新築マンションの水回り防カビ・防汚コーティング:業者選びとクーリングオフについて徹底解説

【※急いでます!】新築マンション水回りの防カビ・防汚コーティングについて、これって騙されていますか!? 先日新築マンションの引き渡しを終えました。 その時部屋の設備の説明とともに 防カビ・防汚コーティングのオプションを勧められました。 オプション会の時は12~3万するとのことでやらなかったのですが、今なら従業員がいるため人件費がかからないし液は残ってても固まって使えなくなってしまうので半額くらいでやりますと言われお願いしてしまいました。 でも後から疑問点が出てきて騙されているのではと不安になりました。 ・入居者一斉引き渡しだったのですが、関係のない業者も紛れ込むことはできますか? 引き渡し時施工会社Aさんとエレベーターに乗る時さりげなく一緒にオプション業者Bさんも乗ってきたので関連会社かと思っていたのですが、帰ってから契約書を見ると施工会社でもオプション会を行った会社でもなく、まったく知らない会社名でした。 (今思えばですがAさんは「?」という顔をしていた気がしてBさんとやりとりは全くありませんでした。) ・Bさんが言っていることは本当ですか? Aさんはフローリングは固く絞れば水拭きも大丈夫だけどおすすめはしないとのこと。 Bさんは最近のマンションはホルムアルデヒドを抑えるためにカビやすい造りだからフローリングもクロスも水拭きだめ。でもコーティングの上からなら大丈夫。 またフローリングはこの広さ(73㎡)なら張替になると200万かかるからコーティングした方がいいとのこと。 (結局断りましたが) ・これって騙されていますか? 他にも金額提示時「オプション会の時はいくらだっけ」とこちらに言わせ「半額でやります」と正式な金額を把握していなかったり、パンフレットやチラシもなく結局何の薬液を使ったかも説明がなかったし、8割の世帯がやっていると言ったり、他の世帯も今やっていて液がなくなり次第終了と焦らせたり。 ・この場合も訪問販売としてクーリングオフの対象になりますか? また対象になる場合、既に施工済みなのですがどのような対応になると予測できますか? 元ヤンみたいな方だったので家に直接来るとなったら怖いし、また丸め込まれそうで不安です。 代金は1週間以内に振込で、まだ支払っていません。

新築マンションの防カビ・防汚コーティングに関する疑問点

新築マンションの引き渡し時に、防カビ・防汚コーティングのオプションを勧められ、契約されたとのことですが、いくつかの点で不安を感じられているようです。具体的には、業者の信頼性、コーティングの必要性、そしてクーリングオフの適用可能性についてです。一つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 関係のない業者が紛れ込む可能性

入居者一斉引き渡し時に、関係のない業者が紛れ込むことは十分に考えられます。施工会社Aさんとエレベーターで偶然一緒になったオプション業者Bさんが、実際には全く関係のない会社だったという事実からも、その可能性は高いと言えるでしょう。施工会社Aさんが「?」という顔をしていたという点も、A社がB社の行為を把握していなかった可能性を示唆しています。

2. コーティング業者の説明の信憑性

業者Bさんの説明には、いくつか疑問点があります。

フローリングの水拭きとカビ

最近のマンションはホルムアルデヒドを抑えるためにカビやすいというのは、必ずしも正しいとは言えません。建材の種類や施工状況、換気状況など、カビの発生には様々な要因が関係しています。水拭きができないという説明も、必ずしも正しいとは限りません。適切な方法で水拭きすれば問題ない場合もあります。ただし、頻繁な水拭きや、水分が残った状態を放置することはカビの発生リスクを高めるため、注意が必要です。

フローリング張替え費用

73㎡のフローリング張替え費用が200万円というのは、材料や施工方法によって大きく変動します。業者Bさんの提示した金額が妥当かどうかは、複数の業者から見積もりを取って比較検討する必要があります。

その他の不審な点

* **金額提示の曖昧性:** オプション会の価格を曖昧にした上で、半額という提示をするのは、消費者を惑わせる可能性があります。
* **パンフレットやチラシの不足:** コーティング剤の種類や成分、施工方法などが明示されていないのは、消費者の知る権利を侵害する可能性があります。
* **「8割の世帯がやっている」という発言:** これは、集団心理を利用したセールストークの可能性があります。
* **「液がなくなり次第終了」という焦燥感を与える発言:** これは、契約を急がせるためのセールストークです。

これらの点から、業者Bさんの説明には、客観的な根拠が乏しく、消費者を不安に陥れて契約を迫るためのセールストークが含まれている可能性が高いと考えられます。

3. 騙されている可能性とクーリングオフ

業者Bさんの行為は、訪問販売に該当する可能性があります。訪問販売法では、クーリングオフ制度が設けられています。クーリングオフとは、契約後一定期間内であれば、無条件で契約を解除できる制度です。

訪問販売に該当する条件

訪問販売に該当するかどうかは、以下の条件を満たしているかどうかで判断されます。

* **勧誘場所:** 消費者の自宅や事業所以外で契約を締結した場合、訪問販売には該当しません。しかし、今回のケースでは、マンションの引き渡し現場で契約を締結した可能性があり、訪問販売に該当する可能性があります。
* **契約締結の時期:** 契約締結の時期が、消費者の日常生活に支障をきたす時間帯であったかどうかが重要になります。
* **勧誘方法:** 強引な勧誘や、不当な高圧的な態度で契約を迫られた場合、訪問販売に該当する可能性が高まります。

今回のケースでは、業者Bさんの説明に不審な点が多く、強引な勧誘があった可能性も考えられます。そのため、訪問販売に該当する可能性は高いと言えます。

クーリングオフの適用と手続き

もし訪問販売に該当する場合、クーリングオフを行うことができます。クーリングオフの期間は、契約締結後8日間です。既に施工済みであっても、クーリングオフによって契約を解除し、代金の返還を求めることができます。ただし、既に施工済みの部分については、業者に施工費用の一部を支払う必要が生じる可能性があります。

クーリングオフの手続きは、書面で業者に通知する必要があります。書面には、契約日、契約内容、クーリングオフの意思表示を明確に記載する必要があります。

4. 専門家への相談

不安な場合は、消費生活センターや弁護士などに相談することをお勧めします。消費生活センターでは、無料で相談に乗ってもらい、適切なアドバイスを受けることができます。弁護士に相談する場合には、費用が発生しますが、より専門的なアドバイスを受けることができます。

5. 今後の対応

* まずは、契約書をよく確認し、契約内容をしっかりと理解しましょう。
* 業者Bさんに、コーティング剤の種類、成分、施工方法などを改めて説明を求めましょう。
* 複数の業者から見積もりを取り、価格や施工内容を比較検討しましょう。
* クーリングオフの適用可能性について、消費生活センターや弁護士に相談しましょう。
* 代金の支払いは、クーリングオフの可否が確定するまで行わないようにしましょう。

まとめ

新築マンションの防カビ・防汚コーティングは、必ずしも必要ではありません。業者選びには慎重になり、契約前に十分な情報収集と検討を行いましょう。不安な点があれば、専門家に相談することをお勧めします。

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