新築マンションの売れ残り部屋は?1階角部屋と中部屋の売れ行きは?

新築マンションの売れ残りはどこの部屋?分譲直後に高層階や角部屋が売れ、少しずつ他の部屋も売れますよね。でも大人気でない限り、普通のマンションは売れ残りが出ると思います。僕は事情で敢えて最初から1階の部屋を買いたいと思っています。分譲後しばらくたってから申し込んでも1階の部屋は空いていると思いますか?それとも1階は逆に売れやすいものですか?(すぐ売れてしまうなら急いで分譲直後に買いたいし、売れ残るなら大幅な値引きを期待して待っていたいんです)できたら1階角部屋・1階中部屋で違えば教えてください。

新築マンションの売れ残り傾向と1階住戸の動向

新築マンションの売れ行きは、立地条件や価格、マンション自体の魅力だけでなく、部屋のタイプによっても大きく異なります。一般的に、分譲開始直後は日当たりや眺望が良い高層階、プライバシー性の高い角部屋が人気で早く売れていきます。しかし、すべての部屋がすぐに売れるわけではなく、残ってしまう部屋も出てきます。その「売れ残り」はどのタイプの部屋が多いのでしょうか?そして、質問者様が希望されている1階住戸は、売れやすいのか、それとも売れ残りやすいのか、詳しく見ていきましょう。

1階住戸の売れやすさ:角部屋と中部屋の違い

1階住戸は、他の階層と比べて売れ行きが異なる傾向があります。大きく分けて「角部屋」と「中部屋」の2種類があり、それぞれに特徴があります。

1階角部屋:売れ行きは?

1階角部屋は、意外にも人気が高い傾向があります。その理由は以下の通りです。

  • 広々としたバルコニーや庭:多くの1階角部屋には、他の階層よりも広いバルコニーや専用庭が設置されています。ペットを飼う方やガーデニングを楽しみたい方にとって魅力的なポイントです。
  • プライバシーの確保:角部屋であるため、隣接する部屋が少なく、プライバシーが比較的確保しやすいです。特に、1階は人の往来が多い場所ですが、角部屋であれば、視線や音の面で多少なりとも軽減されます。
  • 生活動線の良さ:玄関から各部屋へのアクセスがスムーズで、生活動線が良好です。ベビーカーや車いすを使用する方にも優しい設計です。
  • 収納スペースの広さ:角部屋は、中部屋と比較して収納スペースが広い場合が多いです。

ただし、防犯面への懸念から敬遠する人もいるため、マンションのセキュリティシステムや周辺環境によって売れ行きは大きく変わります。

1階中部屋:売れ行きは?

一方、1階中部屋は、売れ残りやすい傾向があります。

  • プライバシーの懸念:窓から直接道路や他の住戸に視線が入りやすく、プライバシーが確保しにくい点がデメリットです。
  • 防犯上の不安:1階であるため、泥棒などの侵入リスクが高く、防犯対策がしっかりしていないと不安に感じる人が多いです。
  • 日当たりや眺望の悪さ:高層階に比べて日当たりや眺望が悪く、開放感が少ない点が敬遠される理由の一つです。

しかし、価格が比較的安いというメリットがあるため、予算を抑えたい方にとっては魅力的な選択肢となります。

1階住戸購入における注意点

1階住戸を購入する際には、以下の点に注意しましょう。

防犯対策

1階は防犯対策が非常に重要です。窓やドアに防犯フィルムを貼ったり、防犯カメラを設置したり、セキュリティシステムを導入するなど、万全の対策を講じることが必要です。

騒音問題

道路からの騒音や、近隣住民からの騒音など、騒音問題に悩まされる可能性があります。マンションの防音性能や周辺環境を事前に確認することが重要です。

湿気対策

1階は湿気がこもりやすい傾向があります。換気をしっかり行うことや、除湿機を使用するなど、湿気対策をしっかりと行う必要があります。

専門家(不動産会社)の意見

不動産会社に話を聞くと、1階住戸の売れ行きは、マンションの立地や周辺環境、マンション自体の魅力、そして価格設定によって大きく左右されると言われています。

「人気エリアのマンションであれば、1階角部屋でもすぐに売れてしまうケースもあります。逆に、立地条件が悪かったり、マンションの設備が古かったりすると、1階住戸は売れ残りが多くなる傾向があります。」と、ある不動産会社担当者は話していました。

まとめ:売れ残りを見極め、賢く購入しよう

1階住戸、特に中部屋は売れ残る可能性が高いですが、角部屋は意外にも人気があります。しかし、最終的な売れ行きは、マンションの立地や価格、設備、そして周辺環境など、様々な要因によって左右されます。

大幅な値引きを期待して待つのも一つの戦略ですが、希望する部屋が本当に売れ残るかどうかは、確実ではありません。 焦らず、複数の物件を見学し、じっくりと検討することが重要です。不動産会社に相談し、周辺の相場や売れ残り傾向などを詳しく確認することも有効です。

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