新築マンションの眺望問題!看板で景色が見えない場合の対処法

kenanami3150様 恐れ入りますが、質問がございます。新築マンションを購入予定で契約をし手付けを入れました。 検討の際に営業の方から「9階以上は隣の建物が抜けるため、眺望がきれい」と説明があり、9階にしました。 内覧で確認をすると、リビングの目の前が看板であり全く景色が見えない。という事がわかりました。 この場合、異議申し立てが可能でしょうか?また、異議申し立てをしても落とし所がわからず困っています。非常に残念な思いでいっぱいですが、どうしたら良いかアドバイスを頂けないでしょうか。

マンションの眺望に関するトラブル:契約時の説明と現実のギャップ

新築マンションを購入する際、眺望は重要な検討事項の一つです。特に高層階は、開放感や景観の良さから人気が高い傾向にあります。しかし、契約時に営業担当者から伝えられた情報と、実際の状況に大きな違いがあった場合、購入者にとって大きな失望につながります。kenanami3150様の場合、営業担当者から「9階以上は隣の建物が抜けるため、眺望がきれい」と説明を受け、9階を購入されたにも関わらず、リビングの目の前に看板があり、全く景色が見えないという事態に直面されています。これは、契約内容と現実の状況に大きな乖離があるため、異議申し立てを検討されるのも当然と言えるでしょう。

異議申し立ての可能性と具体的な手順

まず、異議申し立ては可能です。契約時に営業担当者から説明された眺望に関する情報が、事実と大きく異なっていることが、客観的に証明できれば、契約解除や損害賠償請求といった対応が考えられます。

1. 証拠の収集

異議申し立てを行うためには、まず証拠を収集することが重要です。以下の証拠を集めることで、あなたの主張を裏付けることができます。

  • 契約書:契約書に眺望に関する記述があれば、それを確認しましょう。具体的な記載がない場合でも、営業担当者とのやり取りの内容が記載されている可能性があります。
  • パンフレットや広告:マンションのパンフレットや広告に、眺望に関する写真やイラスト、説明があれば、それらを証拠として提出できます。特に、眺望を強調した表現があれば有効です。
  • 営業担当者とのやり取り記録:メールや電話の記録、メモなど、営業担当者とのやり取りを記録した資料があれば、それを証拠として提出しましょう。できれば、日付や時間、担当者の氏名などを明確に記載しておきましょう。
  • 写真や動画:リビングから見える景色を撮影した写真や動画は、現状を客観的に示す強力な証拠となります。複数枚、複数方向から撮影することで、より説得力が増します。
  • 専門家の意見:必要に応じて、不動産鑑定士などの専門家に現状を評価してもらい、意見書を作成してもらうことを検討しましょう。専門家の意見は、あなたの主張を裏付ける上で非常に有効です。

2. 証拠に基づいた交渉

証拠が集まったら、売主(不動産会社)に対して、書面で異議申し立てを行いましょう。その際、以下の点を明確に伝えましょう。

  • 契約時の説明と現実のギャップ:営業担当者から説明された眺望と、実際の状況の違いを具体的に説明します。
  • 損害の内容:眺望不良によって被った損害(精神的苦痛、資産価値の低下など)を具体的に記述します。
  • 解決策の提案:契約解除、損害賠償、あるいは価格の減額など、あなたが求める解決策を明確に提示します。

3. 必要に応じて弁護士に相談

交渉が難航する場合、または売主があなたの主張を受け入れない場合は、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、あなたの権利を擁護し、適切な法的措置をアドバイスしてくれます。

落とし所を見つけるためのポイント

異議申し立ては、必ずしも契約解除や多額の損害賠償につながるとは限りません。落とし所を見つけるためには、以下の点を考慮する必要があります。

  • 売主の対応:売主の対応によっては、交渉によって解決できる可能性もあります。誠意ある対応であれば、価格の減額や補償といった形で解決できるケースもあります。
  • あなたの状況:手付金の額、今後の生活計画、精神的な負担などを考慮し、最適な解決策を選択する必要があります。
  • 専門家のアドバイス:弁護士や不動産鑑定士などの専門家のアドバイスを参考に、最適な解決策を選択しましょう。

インテリアへの影響と対策

眺望の問題は、インテリアにも大きな影響を与えます。リビングの景色が見えないことで、部屋全体の雰囲気が暗くなったり、開放感が失われたりすることがあります。このような場合、インテリアで工夫することで、少しでも状況を改善することができます。

1. 明るい色の活用

グレーの壁や家具は、部屋を暗く見せる可能性があります。明るい色のカーテンやソファ、ラグなどを積極的に取り入れることで、部屋全体を明るく、開放的に見せることができます。例えば、アイボリーやベージュといった暖色系のカラーは、部屋に温かみを与え、視覚的に広く見せる効果があります。

2. 鏡の活用

鏡は、光を反射させる効果があり、部屋を明るく見せるのに役立ちます。リビングに大きな鏡を設置することで、景色がない分、光を反射させて空間を広げ、開放感を演出することができます。

3. 間接照明の活用

間接照明は、部屋全体を柔らかく照らし、リラックスできる雰囲気を演出します。間接照明を効果的に配置することで、暗い印象を軽減し、居心地の良い空間を作ることができます。

まとめ

新築マンションの眺望問題、非常に残念な状況ですが、諦めずに対応していくことが大切です。証拠をしっかり集め、冷静に交渉を進めることで、納得のいく解決策が見つかる可能性があります。必要に応じて専門家の力を借りながら、積極的に行動していきましょう。インテリアの工夫も、現状を改善する一つの手段です。明るい色や鏡、間接照明などを活用し、快適な空間を創造してください。

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