新築マンションのエアコンドレン配管から悪臭!原因と解決策、業者への対応

新築マンションに入りましたが、夜になると一部屋だけドブくさいにおいがして、その原因はエアコンドレン配管より、においが逆流して部屋がドブ臭くなったようです。解決策を教えてください。マンションは常に換気しているため、夜窓を閉め切るとエアコンのドレン配管より、悪臭が部屋に逆流してきているようです。昼間は窓を開けているので、ほとんどにおわなかった。(素人なのでここまでたどり着くまで1週間かかりました)ドレン配管はマンション建設時に設置されていたもので、5m以上あります。(近頃のマンションは初めからエアコンの配管が入ってるものが多いですね)これを解決する方法を教えてください。エアカットバルブを設置したら解決するでしょうか?また、新築マンションなのにドレン配管が臭う件は業者に文句を言って良いものでしょうか?アドバイスをお願いします。新築なのにスッキリしない。

新築マンションのエアコンドレン配管から悪臭が発生する原因

新築マンションでエアコンドレン配管から悪臭が発生する原因は、主に以下の3点が考えられます。

  • 排水管内の汚染:配管内に残留した工事中の汚れや、配管内の微生物の繁殖によるものです。特に、配管の勾配が不適切であったり、通気が悪いと、排水が滞留しやすく、悪臭の原因となります。
  • 排水トラップの不具合:ドレンホースには、悪臭の逆流を防ぐための排水トラップが設置されています。このトラップが劣化したり、適切に機能していないと、下水道の臭気が逆流してきます。
  • 配管の接続不良:配管の接続部分に隙間があると、そこから悪臭が侵入する可能性があります。特に、長尺の配管の場合、接続部の数が増えるため、接続不良のリスクが高まります。

ご質問の場合、夜間に窓を閉め切ると臭いが強くなることから、外部からの空気の流れが影響している可能性が高いです。昼間は窓を開けているため、自然換気によって臭気が薄まっていると考えられます。5m以上の長尺配管であることも、悪臭の原因を特定し、解決策を見つける上で重要な情報です。

エアコンドレン配管の悪臭対策:具体的な解決策

まず、ご自身でできる対策として、以下の3つの方法を試してみてください。

1. エアカットバルブの設置

ご質問にある通り、エアカットバルブの設置は有効な手段です。エアカットバルブは、ドレン配管内の空気を遮断し、下水道の臭気の逆流を防ぎます。ホームセンターなどで比較的安価に購入でき、DIYでも簡単に設置できます。効果が高いので、まず試してみることをおすすめします。

2. ドレンホースの洗浄

ドレンホース内部に汚れや微生物が付着している可能性があります。市販のドレン洗浄剤を使用するか、高圧洗浄機で洗浄することで、臭いの原因を除去できます。洗浄剤を使用する場合は、必ず製品の説明書をよく読んでから使用してください。

3. 配管の通気性の改善

ドレン配管の通気が悪いと、排水が滞留しやすくなります。配管の勾配を確認し、必要に応じて修正しましょう。また、配管の通気を改善するために、通気管を設置することも有効です。ただし、これは専門業者に依頼する必要がある場合があります。

業者への連絡と対応

これらの対策を試しても臭いが改善しない場合は、管理会社または施工業者に連絡し、状況を説明することが重要です。新築マンションでこのような問題が発生していることは、明らかに瑕疵(かし)に該当する可能性があります。

業者への連絡方法

* 電話またはメールで、問題発生の状況(臭いの発生場所、時間帯、状況など)を具体的に説明します。
* 写真や動画で状況を記録しておくと、業者への説明がスムーズになります。
* 具体的な改善策を提案し、対応を依頼します。

業者への対応について

業者によっては、対応に時間がかかったり、原因究明に難色を示す場合もあるかもしれません。しかし、新築マンションで発生している問題であることを強調し、迅速な対応を求める必要があります。必要であれば、書面で苦情を申し立てることも検討しましょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、新築マンションでエアコンドレン配管から悪臭が発生することは、施工不良の可能性が高いです。特に、5m以上の長尺配管の場合、適切な勾配や通気確保がされていないと、排水が滞留しやすく、悪臭の原因となります。管理会社や施工業者には、原因究明と適切な修繕を強く求めるべきです。

まとめ:快適な住環境を取り戻すために

新築マンションでのエアコンドレン配管からの悪臭は、快適な生活を大きく阻害する問題です。まずは、ご自身でできる対策を試してみて、それでも改善しない場合は、速やかに管理会社または施工業者に連絡し、適切な対応を求めましょう。早めの対応が、快適な住環境を取り戻すための近道です。 専門家の意見も参考にしながら、問題解決に向けて積極的に行動することが重要です。

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