新築マンションの間取り変更と間仕切り壁:67平米2LDKを1LDKにするメリット・デメリットと費用

新築マンションの間取り変更・間仕切り壁について 67平米2LDKの新築マンションの部屋を1LDKにして間仕切り壁をつけようかと考え中です。 まだ建設前なので、間取り変更は料金を払えばして頂けるのですが、果たして間仕切り壁をつけるのが正しいか判断しかねています。 というのも、新婚で現在は2人と猫1匹暮らし。 間取り的に、 ◆リビングと洋室1室がベランダを分割している2LDK(LD11帖・洋6帖・洋6帖) よりも、 ◆リビングと洋室の間の壁を取っ払って1LDK(LDK17帖・洋6帖) にした方が、リビングが広くなる&リビング全体がベランダに面し明るく開放的なので、今の暮らしに合わせると1LDKにしたいなと思っています。 でも将来的に子供を1人もうけたいと考えており、子供が小学生の頃まではここで暮らすことになります。(マンションは10年後には買い替えようと考えてます) そうなった時に、簡易的にでも子供部屋を作るという意味で間仕切り壁があった方が何かと便利かなと思っているのですが、つけてはみたものの無い方が良かったとならないか不安です。 そこで質問です。 ・間仕切りを設置せず、1LDK(収納は十分あります)での子育て(小学生頃まで・1人)は無理なく可能なものでしょうか? 問題なく可能ということならば、間仕切り壁の設置はしないでおこうと思っています。 ・また、間仕切りをつける場合であれば、もしリフォームで設置となるといくらぐらいかかるものでしょうか? もし費用として高くないのであれば、必要を感じてからリフォームで設置するのでもいいかな、と感じております。 いろいろな意見を参考に検討したいと思っておりますので、宜しくお願いいたします。補足間仕切り壁についてですが、商品名でいうとマジキロウなどの事です。天井や床にレールがあり、区切らない時は折り畳んで収納、区切りたいときにはカーテンのように引き出して簡易の仕切りになるものです。 子供が出来るまでは1LDKで支障ないので、将来的に2LDKとして使える様に初めから設置しておいてもらうという事です。

67平米2LDKを1LDKに変更するメリット・デメリット

67平米の2LDKを1LDKに変更し、間仕切り壁(マジキロウのような可動式間仕切り)の設置を検討されているとのこと。まずは、現状の2LDKと、間仕切りなしの1LDK、そして可動式間仕切りを設置した1LDKそれぞれのメリット・デメリットを比較検討してみましょう。

間仕切りなし1LDKのメリット

* 広々としたリビング空間: 17帖のリビングダイニングは、新婚生活はもちろん、お子様が生後間もない時期や、小さなお子様がいる時期にも十分な広さを確保できます。開放感があり、家族で過ごす時間が豊かになります。
* 明るいリビング: ベランダに面したリビングは、自然光がたっぷり入り、気持ちの良い空間になります。これは、子育てにおいても重要なポイントです。
* 柔軟な空間活用: 必要に応じて家具の配置を変えたり、遊び場や学習スペースを自由に確保できます。

間仕切りなし1LDKのデメリット

* プライバシーの確保が難しい: お子様が成長し、学習や睡眠のためのプライベート空間が必要になった際に、確保が困難になります。
* 生活音の問題: 寝ているお子様のそばで、大人たちが自由に過ごすことが難しくなる可能性があります。
* 収納スペースの確保: 収納が十分にあるとはいえ、家族の人数が増えると、収納スペースが不足する可能性も考慮する必要があります。

可動式間仕切り設置のメリット

* 将来的な子供部屋確保: 必要に応じて間仕切りを設置することで、子供にプライベート空間を提供できます。
* フレキシブルな空間: 必要ない時は収納できるので、広々とした空間を維持できます。
* リフォーム費用を抑えられる可能性: 新築時に設置するよりも、リフォームでの設置の方が費用を抑えられる可能性があります。

可動式間仕切り設置のデメリット

* 初期費用: 新築時に設置する場合は、費用がかかります。
* 可動式の機能性: マジキロウのような可動式間仕切りは、完全に密閉できるものではありません。防音性やプライバシーの確保には限界があります。
* 設置場所の制限: 設置できる場所が限られる可能性があります。

67平米1LDKでの子育て:小学生まで1人

67平米の1LDKで小学生までのお子さん1人と暮らすことは、十分可能かどうかは、ご家族の生活スタイルや価値観によって異なります。

可能にするための工夫

* 家具の配置: 子供の遊び場や学習スペースを確保するために、家具の配置を工夫しましょう。ローテーブルやソファベッドなど、スペースを有効活用できる家具を選ぶのも良いでしょう。
* 収納: 収納スペースを最大限に活用し、おもちゃや子供の物を整理整頓しましょう。
* ゾーニング: リビングの一角に、子供の遊び場や学習スペースを作るなど、ゾーニングを工夫することで、ある程度のプライバシーを確保できます。
* コミュニケーション: 子供と十分にコミュニケーションを取り、子供の気持ちを理解することで、狭い空間でも快適に暮らすことができます。

無理だと感じる可能性

* プライバシーの不足: 子供が成長するにつれ、学習や睡眠のためのプライベート空間が必要になります。1LDKでは、十分なプライバシーを確保することが難しい場合があります。
* 生活音の問題: 子供の遊び声や生活音が、大人の生活を妨げる可能性があります。
* 収納不足: 子供の物が増えることで、収納スペースが不足する可能性があります。

間仕切り壁設置費用

リフォームで可動式間仕切りを設置する場合の費用は、使用する素材や施工方法、間仕切りのサイズなどによって大きく異なります。 マジキロウのような製品の場合、一般的な費用は10万円~30万円程度と予想されますが、これはあくまで目安です。正確な費用を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼することが重要です。

費用を抑えるための工夫

* シンプルなデザイン: デザインが複雑なほど費用が高くなる傾向があります。シンプルなデザインを選ぶことで、費用を抑えることができます。
* DIY: 一部の作業をDIYで行うことで、費用を抑えることができます。ただし、専門的な知識や技術が必要な作業もありますので、注意が必要です。
* 業者選び: 複数の業者から見積もりを取り、価格を比較検討しましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、67平米のマンションで、新婚生活から小学生のお子さん1人までを1LDKで過ごすことは、工夫次第で十分可能です。しかし、お子さんの成長や生活スタイルの変化に合わせて、柔軟に対応できるよう、家具の配置や収納方法などを工夫することが重要です。

可動式間仕切りは、空間をフレキシブルに使えるという点で魅力的ですが、防音性やプライバシーの確保には限界があります。将来的に子供部屋が必要になった場合、完全な個室を確保したいのであれば、リフォームによる壁の設置を検討する必要があるかもしれません。

まとめ

67平米の2LDKを1LDKに変更し、間仕切り壁の設置を検討する際には、ご自身の生活スタイルや将来的なプランを考慮し、メリット・デメリットを比較検討することが重要です。 間仕切りなしの1LDKで暮らすことにも、工夫次第で十分対応できる可能性があります。 費用や機能性、将来的な使い勝手を総合的に判断し、最適な選択をしてください。

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