLDK分割リフォーム:費用とメリット・デメリット

LDKを分割して洋室を作るにはどのくらい費用がかかりますか? 新築マンション(3LDK)を購入予定です。 南のバルコニーに面した部屋が 基本プランだと LDK12畳+和室6畳 です。 これをLDK18畳に変更なら → 無料、 和室6畳を洋室6畳に変更なら → 15万円 と営業マンに言われました。 今は娘が小さいので、とりあえず広いLDKにしておいて 子どもが増えるなどの理由で部屋数が足りなくなったら 改めてLDKを分割して洋室を作ろうと思っています。 将来リフォームで洋室を作るのと、あらかじめ洋室ありのプランにするのと どちらがいいでしょうか? (費用、出来上がりの見た目など) 特に、あとからリフォームで部屋を分割した方のご感想を聞きたいです。 よろしくお願い致します。

新築マンションLDK分割リフォームの費用

新築マンションのLDKを分割して洋室を作るリフォーム費用は、様々な要素によって大きく変動します。質問者様のケースでは、営業マンから和室6畳を洋室6畳に変更するのに15万円と提示されていますが、これはあくまでごく基本的な工事の場合の費用です。実際には、以下の要素が費用に影響を与えます。

影響する要素

  • 壁の構造:既存の壁の材質や構造によって解体・新設にかかる費用が異なります。軽量鉄骨造、RC造など、マンションの構造によっても費用は大きく変わります。
  • 間仕切りの種類:使用する建材によって費用が異なります。一般的なクロス張りの壁、デザイン性の高い建具、断熱性の高い壁など、選択肢は多岐に渡ります。例えば、デザイン性の高い建具を使用すれば、費用は高くなります。
  • ドア・窓の設置:新しい部屋にドアや窓を設置する場合は、その種類やサイズによって費用が変動します。防音性や断熱性を重視した高性能な窓を選べば、費用は高くなります。
  • 電気・水道工事:新しい部屋にコンセントや照明、水道管などを設置する必要がある場合、追加費用が発生します。既存の配管を利用できるかどうかも重要なポイントです。
  • 床材:既存の床材と新しい部屋の床材を合わせるのか、変更するのかによっても費用が変わります。フローリングの種類やグレードによっても価格差は大きくなります。
  • クロス:壁や天井のクロスも、種類やグレードによって費用が大きく変動します。デザイン性や機能性(防汚性など)の高いクロスを選ぶと、費用は高くなります。
  • その他:解体工事、廃棄物処理費用、職人さんの人件費なども考慮する必要があります。

これらの要素を考慮すると、6畳の洋室を作るリフォーム費用は、15万円では済まない可能性が高いです。現実的には、30万円~100万円以上かかるケースも珍しくありません。正確な費用を知るためには、複数のリフォーム業者に見積もりを依頼することが重要です。

新築時とリフォーム時の比較

新築時に洋室を作るのと、リフォームで後から作るのとでは、費用だけでなく仕上がりにも違いがあります。

新築時のメリット

* 費用が比較的安い:新築時に一緒に工事を行うことで、工事費を抑えることができます。質問者様のケースでは、和室を洋室に変更するのに15万円とのことですが、これは新築工事の一環として行われるため、比較的安価に済む可能性があります。
* 仕上がりがきれい:壁や床などの仕上げが新築と統一感があり、違和感なく仕上がります。
* 設計段階で細かい要望に対応できる:収納スペースや窓の位置など、細かい要望を反映しやすいです。

リフォーム時のデメリット

* 費用が高い:既存の壁や床を解体する必要があるため、新築時よりも費用が高くなります。
* 仕上がりに多少の違和感がある可能性:新築時の仕上げと完全に一致させるのは難しく、多少の違和感が出てしまう可能性があります。
* 工事期間が長い:解体や廃材処理などの作業が必要なため、工事期間が長くなります。
* 隣戸への影響:工事による騒音や振動が隣戸に及ぶ可能性があります。

リフォーム時のメリット

* 生活スタイルの変化に対応できる:家族構成の変化やライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に対応できます。
* 必要な時に必要な部屋を作れる:本当に必要になった時にリフォームすることで、無駄な費用を抑えることができます。

リフォーム事例と専門家の意見

実際にLDKを分割して洋室を作った方の事例として、6畳のLDKの一部を子供部屋として仕切ったケースを考えてみましょう。この場合、壁とドアの設置、電気配線、照明器具の取り付けなどが主な工事内容となります。使用する建材やデザインによって費用は大きく変動しますが、最低でも30万円から、場合によっては50万円以上かかる可能性があります。

インテリアコーディネーターの視点から見ると、リフォームによる部屋分割では、既存の構造を最大限に活かすことが重要です。例えば、柱や梁の位置を考慮して間仕切り壁の位置を決めたり、既存の配管を利用することで費用を抑えたりすることができます。

具体的なアドバイス

* 複数の業者に見積もりを依頼する:最低でも3社以上の業者に見積もりを依頼し、価格や工事内容を比較検討しましょう。
* 詳細な図面を用意する:リフォームの内容を具体的に伝えるために、詳細な図面を用意しましょう。
* 工事期間を確認する:工事期間がどのくらいかかるのかを確認し、生活への影響を考慮しましょう。
* 保証内容を確認する:工事後の保証内容を確認し、万が一の場合に備えましょう。
* 完成イメージを共有する:業者と完成イメージを共有し、誤解を防ぎましょう。

まとめ

LDKを分割して洋室を作るリフォームは、費用や仕上がりなど、様々な要素を考慮する必要があります。新築時に作る方が費用を抑えられる可能性が高いですが、将来のライフスタイルの変化に対応できる柔軟性も考慮する必要があります。複数の業者に見積もりを依頼し、メリット・デメリットを比較検討した上で、最適な選択をしてください。

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