新築マンションの壁紙が浮いてきた!原因とDIY修復方法

部屋の壁紙なんですが・・・。新築のマンションに入居して2年目なんですが部屋の壁紙の一部に空気が入った様な感じでボコボコと浮いてきました。2月に新築されたマンションです。先週くらいから少しずつ石油ストーブを使用しています。去年の今頃も、この時期からストーブを使用していましたが壁紙はこんな風になりませんでした。こんな風になった原因は何でしょうか?換気が悪いからですか?結露ですか?また、自分で修復する事はできますか?もし出来るのであれば修復の仕方を教えてください。このままだと退去する時に修繕費をとられるのではないかと心配で・・・。どなたかアドバイスをお願いします。

新築マンションの壁紙が浮いてきた原因

新築マンションの壁紙が浮いてくる原因はいくつか考えられます。質問者様のケースでは、石油ストーブの使用開始と時期的な関連性から、室内の温度変化と湿度変化が大きな要因と考えられます。

1. 温度変化による壁紙の伸縮

壁紙は温度変化によって伸縮します。特に石油ストーブを使用する際は、局所的に高温になり、その部分の壁紙が膨張します。一方、部屋の他の部分は温度が低く、壁紙の伸縮に差が生じます。この伸縮の差が、壁紙の浮きにつながるのです。去年の冬はストーブの使用頻度や室温管理が異なっていたため、問題が発生しなかった可能性があります。

2. 湿度変化による壁紙の吸湿

石油ストーブを使用すると、室内の空気が乾燥します。しかし、窓ガラスや壁など、冷たい部分には結露が発生しやすくなります。この結露が壁紙の裏側に浸透し、壁紙が吸湿することで、壁紙が膨張し、浮き上がる原因となります。特に、外壁に接する部分や窓枠周辺は要注意です。

3. 換気不足

換気不足も壁紙の浮きの原因となります。換気が悪いと、室内の湿気がこもり、結露が発生しやすくなります。また、石油ストーブを使用する際は、十分な換気を行うことが重要です。換気が不十分な場合、燃焼によって発生する水分が壁紙に影響を与える可能性もあります。

4. 施工不良

稀ではありますが、壁紙の施工不良も原因の一つとして考えられます。壁紙の貼り付けが不十分であったり、下地処理が適切に行われていなかったりすると、壁紙が浮きやすくなります。新築マンションとはいえ、施工ミスは完全に排除できないため、可能性としては低いものの考慮が必要です。

壁紙の浮きのDIY修復方法

壁紙の浮きが軽度であれば、ご自身で修復できる可能性があります。ただし、完全に修復できない場合や、状況が悪化する可能性もあるため、まずは小さな範囲で試してみることをおすすめします。

1. 準備するもの

* ヘラ(プラスチック製がおすすめ)
* 壁紙の糊(壁紙の種類に合った糊を使用)
* スポンジ
* 布
* ハケ

2. 修復手順

1. 浮いている壁紙を剥がす:ヘラを使って、浮いている壁紙を優しく剥がします。壁紙が破れないように注意しながら、少しずつ剥がしていきます。
2. 下地を確認する:壁紙を剥がした下地を確認します。汚れや剥がれがあれば、きれいに拭き取るか、補修します。
3. 糊を塗布する:壁紙の裏側に、壁紙の糊を薄く均一に塗布します。糊の量が多すぎると、壁紙がふくらんでしまうため注意が必要です。
4. 壁紙を貼り付ける:糊を塗布した壁紙を、元の位置に丁寧に貼り付けます。ヘラを使って、空気を抜きながらしっかりと貼り付けます。
5. 乾燥させる:貼り付けた壁紙を完全に乾燥させます。乾燥中に壁紙が剥がれてしまわないように、重しなどを置いて固定しておくと安心です。
6. 仕上げ:乾燥後、壁紙の表面を軽く拭いて仕上げます。

3. 修復できない場合

上記の方法で修復できない場合、または広い範囲で壁紙が浮いている場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。DIYで無理に修復しようとすると、かえって状況が悪化したり、修繕費用が高額になる可能性があります。

専門家の視点:壁紙の浮きを予防するには?

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「壁紙の浮きを予防するには、室温と湿度の管理が非常に重要です。石油ストーブを使用する際は、こまめな換気を行い、加湿器などで適切な湿度を保つことが大切です。また、窓際に断熱カーテンなどを設置することで、結露の発生を抑制できます。」とのことです。

退去時の修繕費用について

壁紙の浮きが、居住者の故意または過失によるものと判断された場合、退去時に修繕費用を請求される可能性があります。しかし、今回のケースのように、石油ストーブの使用開始と時期的な関連性がある場合は、居住者の過失とは判断されない可能性も高いです。管理会社や大家に相談し、状況を説明することが重要です。写真や動画で現状を記録しておくことも有効です。

まとめ

新築マンションの壁紙が浮いてきた原因は、温度変化、湿度変化、換気不足などが考えられます。軽度の場合はDIYで修復できますが、広い範囲や修復できない場合は専門業者に依頼しましょう。予防策として、室温と湿度の管理、こまめな換気、断熱対策などを心がけましょう。退去時の修繕費用については、管理会社や大家に相談することが大切です。

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