新築マンションの換気扇掃除とフィルター交換:業者訪問と適切な頻度について

最近引っ越しました。で、昨日の夜に取り付けている換気扇の使い方の説明をしないといけないと業者が訪ねてきました。大屋さんが頼んだ業者の人かと思い部屋に入れました。 初めは換気扇の掃除の仕方を説明されました。換気扇は油を吸うから虫にとっていい臭いが外に出るので換気扇から虫が入ってくるし、そのままにしておくと油がたれてくる。だから二週間に一回は全部外して掃除して、と。 それが面倒なら業者を頼んで、でも高いけどね、と言われました。 最後にフィルターを出してきてこれは分厚くて水蒸気しか通さないから2ヶ月に1回、掃除無し1分の付け替えで大丈夫です、とフィルターをすすめてきました。百均で買ったフィルターをつけてましたが、これじゃ意味無いと言われました。 このマンションの他の人はほとんどした、フィルター大中小とあるけど、どれにする?と買う事前提で聞かれたのでびっくりして値段を聞いたら2年分で2万くらいでした。 いくらなんでも高すぎると思ったので、考えますと言って帰ってもらいました。 長くなりましたが、これって怪しいですよね? あと実際のところ換気扇の掃除ってどのくらいの頻度でどこまでしないといけないんですか?業者の話聞いてると換気扇の回ってるところまでちゃんと掃除しないと換気扇の奥で虫が死んでたり油が落ちてくると言われて気持ち悪くなって… ちなみに新築です。

訪問業者の対応について:怪しさの検証

新築マンションへの訪問業者による換気扇掃除と高額なフィルター販売の勧誘について、ご不安を感じられるのも当然です。今回のケースは、いくつかの点で不審な点が見られます。

  • 訪問のタイミング:新築マンションの入居直後というタイミングでの訪問は、事前に連絡がない限り不自然です。大工さんや管理会社からの紹介があったとしても、夜間の訪問は一般的ではありません。
  • 高額なフィルター:2年分で2万円というフィルターの価格は、一般的に考えられる価格帯を大きく上回っています。百均のフィルターを否定する理由も、具体的な根拠が示されていません。
  • セールス手法:「マンションの他の人はほとんどしている」という発言は、事実確認ができません。また、フィルターのサイズを尋ね、購入を前提とした会話も、強引なセールス手法と言えるでしょう。
  • 換気扇掃除の必要性:新築マンションの場合、換気扇の汚れはそれほど酷くありません。二週間に一度の完全分解掃除は、過剰な頻度と言えるでしょう。

これらの点から、今回の業者の対応には、不審な点が多く、契約を急がせる意図が感じられます。 安易に契約せず、冷静な判断をすることが重要です。

換気扇の掃除頻度と方法:適切なメンテナンス

換気扇の掃除頻度は、使用頻度や設置場所、調理内容によって異なります。新築マンションの場合、初期段階では汚れも少ないため、頻度は低くても構いません。しかし、適切なメンテナンスは、換気扇の寿命を延ばし、火災予防にも繋がります。

換気扇の種類による掃除頻度の違い

換気扇には、プロペラファン式、シロッコファン式など様々な種類があります。それぞれの構造によって掃除の頻度や方法は異なります。

  • プロペラファン式:比較的シンプルな構造で、掃除が容易です。月に一度程度の清掃で十分な場合が多いです。
  • シロッコファン式:羽根が複雑な形状をしているため、油汚れがこびりつきやすいです。2~3ヶ月に一度は分解して清掃する必要があります。

換気扇の掃除方法

換気扇の掃除は、以下の手順で行いましょう。

  1. 電源を切る:必ずコンセントを抜いて、電源を完全に切ってから作業を始めましょう。
  2. カバーを外す:換気扇のカバーを外します。機種によって外し方は異なりますので、取扱説明書をよく確認しましょう。
  3. 汚れを落とす:油汚れは中性洗剤とぬるま湯で丁寧に落とします。頑固な汚れには、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤が有効です。ブラシや歯ブラシなどを使って、細かい部分まで丁寧に掃除しましょう。
  4. 乾燥させる:水気を完全に拭き取り、十分に乾燥させてから元に戻します。
  5. フィルターの清掃または交換:フィルターは、月に一度程度清掃するか、2~3ヶ月に一度交換しましょう。百均のフィルターは、耐久性や吸着力に劣る可能性があるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことをお勧めします。

換気扇の奥の掃除について

換気扇の奥まで掃除をするのは、専門知識と技術が必要です。無理に分解して掃除しようとすると、故障の原因となる可能性があります。換気扇の奥に虫が死んでいる、油が落ちているといった状態は、放置すると故障や火災の原因となる可能性があります。 心配な場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。ただし、業者選びは慎重に行いましょう。複数の業者に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較検討することが大切です。

フィルター選びのポイント:適切な製品を選ぶ

換気扇フィルターを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 素材:耐久性があり、油汚れをしっかり吸着する素材を選びましょう。不織布や金属製のフィルターが一般的です。
  • サイズ:自分の換気扇に合ったサイズを選びましょう。サイズが合わないと、フィルターの効果が十分に発揮されません。
  • 価格:価格だけで判断せず、品質や耐久性も考慮しましょう。安価なフィルターは、頻繁な交換が必要となる場合があります。
  • メーカー:信頼できるメーカーの製品を選びましょう。メーカーによっては、保証期間が設定されている場合もあります。

まとめ

今回の業者の対応は、不審な点が多く、契約を急がせる意図が見られました。高額なフィルター販売や不適切な掃除頻度の勧誘には注意しましょう。換気扇の掃除は、適切な頻度と方法で行うことで、安全で快適な生活を送ることができます。不明な点があれば、管理会社や専門業者に相談することをお勧めします。

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