新築マンションなのに寒い!3階建て狭小マンションの寒さ対策徹底ガイド

新築なのに、部屋が寒いので、寒さ対策をお願いします。新築5年ですが、私邸は3階建ての狭小マンション(1階は賃貸で、2.3階は自己所有)です。朝起きると、どの部屋も室温は6℃です。建物の周りでは、東、西側の隣にはマンションで、少し離れている、南側には2階建て住居で、北側には道路があり、もろに北風が当たっています。冬は、南側は10時から14時までに日が当っています。2階は日が少ししか当たらないので、夜床暖しても15℃までしか上がりません。非常に厳しいことは承知しています。何とかして、気密性保持のために色々と模索していますが、なかなか・・・です。私邸と同じような境遇に合われている方、どのようにか、せめて快適に暮らしている対策があれば教えていただきたいと思います。例えば、二重窓をつけるとか・・・・よろしくお願いします。

3階建て狭小マンションの寒さ問題:原因と対策

新築マンションなのに6℃という室温は、確かに深刻な問題です。3階建て狭小マンション、北風が直接当たる立地、日照時間の短さなど、複数の要因が重なっていると考えられます。快適な生活を送るためには、断熱・気密性の向上、そして適切な暖房方法の選択が不可欠です。以下、具体的な対策を提案します。

1. 気密性・断熱性の向上:まずは窓から

最も効果的なのは、窓からの熱の逃げを抑制することです。 3階建て狭小マンションは、窓の面積が比較的大きい場合が多く、熱の損失が大きくなってしまう傾向があります。

1-1. 二重窓の設置

質問にも挙げられていますが、二重窓(内窓)の設置は非常に効果的です。既存の窓の内側に新たな窓枠を取り付けることで、空気層を作り、断熱性を高めます。様々な種類があり、予算や好みに合わせて選択できます。

* メリット:高い断熱効果、防音効果、結露防止効果
* デメリット:費用が比較的高い、窓の開閉が少し不便になる可能性がある、設置スペースが必要

1-2. 窓ガラスフィルムの活用

二重窓が難しい場合は、断熱効果のある窓ガラスフィルムを検討しましょう。比較的安価で、自分で貼ることも可能です。フィルムの種類によって、断熱効果や遮光効果が異なりますので、用途に合わせて選びましょう。

* メリット:費用が比較的安価、DIYで施工可能、手軽に断熱性を向上できる
* デメリット:二重窓に比べると断熱効果は劣る、見た目が変わる可能性がある

1-3. 窓周りの工夫

カーテンやブラインドも重要な役割を果たします。厚手のカーテンや遮光カーテンは、窓からの熱の逃げを抑制するのに役立ちます。さらに、カーテンレールに断熱材を付けることで、より効果を高めることができます。

2. 暖房方法の見直し

床暖房だけでは、2階部分の室温が15℃までしか上がらないのは、断熱性の低さが原因の一つと考えられます。暖房方法の見直しも必要です。

2-1. 床暖房と併用する暖房器具

床暖房だけでは不十分な場合は、補助暖房器具を併用しましょう。

* エアコン:全室に設置することで、効率的に室温を上げることができます。省エネタイプのエアコンを選ぶことが重要です。
* パネルヒーター:床暖房と併用することで、効率的に部屋を暖めることができます。
* オイルヒーター:空気を乾燥させにくく、じんわりと暖まるので、小さなお子さんやペットがいる家庭にもおすすめです。

2-2. 暖房効率の向上

* 適切な室温設定:室温を20℃以上に設定しすぎると、エネルギーの無駄遣いになります。18~20℃程度に設定し、重ね着などで対応しましょう。
* 窓の開閉:換気は必要ですが、短時間で行いましょう。
* 家具の配置:暖房器具の前に家具を置かないようにしましょう。

3. その他の対策

* 隙間風対策:窓枠やドアの隙間から冷気が入り込むのを防ぎましょう。隙間テープやパッキンなどを活用しましょう。
* 外壁の断熱材:マンション全体での断熱対策が難しい場合もありますが、管理組合に相談してみるのも良いでしょう。
* 日射取得の最大化:南側の窓は、日差しを最大限に取り込むようにしましょう。カーテンやブラインドは、日中開けて、夜閉めるようにしましょう。

専門家の意見

建築士や住宅設備の専門家に相談することで、より具体的な対策を提案してもらうことができます。特に、二重窓の設置や断熱改修工事など、費用のかかる工事を行う場合は、専門家の意見を聞くことが重要です。

まとめ

3階建て狭小マンションの寒さ対策は、複数の対策を組み合わせることで効果を発揮します。まずは窓からの熱の逃げを抑制する対策から始め、必要に応じて暖房方法の見直しやその他の対策を行うことで、快適な住環境を実現しましょう。

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