新築マンションのカップボード選び:流行に左右されない、長く愛せるデザインとは?

インテリアの流行り廃りについて質問です。現在、新築マンションにオーダーメイドのカップボードを検討しています。ただ、備え付けの予定なので、簡単に変えられない(備え付けでなくても、食器棚はそもそも長く使うものですが・・)ため、色や柄を悩んでます。今はインスタなどでも、モルタル柄や、大理石柄のようなもの、グレーやグレージュなどのニュアンスカラーの家具もすごく見かけますよね。とてもオシャレで、こういった色柄にしたいと考えていますが、20年・30年と、使うことを考えたら、やはり部屋のドアなどに合わせたウッド調(写真)や、ホワイトが流行り廃りなく、使えるんでしょうか。結局は、自分の好きなものを選べばいいのでしょうけど、やはり長く使うものなので、古臭い印象になるのが怖いです笑。オーダーメイドのキッチンルームの方曰く、ファッションはパリから。インテリアは、ミラノだったかな?から、流れてくるとのことで、今はモルタル柄選ぶ方多いですよ〜と言われて、流行りだと嫌だなと思いました。インテリアの流行り廃りに詳しい方、ご教授いただけたらと思います。

カップボード選びの悩み:流行と永続性のバランス

新築マンションのカップボードは、簡単に変更できないため、色や柄選びは重要な決断です。特にオーダーメイドの場合、後悔しない選択をするために、流行と永続性のバランスを考慮することが大切です。インスタグラムなどのSNSで目にするトレンドカラーやデザインは魅力的ですが、数年後も飽きずに使えるかどうか、じっくり考える必要があります。 今回は、カップボード選びにおける流行と、長く使えるデザインのポイントを解説します。

インテリアトレンドのサイクルと予測

インテリアトレンドは、ファッションと同様にサイクルがあります。しかし、ファッションほど短期間で変化するわけではなく、数年から10年単位で変化していくのが一般的です。 ミラノなどのデザイン都市から発信されるトレンドは、確かに存在しますが、それがすぐに日本中に広がるわけではありません。日本の住宅事情や文化、ライフスタイルも考慮すると、トレンドの取り入れ方は慎重に行う必要があります。

トレンドを参考にする際の注意点

* 表面的な流行にとらわれない: モルタル柄や大理石柄といったトレンドは、素材感を表現したデザインです。これらのデザイン自体がすぐに古くなるわけではありませんが、その表現方法や色使いは時代とともに変化します。例えば、グレー系も、数年前は濃いグレーが人気でしたが、最近はグレージュやライトグレーなど、より柔らかい色味が注目されています。 * ベースカラーの重要性: カップボードはキッチン空間の主役級の家具です。ベースカラーは、長く使うことを考えると、無難な色を選ぶことが重要です。ホワイトやベージュ、グレーなどは、どんなスタイルにも合わせやすく、時代を超えて愛される定番カラーです。 * 素材感の選択: 流行に左右されにくいのは、天然木や天然石などの自然素材です。これらの素材は、経年変化によって味わいを増し、長く使うほどに愛着がわきます。ただし、メンテナンスの容易さも考慮する必要があります。

長く使えるカップボードデザインのポイント

20年、30年と使い続けるカップボードを選ぶには、流行に左右されないデザインを選ぶことが重要です。以下に、長く使えるカップボードデザインのポイントをまとめました。

1. シンプルなデザインを選ぶ

装飾が少なく、シンプルなデザインのカップボードは、どんなインテリアスタイルにも合わせやすく、時代を超えて愛される可能性が高いです。流行のデザインを取り入れる場合は、ポイントとして部分的に取り入れるのがおすすめです。例えば、取っ手や脚のデザインにトレンドを取り入れるなどです。

2. 定番カラーを選ぶ

ホワイト、ベージュ、グレー、ブラウンなどの定番カラーは、どんなインテリアスタイルにも合わせやすく、飽きが来にくいでしょう。特に、キッチン全体の雰囲気と調和するカラーを選ぶことが重要です。

3. 素材感を重視する

天然木や天然石などの自然素材は、経年変化によって味わいを増し、長く使うほどに愛着がわきます。また、マットな質感の素材は、光沢のある素材よりも流行に左右されにくいです。

4. 機能性を重視する

収納力や使いやすさなど、機能性を重視することも大切です。使い勝手の良いカップボードは、長く愛用する上で大きなメリットとなります。

具体的なカップボードデザイン例

いくつか具体的なカップボードのデザイン例を挙げ、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

例1:ホワイトのシンプルなカップボード

メリット:どんなインテリアスタイルにも合わせやすく、清潔感があり、広く見えます。 デメリット:汚れが目立ちやすい場合があります。

例2:木目調のカップボード

メリット:温かみがあり、落ち着いた雰囲気になります。天然木の場合は経年変化を楽しめます。 デメリット:木の種類によっては、傷つきやすい場合があります。

例3:グレーのマットなカップボード

メリット:スタイリッシュで、モダンな雰囲気になります。汚れが目立ちにくく、メンテナンスがしやすいです。 デメリット:部屋の明るさによっては、暗く感じることがあります。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、カップボード選びについてアドバイスをいただきました。 「カップボードは、キッチン空間の印象を大きく左右する重要な家具です。流行に左右されず、長く使えるものを選ぶためには、まず自分のライフスタイルや好みをしっかりと把握することが大切です。そして、素材や色、デザインなどを総合的に考慮し、自分らしい空間を創造してください。もし迷う場合は、プロのインテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。」

まとめ:自分らしいスタイルを重視して

カップボード選びは、流行にとらわれすぎず、自分のライフスタイルや好みに合ったものを選ぶことが大切です。 今回ご紹介したポイントを参考に、20年、30年と使い続けられる、あなたにとって最高のカップボードを見つけてください。 そして、後悔しない選択をするために、複数のデザイン案を作成し、比較検討することをお勧めします。 完成イメージを事前にしっかりと確認することで、満足度の高いオーダーメイドカップボードを実現できるでしょう。

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