新築マンションの騒音トラブル:防災無線と重要事項説明

新築マンション騒音トラブルです。入居したら、部屋の目の前に地域の防災無線があり、非常にうるさいです。区役所に相談にいきました。区役所の人も、あまりのちかさに同情してくれて、マイクの向きを明日にも変えてくれるそうです。15メートルくらいしか防災無線と、離れてなくてマイクが我が家を向いてます。まるで、我が家にむかって攻撃するかのような態勢。まさに爆音です。あまりの近さに区役所の人もびっくりしてました。ありゃやばいよ。みたいな。本題ですが、防災無線があることを購入者に説明しなさいという命令を事前に区役所が、マンション販売会社にだしてたらしいのですが。購入時の説明で、防災無線のことなど聞いてませんでした。もう住むことは決ってます。解約するきもないです、なにもできないのでしょうか?もしくは販売会社にちゃんと怒りを訴えるべきでしょうか?でも、思いの丈をいっても、流されておわりでしょうか?このまま我慢してすごすのがよいのか。ご意見うかがいたいです。補足 文書で指導したそうで。防災無線は気づかなかったです。気づかないときのための、区役所の文書による指導という話。やるべきことをしなかった話です。購入者が必ず防災無線をみつけなきゃいけない決まりはありません。大丈夫でしょうか頭。だから、重要事項説明っていうものが、存在するんですよ。物の定義から勉強しましょう。ちなみに区役所に昨日相談して、今日、区役所のかたが、防災無線の向きを変えてくれました。感謝です。

騒音問題と重要事項説明:法的観点から

新築マンションでの騒音トラブル、特に防災無線からの騒音は深刻な問題です。ご近隣トラブルとは異なり、行政機関が関与するケースであるため、解決策も複雑になります。まず、重要なのは「重要事項説明」です。宅地建物取引業法では、不動産会社は物件に関する重要な事項を購入者に対して説明する義務があります。防災無線のように、居住環境に大きく影響する設備は、間違いなく重要事項に該当します。

区役所が販売会社に説明義務を文書で指導していたにも関わらず、それが履行されなかったことは、販売会社側の重大な過失です。購入者であるあなたは、この点について販売会社に責任を問うことができます。

販売会社への対応

現状、防災無線の向きは変更されたとのことですが、販売会社への対応は依然として重要です。以下のような手順で対応することをお勧めします。

  • 証拠集め:騒音に関する証拠をできるだけ多く集めましょう。動画や写真、騒音レベルを測定した記録などが有効です。また、区役所からの文書、重要事項説明書の写しなども保管しておきましょう。
  • 内容証明郵便:販売会社に対して、重要事項説明の不履行による損害賠償請求を内容証明郵便で送付します。具体的には、騒音による精神的苦痛、生活上の不利益などを主張し、適切な賠償を請求します。弁護士に相談して作成してもらうことをお勧めします。
  • 交渉:内容証明郵便を送付後、販売会社から連絡があれば、冷静に交渉を行いましょう。解決策として、騒音対策工事の費用負担、慰謝料の支払いなどを検討できます。
  • 裁判:交渉がまとまらない場合は、裁判を検討する必要があります。弁護士に相談し、訴訟手続きを進めましょう。

インテリアへの影響と対策

騒音問題は、インテリアにも大きく影響します。爆音は精神的なストレスとなり、リラックスした空間作りを阻害します。 騒音対策として、インテリアの観点からもいくつか対策を講じることができます。

遮音性の高いインテリア

  • 厚手のカーテン:遮光カーテンだけでなく、遮音効果のある厚手のカーテンを選ぶことで、騒音の侵入を軽減できます。生地の密度が高いものほど効果があります。グレーやダークブラウンなどの濃い色のカーテンは、遮音性が高い傾向があります。
  • 防音マット:床に防音マットを敷くことで、階下からの騒音だけでなく、外部からの騒音も軽減できます。特に、防災無線のような低周波音には効果があります。デザイン性の高い防音マットも数多く販売されていますので、インテリアに合うものを選びましょう。
  • 家具の配置:家具を配置する際、窓際に背の高い家具を置くことで、騒音の侵入をある程度防ぐことができます。また、壁に吸音効果のある素材を取り入れることも有効です。

空間デザインによる緩和

騒音そのものを完全に防ぐのは難しい場合もあります。そこで、空間デザインによって騒音を意識させない工夫も重要です。

  • リラックスできる空間づくり:アロマディフューザーや間接照明などを活用し、リラックスできる雰囲気を作りましょう。グレーやアイボリーなどの落ち着いた色は、心を落ち着かせる効果があります。
  • 視覚的な遮蔽:窓際に観葉植物を置いたり、ブラインドやロールスクリーンを使用したりすることで、防災無線が目に入らないように視覚的に遮蔽することも有効です。緑色の観葉植物は、リラックス効果も期待できます。
  • 趣味を楽しむ空間:趣味に没頭できる空間を作ることで、騒音への意識を軽減できます。例えば、読書コーナーや音楽鑑賞スペースなどを設けましょう。

専門家の意見

このような騒音問題は、弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談することで、より適切な解決策を見つけることができます。特に、損害賠償請求などを行う場合は、弁護士のサポートが不可欠です。

まとめ

防災無線からの騒音問題は、販売会社に重要事項説明の不履行があった可能性が高いため、法的措置も視野に入れて対応する必要があります。同時に、インテリアの工夫によって騒音の影響を軽減することも可能です。騒音問題に悩まされている方は、まず専門家に相談し、適切な対応を検討しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)