新築マンションの不具合?!壁の亀裂、フローリングの隙間、壁紙の剥がれ…その原因と対処法

マンションの不具合についてです。新築の分譲マンションを2年ほど前に購入しました。そろそろ無料補修の保証期限が切れるのですが、不具合がたくさんあって、みなさんにご意見伺いたいです。1、壁に亀裂 壁紙が裂け、下のボードも少し裂けているようです。幅1ミリ長さ50センチ。ちょうど南側の大きな窓の上の壁です。窓枠から天井まで裂けています。2、フローリングの床に裂け目 板と板との間が最大6ミリぐらい間があいてます。通常0.5ミリぐらいです。一部分だけで、長さ2.5メートル最大幅6ミリです。(裂けている間隔が狭い部分もあり) 3、壁紙と壁紙の隙間、めくれ のりがはがれたように壁紙がはがれてしまっている部分と、壁紙と壁紙の境が広くなってきている。上記三点、南側20畳のリビング。アフターサービスの方が見に来て、原因は乾燥だとのことですが、冬は2台の加湿器(ともに15畳用)を使用しています。子供もいないので、乱暴にあつかったり振動も少ないと思います。近くに幹線道路や線路などはありません。通常2年ぐらいで、マンションとはこのような状態になるのですか?また、何が原因なのでしょうか?他の部屋の状況はわからないので、先日理事長宛に「他の部屋の不具合があるかどうかアンケートをとり、マンションの耐久性などについて考えたい」と手紙を書いたところです。ここで回答いただければ、それもふまえて話し合いたいと思っています。よろしくお願いします。

新築マンションの気になる不具合:3つの問題点

新築マンションを購入後2年、無料補修保証期間が間近に迫る中、リビングに複数の不具合が発生しているとのこと。具体的には、壁の亀裂、フローリングの隙間、壁紙の剥がれの3点です。これらの不具合は、居住者にとって大きな不安材料となるでしょう。特に、南向きのリビングという点から、日射による影響も考えられます。

1.壁の亀裂:幅1mm、長さ50cmの亀裂

窓枠から天井まで伸びる幅1mm、長さ50cmの壁の亀裂は、見た目にも気になるだけでなく、建物の構造的な問題につながる可能性も否定できません。アフターサービスでは乾燥が原因とされていますが、2台の加湿器を使用しているにも関わらず亀裂が発生している点は疑問が残ります。

2.フローリングの隙間:最大6mmの開き

フローリングの板と板の間に最大6mmの隙間が生じているとのこと。通常0.5mm程度であることを考えると、かなり大きな隙間です。これは、床材の収縮や施工不良などが考えられます。

3.壁紙の剥がれと隙間:のりのはがれや境目の広がり

壁紙の剥がれや壁紙同士の境目の広がりは、乾燥や施工不良が原因として考えられますが、他の箇所との関連性も考慮する必要があります。例えば、壁の亀裂と関連している可能性も考えられます。

不具合の原因を探る:乾燥だけではない可能性

アフターサービス担当者からは乾燥が原因と説明されているようですが、加湿器を使用しているにもかかわらず不具合が発生していることから、乾燥だけが原因とは言い切れません。他の可能性として、以下の点が考えられます。

  • 施工不良:建物の建設段階での施工不良が原因である可能性があります。特に、壁や床の構造材の取り付けや仕上げに問題があった可能性があります。
  • 地盤沈下:建物の基礎部分の地盤沈下により、建物の構造に歪みが生じ、亀裂や隙間が発生している可能性があります。
  • 建材の欠陥:使用されている建材自体に欠陥があり、経年劣化によって不具合が発生している可能性があります。
  • 地震などの影響:過去に発生した地震などの影響で、建物の構造に微細な損傷が生じ、それが時間とともに顕在化している可能性も考えられます。
  • 日射による影響:南向きのリビングであることから、直射日光による建材の膨張・収縮が影響している可能性があります。特に、窓枠周辺は温度変化が大きいため、注意が必要です。

専門家の意見を聞き、適切な対応を

これらの不具合は、素人判断では原因特定が困難です。まずは、建築士や不動産鑑定士などの専門家に相談し、原因を特定してもらうことが重要です。専門家による調査で、施工不良や建材の欠陥が判明した場合、瑕疵担保責任を問うことができる可能性があります。

理事会へのアンケートと今後の対応

理事長宛に送付したアンケートは、非常に良い取り組みです。他の居住者にも同様の不具合があるかどうかを調査することで、マンション全体の構造的な問題である可能性を把握することができます。アンケートの結果を踏まえ、管理組合と話し合い、適切な対応策を検討しましょう。

具体的なアドバイス:

* 写真や動画で記録する:不具合箇所を写真や動画で詳細に記録しておきましょう。これは、今後の交渉や訴訟において重要な証拠となります。
* 専門家への相談:建築士や不動産鑑定士などの専門家に相談し、原因を特定してもらいましょう。費用はかかりますが、適切な対応策を立てるためには不可欠です。
* 管理組合との連携:管理組合と連携し、他の居住者へのアンケート調査や、専門家への調査依頼などを進めましょう。
* 記録を保管する:全てのやり取り(メール、手紙、写真、専門家の報告書など)を大切に保管しましょう。
* 保証期間を確認する:保証期間内であれば、無料で修理してもらえる可能性があります。保証内容をしっかり確認しましょう。
* 冷静に対処する:感情的にならず、冷静に事実を伝え、適切な対応を求めましょう。

まとめ

新築マンションで発生した不具合は、居住者にとって大きなストレスとなります。しかし、適切な対応を取ることで、問題を解決できる可能性があります。専門家の意見を聞き、管理組合と連携し、冷静に対処することで、安心安全な住環境を取り戻しましょう。

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