新築マンションの内覧会で発見!天井の梁や出っ張りへの対処法と交渉術

新築マンションの内覧会に行ってきました。そこで納得いかない点があったので、詳しい方お教え下さい。「洋室」と図面上に表記された一室なんですが、部屋の真ん中を50cm弱出っ張った「張り」が横断してました。もの凄い圧迫感です。照明用の電源も張りを挟んで2か所ありますが、シーリングでは「張り」の陰で暗くなりそうですし、ペンダントタイプだと器具自体が低く下がってくるので、更に圧迫感が増し部屋が狭く感じる事になります。今まで図面を見ながら売主と話した事はありましたが、「張り」のラインの説明だけで、こんなに飛び出しているとは・・・。昨年末にオプションの説明の際には、各部屋の高さも先方は把握していたのに一切説明もなく腹立たしい限りです。玄関も同じ様に天井が低く、モデルルームとは比べ物にならず、入ったとたん「あれ?」と違和感を感じました。正直、満額は払いたくないし、泣き寝入りも嫌です。交渉の余地はあるのでしょうか?もしあれば交渉の仕方をお教え下さい。知識の乏しい私たちですが、よろしくお願い致します。補足sazasume さん 早々のお返事ありがとうございます。>各部の天井の高さ、梁のでっぱりなどは図面に出ている筈です。頂いてる図面には「幅・奥行き」の数字だけで「高さ」の数字はどの資料にも見当たらないのですが・・。

新築マンションの梁や出っ張り問題:図面との相違と交渉方法

新築マンションの内覧会で、図面と異なる梁や出っ張りによって、部屋の圧迫感を感じ、契約金額の交渉を検討されているとのこと。ご心配な気持ち、よく分かります。本記事では、この問題への対処法と、売主との交渉方法について詳しく解説します。

1. 問題点の明確化と証拠の確保

まず、問題点を具体的に整理し、証拠を確保しましょう。

  • 写真撮影:梁や出っ張りの大きさと位置、部屋全体の雰囲気、玄関の天井の低さなどを複数枚撮影します。特に、圧迫感を強調するアングルからの撮影が有効です。
  • 寸法測定:メジャーなどで梁や出っ張りの寸法を正確に測定し、記録します。玄関の天井高も測定しましょう。
  • 図面との比較:契約時に提示された図面と、現状を比較し、相違点を明確に示せるようにします。特に、梁や出っ張りの高さに関する記載がないか、注意深く確認しましょう。図面に記載がない場合、その点を強調することで交渉の有利な材料となります。
  • メールや契約書などの記録:売主とのやり取り(メール、契約書など)を保管し、説明不足や情報開示の不備を証明する材料として活用しましょう。

2. 専門家への相談

建築士や不動産鑑定士などの専門家に相談することも有効です。専門家は、図面と現状の相違点、問題の深刻度、適切な対応策について客観的な意見を提示してくれます。専門家の意見は、売主との交渉において強い味方になります。

3. 売主との交渉:具体的な交渉方法

証拠を揃えた上で、売主と交渉を行いましょう。交渉にあたっては、以下の点を意識しましょう。

  • 冷静かつ丁寧に:感情的にならず、冷静に事実を伝え、問題点を明確に説明しましょう。感情的な言葉遣いは、交渉を不利にする可能性があります。
  • 具体的な解決策を提示:単に「不満だ」と言うだけでなく、具体的な解決策を提示することで、交渉がスムーズに進みます。例えば、「梁の塗装変更」「間接照明の設置」「価格の減額」など、具体的な提案をしましょう。
  • 書面での交渉:口頭での約束は曖昧になりがちです。重要な事項は、書面で確認するようにしましょう。
  • 期限の設定:交渉期限を設定することで、売主にも対応を促す効果があります。ただし、期限の設定は、交渉の状況に応じて柔軟に変更する必要があるかもしれません。
  • 最終手段:交渉がまとまらない場合は、弁護士や不動産会社などに相談し、法的措置を検討することも可能です。

4. 照明計画の工夫

梁や出っ張りの影響を最小限に抑える照明計画も重要です。

  • 間接照明:梁の陰をうまく利用し、間接照明を効果的に配置することで、部屋全体を明るく、そして落ち着いた雰囲気にすることができます。ダウンライトと組み合わせることで、より立体的な空間演出も可能です。
  • スポットライト:梁の出っ張りを避け、必要な場所に光を当てるスポットライトも有効です。絵画や観葉植物などを照らすことで、視覚的なアクセントとなり、圧迫感を軽減する効果も期待できます。
  • シーリングファンライト:天井高が低い場合でも、シーリングファンライトは空間に広がりを与え、圧迫感を軽減する効果があります。風通しも良くなり、快適な空間を演出できます。

5. 家具配置の工夫

家具の配置にも工夫が必要です。

  • 低めの家具:天井が低い空間では、低めの家具を選ぶことで、圧迫感を軽減できます。ソファやベッドなどを低くすることで、空間の広がりを感じさせることができます。
  • 壁面収納:壁面収納を活用することで、床面積を広く確保し、空間を広く見せることができます。収納力もアップし、すっきりとした印象になります。
  • 鏡の活用:鏡を効果的に配置することで、空間を広く見せることができます。特に、梁のある場所に鏡を設置することで、視覚的な錯覚を利用して圧迫感を軽減できます。

6. 色の効果

部屋の色選びも重要です。ベージュやアイボリーなどの明るい色は、空間を広く見せる効果があります。一方、ダークブラウンなどの濃い色は、逆に空間を狭く見せる可能性があります。

まとめ

新築マンションの梁や出っ張り問題は、交渉次第で解決できる可能性があります。冷静に証拠を集め、専門家の意見を参考に、売主と粘り強く交渉しましょう。また、照明や家具の配置、色の効果などを工夫することで、圧迫感を軽減し、快適な住空間を実現することも可能です。

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