新築マイホームの設計ミス!造作学習机と小窓の開閉問題を解決する方法

マイホーム新築工事中です。工務店の設計ミスが見つかり、悶々としています。ご意見ください。子供部屋2つに、それぞれ造作の学習机を作りました。机の上部に本棚、さらにその上に開け閉めで きる小窓が付いているのですが、その小窓を開け閉めする時、出っ張った机が邪魔になり窓に手が届かないのです。開け閉めしたい時は、大人でも机に乗らなくては手が届かないのです。工務店さんは、申し訳ありませんと冷や汗かいて平謝りで、営業さんは次のお客様にはこのようなトラブルがないように気を付けます、申し訳ありませんと言われました。大工さんは、工務店にリモコン式の自動窓に変更してもらえばいいと言っていますが、大掛かりな工事になるそうで現場監督さんはそれは困ります、許して下さいと苦笑いでした。私としては、子供部屋だし、開け閉めしたい毎に呼び付けられることになるし、老後になっても高い机に上って開け閉めするのはイヤです。皆さんならどうしますか?子供部屋に学習机を造作するプランは工務店の設計士さんが考えたもので、私たちが採用した形です。こんなんで設計料も払ったのに泣き寝入りでしょうか。小窓以外には、腰壁が付いていますが小さいです。皆さんのご意見お聞かせ下さい。

設計ミスによるストレス!解決策を探る

新築マイホームの子供部屋に造作された学習机と小窓の設計ミス、本当にストレスですよね。 ご自身やお子様だけでなく、将来的なことも考慮すると、現状のままでは不便極まりないでしょう。 設計料を支払ったにも関わらず、このような事態になったこと、本当に悔しい気持ちも理解できます。 しかし、泣き寝入りする必要はありません。 いくつか解決策を検討し、工務店と冷静に話し合うことが重要です。

解決策1:小窓の開閉方法の変更

まず、現状の最大の課題である「小窓の開閉が困難」という点を解決する方法を考えましょう。 工務店の大工さんが提案したリモコン式自動窓は、確かに高額で工事が大掛かりになる可能性がありますが、将来的な使い勝手を考えると、検討に値する選択肢です。

リモコン式自動窓のメリット・デメリット

メリット:

  • 開閉が容易になり、お子様や高齢になっても簡単に操作できる。
  • 安全面も向上する(高い場所に手を伸ばす必要がない)。
  • スマートホーム化の一環として、他の設備と連携できる可能性がある。

デメリット:

  • 費用が高い。
  • 工事が大掛かりになる。
  • 設置場所や窓の種類によっては、対応できない場合もある。

代替案:手動式でも使いやすい工夫

リモコン式が難しい場合は、手動式でも使いやすい工夫を検討しましょう。 例えば、

  • 窓枠の形状変更: 窓枠を少し大きくし、机の干渉を減らす。
  • 窓の開閉方法変更: 現在の窓の開閉方法(例えば、縦滑り窓)を、より開閉しやすい方法(例えば、横滑り窓や開き窓)に変更する。
  • 補助具の設置: 窓を開閉するための棒状の補助具を取り付ける。 長さの調整が可能なものや、フック付きのものなど、様々な種類があります。
  • 机の高さ調整: 机の高さを少し低くすることで、窓への手が届きやすくなる可能性があります。ただし、これは机の造作自体を変更する必要があるため、費用と手間がかかります。

これらの代替案は、リモコン式自動窓に比べて費用と工事が抑えられる可能性があります。 工務店と相談し、実現可能な範囲で最適な方法を選びましょう。

解決策2:工務店との交渉

設計ミスは工務店の責任であるため、責任を明確にして交渉する必要があります。 現状の状況を写真や動画で記録し、設計図と照らし合わせて、ミスを具体的に指摘しましょう。 そして、以下の点を主張することが重要です。

  • 設計ミスによる不便さ: 現状の不便さを具体的に説明し、生活への影響を訴える。
  • 費用負担の割合: 解決策にかかる費用を工務店がどの程度負担すべきか、明確に提示する。
  • 代替案の提示: 上記で挙げた代替案を提示し、工務店と協議する。
  • 書面での合意: 合意内容を文書で残すことで、トラブルを防止する。

交渉が難航する場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することも検討しましょう。

解決策3:腰壁の活用

現状の腰壁が小さいとのことですが、腰壁の高さを上げることで、小窓へのアクセスが容易になる可能性があります。 ただし、これは追加工事が必要となるため、費用と工務店との交渉が重要になります。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、今回の問題は設計段階での十分な検討不足が原因と考えられます。 子供部屋の学習机と小窓の位置関係、そして窓の開閉方法について、3Dモデルを用いたシミュレーションを行うべきでした。 このようなミスを防ぐためには、設計段階でクライアントと十分なコミュニケーションを取り、細部まで確認することが重要です。 また、設計図には寸法だけでなく、実際の使用状況を想定した図面を含めるべきです。

まとめ:冷静な対応と積極的な交渉が重要

今回の問題は、決してあなただけの責任ではありません。 工務店の設計ミスによって発生した問題であることを認識し、冷静に対応することが大切です。 工務店と積極的に交渉し、費用負担や解決策について合意を得るよう努めましょう。 必要であれば、専門家の力を借りることも検討してください。 そして、今回の経験を活かし、今後の住宅建築においては、より綿密な計画と確認を行うようにしましょう。

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