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新築マンションのフローリングとワックスがけ:本当に必要?
新築マンションへの引っ越し、おめでとうございます!初めてのマイホーム、特にフローリングのお手入れは気になりますよね。 オプションのフロアコーティングを断られたとのことですが、結論から言うと、新築マンションのフローリングにワックスがけは必ずしも必要ではありません。 内覧会で「ワックスはしてあります」と説明があった通り、多くの新築マンションでは、既に工場出荷時にUV塗装や特殊なコーティングが施されています。 これは、一般的なワックスとは異なり、耐久性が高く、傷や汚れからフローリングを守ってくれるものです。
質問者様がおっしゃる「マットな感じ」のフローリングは、このコーティングによるものであり、ピカピカと光沢のあるワックスとは異なる仕上げです。 光沢がないからといって、保護されていないわけではありません。
新築フローリングの現状とワックスがけのメリット・デメリット
現状把握:既存のコーティングを確認
まず、マンションの管理会社や不動産会社に、フローリングの種類や施されているコーティングについて改めて確認することをお勧めします。 資料やパンフレットがあれば、そちらを確認しましょう。 具体的なコーティングの種類が分かれば、そのコーティングの特性やお手入れ方法も理解できます。
ワックスがけのメリット
* 傷つきにくさ向上:ワックスは、表面に薄い保護膜を作るため、軽微な傷や擦り傷からフローリングを守ります。特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、効果的です。
* 汚れ防止効果:ワックス層が汚れの付着を防ぎ、掃除が容易になります。水こぼしなどの心配も軽減できます。
* 光沢感の向上:マットな仕上がりが好みでない場合は、ワックスで光沢を出すことができます。
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ワックスがけのデメリット
* 既存コーティングとの相性:既存のコーティングとワックスの相性が悪いと、かえってフローリングを傷める可能性があります。
* 手間と時間:ワックスがけは、下地処理から仕上げまで、時間と手間がかかります。
* 定期的なメンテナンス:ワックスは、徐々に剥がれていくため、定期的なメンテナンスが必要です。
* 費用:ワックスと道具の購入費用がかかります。
小さなお子さんを持つ家庭におけるフローリング保護対策
小さなお子さんを持つ家庭では、フローリングの保護が特に重要です。ワックスがけ以外にも、以下の対策が有効です。
- 滑り止めマットの活用:キッチンや廊下など、水や油がこぼれやすい場所には、滑り止めマットを敷くことで、転倒事故を防ぎ、フローリングへのダメージも軽減できます。
- 家具脚カバーの装着:テーブルや椅子の脚にカバーを付けることで、フローリングへの傷つきを防ぎます。
- こぼれた時の迅速な対応:万が一、水をこぼした場合には、すぐに拭き取ることで、シミや汚れを防ぎます。
- 定期的な掃除:日常的な掃除をこまめに行うことで、汚れが蓄積するのを防ぎます。
ワックスがけのタイミングと方法
もし、ワックスがけを行うと決めた場合、引っ越し作業前、つまり引っ越し2~3日前に行うのが理想的です。 引っ越し作業中は、どうしてもフローリングに傷がつきやすいため、ワックスがけを済ませておくことで、引っ越し後の美観を保ちやすくなります。
ワックスがけの手順(専門業者への依頼も検討)
1. 床の掃除:徹底的に掃除機をかけ、汚れを完全に除去します。
2. ワックスの選択:フローリングの種類に合ったワックスを選びます。 ホームセンターなどで相談しながら選びましょう。
3. ワックスの塗布:薄く均一に塗布します。 ムラにならないように注意しましょう。
4. 乾燥:ワックスの乾燥時間を守ります。
5. 仕上げ磨き:乾いたら、マイクロファイバークロスなどで丁寧に磨きます。
ただし、ワックスがけは専門知識と技術が必要な作業です。 自信がない場合は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。 業者に依頼すれば、フローリングの状態を的確に判断し、適切なワックスを選び、丁寧に施工してくれます。
まとめ:新築マンションのフローリングのお手入れ
新築マンションのフローリングは、既に十分な保護コーティングが施されている場合が多いです。 ワックスがけは必ずしも必要ではありませんが、お子さんの安全や汚れ防止のため、検討する価値はあります。 ただし、既存のコーティングとの相性や、作業の手間などを考慮し、必要に応じて専門業者に相談することをお勧めします。 大切なのは、フローリングの状態を正しく理解し、適切な方法でお手入れをすることです。