新築マンションの結露とカビ対策:風の侵入と無料引っ越しは可能?

新築の賃貸マンションに2月に引っ越してきたのですが、ベランダの窓の内側にカビが生えました。しかも窓を全部閉めているのに部屋の中に風が吹いてとても寒いです。違うマンションに無料で引っ越せたりできますか?普段カーテンを閉めっぱなしにしておいて今日久し振りに開けたら窓が露みたいのでビショビショになっていて、その下のフローリングにカビが生えてました。部屋の風は換気扇とか浴室乾燥機を使うとどこからともなく吹いてきます。それを使うとビショビショになったベランダの窓からピューって風の音がして眠れません。こんな状況です。

新築マンションなのに結露とカビが発生?その原因と対策

新築マンションで結露とカビが発生し、さらに窓からの風の侵入で寒さを感じているとのこと、大変お困りのことと思います。2月という寒い時期に引っ越されたこと、カーテンを閉めっぱなしにしていたことなどから、結露が発生しやすい状況だったと考えられます。まずは、原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。

結露とカビ発生の原因

* 室内の湿度が高い: 2月は空気が乾燥しているイメージがありますが、室内では調理や洗濯、呼吸などによって湿気が発生します。特に、換気が不十分な場合、湿気がこもりやすくなります。
* 窓の断熱性能が低い: 新築とはいえ、窓の断熱性能が低いと、室温と外気温の差によって結露が発生しやすくなります。特に、アルミサッシは断熱性能が低い傾向があります。
* 窓周りの隙間: 窓枠と壁の間に隙間があると、外気が侵入し、結露やカビの原因となります。また、この隙間から風が入り込むことも考えられます。
* 換気不足: 換気が不十分な場合、湿気がこもり、結露やカビが発生しやすくなります。

風の侵入の原因

* 窓枠の隙間: 窓枠と壁の間に隙間がある場合、外気が侵入します。
* サッシの不具合: サッシの調整不良や破損によって隙間が生じ、風が侵入する可能性があります。
* 建物の構造上の問題: 建物の構造に問題があり、風が侵入しやすい場合もあります。

具体的な対策と改善策

これらの原因を踏まえ、具体的な対策を講じましょう。

結露対策

* 換気を徹底する: 定期的な換気は、室内の湿気を排出する上で最も効果的な方法です。窓を開けて換気するだけでなく、24時間換気システムを適切に活用しましょう。
* 除湿機を使用する: 除湿機を使用することで、室内の湿度をコントロールできます。特に、洗濯物を室内干しする場合は、除湿機を併用すると効果的です。
* 窓の断熱対策: 窓に断熱シートやカーテンなどを設置することで、結露を抑制できます。厚手のカーテンや断熱効果の高いカーテンを選ぶことが重要です。
* カビの除去と予防: カビが生えた箇所は、適切な洗剤とブラシで丁寧に除去しましょう。その後、カビ防止剤を塗布することで、再発を防ぎます。
* 湿度計の設置: 室内の湿度を常に把握するために、湿度計を設置しましょう。湿度が60%を超える場合は、換気や除湿を行う必要があります。

風の侵入対策

* 窓枠の隙間を埋める: 窓枠と壁の間に隙間がある場合は、パッキンやコーキング材を使って隙間を埋めます。ホームセンターなどで手軽に購入できます。
* サッシの調整: サッシの調整が必要な場合は、専門業者に依頼しましょう。
* 窓の気密性を高める: 窓の気密性を高めるために、窓に専用のテープなどを貼ることも有効です。
* ドラフトストッパーを使用する: 窓と床の間にドラフトストッパーを設置することで、風の侵入を防ぎます。

専門家への相談

上記の対策を行っても改善が見られない場合は、管理会社や不動産会社、または建築業者に相談しましょう。建物の構造的な問題や、より高度な対策が必要な場合があります。

無料引っ越しは可能?

賃貸契約において、無料での引っ越しは、契約内容や状況によって異なります。今回のケースでは、結露やカビ、風の侵入といった居住に支障をきたす問題があるため、管理会社に状況を説明し、修繕や代替住居への移転を依頼することが重要です。

法律上、居住に適さない状態であれば、借主は修繕を請求できます。管理会社が修繕を拒否したり、適切な対応をしない場合は、弁護士などに相談することも検討しましょう。ただし、無料での引っ越しが認められるかは、個々の状況や契約内容によって判断されるため、必ずしも保証されるものではありません。

まとめ:快適な住環境を取り戻すために

新築マンションであっても、結露やカビ、風の侵入といった問題は発生する可能性があります。適切な対策を行うことで、快適な住環境を取り戻せる可能性が高いです。まずは、原因を特定し、上記の対策を一つずつ実践してみてください。それでも改善が見られない場合は、管理会社や専門家に相談することをお勧めします。 早めの対応が、快適な生活を送るための鍵となります。

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