新築マンションのクローゼットから漂う謎の臭い…その原因と解決策

新築マンションに住んで6年になります。6年間ずっと悩んでいる事がクローゼットに入れている洋服や収納箱に入れている洋服がものすごく臭くなります。 新品の洋服も洗いたての洋服もすべてです。タオルなども同じです。 芳香剤入りの洗剤で洗濯しても洗って乾いた状態ではとてもいい香りがします。でもしばらく置いておくともう臭くて着れなく、また洗濯・・・という日々です。 置き型の芳香剤を入れておいても駄目なんです。 どなたかこの悩みの解決方法教えて頂けないでしょうか? ちなみにマンションは24時間換気で部屋に芳香剤を置いておいてもすぐに香りがなくなってしまいます。 これも何か関係しているのでしょうか? よろしくお願いします。補足ご回答ありがとうございます。 部屋に置いてある洋服も臭います・・・どんな臭いかと答えたいのですが言葉に出来ない臭いなのです。カビ臭い訳でなく・・・ちなみに今朝も寝室に置いてある洋服を着ようと思ったのですが、また臭くて・・・本当に悩んでいます。

クローゼットの臭いの原因究明:6年間の謎を解き明かす

6年間も続くクローゼットの臭い、本当に悩ましいですね。 新品の洋服や洗いたてのタオルまで臭ってしまうとのことですので、洗濯方法や洗剤の問題ではない可能性が高いです。 まずは、その原因をいくつか探っていきましょう。

考えられる原因1:湿気と通気性の悪さ

24時間換気システムがあるとはいえ、クローゼット内は密閉された空間であるため、湿気がこもりやすい環境です。 特に、マンションの場合、外壁からの結露や、収納物からの湿気などが原因で、クローゼット内部の湿度が高くなっている可能性があります。 湿気が原因で、衣類にカビが発生したり、雑菌が繁殖したりすることで、独特の嫌な臭いが発生するのです。 また、クローゼットの扉が密閉性が高すぎる場合も、通気が悪く、臭いがこもりやすくなります。

考えられる原因2:収納方法と収納密度

クローゼットに詰め込みすぎていると、空気が循環せず、湿気がこもりやすくなります。 洋服同士が密着していると、臭いの原因となる雑菌が繁殖しやすいため、十分な空間を確保することが重要です。 また、収納ケースを使用している場合、通気性の悪い素材のケースを使用している可能性があります。 通気性の良い素材のケースを使用したり、収納ケースを積み重ねすぎないように注意しましょう。

考えられる原因3:建材や家具からの臭い

新築マンションとはいえ、建材や家具から発生する揮発性有機化合物(VOC)が、長期間にわたって臭いの原因になっている可能性があります。 特に、接着剤や塗料などに含まれる化学物質は、時間をかけて徐々に揮発し、独特の臭いを発生させることがあります。 これは、芳香剤では消臭できないため、換気を徹底することが重要です。

考えられる原因4:衣類の素材

衣類の素材によっては、臭いを吸着しやすいものがあります。 例えば、化学繊維の衣類は、天然繊維の衣類に比べて臭いを吸着しやすい傾向があります。 また、汗をかきやすい素材の衣類も、臭いの原因となる雑菌が繁殖しやすいため注意が必要です。

クローゼットの臭い対策:具体的な解決策と実践方法

では、具体的な解決策と実践方法を見ていきましょう。

1. 徹底的な換気と乾燥

クローゼットの扉を定期的に開けて、十分な換気をしましょう。 除湿剤や乾燥剤を使用するのも効果的です。 クローゼット内の湿度を下げることが、臭い対策の第一歩です。 除湿機を使用するのも効果的です。 特に梅雨時期や、湿度の高い時期はこまめな換気と乾燥を心がけましょう。

2. 収納方法の見直し

* 衣類の整理整頓: 不要な衣類を処分し、クローゼットの中身を整理整頓しましょう。 衣類同士が密着しないように、十分な空間を確保することが重要です。
* 通気性の良い収納ケース: 通気性の良い素材の収納ケースを使用しましょう。 布製のケースや、通気口のあるプラスチックケースがおすすめです。 また、収納ケースを積み重ねすぎないように注意しましょう。
* 防虫剤と乾燥剤の併用: 防虫剤と一緒に、乾燥剤も入れることで、湿気を吸収し、臭いの発生を抑えることができます。 シリカゲルなどの乾燥剤がおすすめです。
* ハンガーの使用: ハンガーを使用することで、衣類同士が密着するのを防ぎ、通気性を確保することができます。 木製ハンガーは通気性が良いのでおすすめです。

3. 衣類の洗濯方法の見直し

* 洗剤の選択: 柔軟剤の使用を控え、無香料の洗剤を使用しましょう。 柔軟剤の香りが臭いと混ざり合い、より複雑な臭いを生む可能性があります。
* すすぎの回数: すすぎの回数を増やすことで、洗剤の残留物を完全に洗い流すことができます。
* 乾燥方法: 天日干しでしっかり乾燥させましょう。 日陰干しだと、湿気が残ってしまい、臭いの原因となる可能性があります。

4. クローゼット自体の対策

* クローゼット内の清掃: 定期的にクローゼット内を掃除機で清掃し、埃や汚れを取り除きましょう。 必要に応じて、除菌スプレーを使用するのも効果的です。
* 防カビ剤の使用: クローゼット内に防カビ剤を置いておくことで、カビの発生を防ぐことができます。
* 通気口の確認: クローゼットに換気口がある場合は、その通気口が塞がれていないか確認しましょう。 塞がれている場合は、通気口を開けて、換気を改善しましょう。

5. 専門家への相談

それでも臭いが改善しない場合は、専門家(害虫駆除業者、クリーニング業者など)に相談することをおすすめします。 原因が特定できない場合や、深刻な問題を抱えている可能性がある場合は、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

まとめ:クローゼットの臭い対策は総合的なアプローチが重要

クローゼットの臭い対策は、湿気対策、収納方法の見直し、洗濯方法の見直し、クローゼット自体の対策など、総合的なアプローチが重要です。 一つ一つの対策を丁寧に実践することで、クローゼットの臭い問題を解決できる可能性が高まります。 諦めずに、様々な方法を試してみてくださいね。

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