新築マイホームの床材選び!真っ白な部屋は病院みたい?白と茶系の床材を徹底比較

床材について。新築しますが自分の部屋だけ、床材を白にして真っ白な部屋にしようと思ってます、病院みたいになると言われたのですが、どうなんでしょうか。。?やはり床材は白よりも茶系の色の方が合わせやすいでしょうか?

新築マイホーム、楽しみですね!特に自分の部屋はこだわって、理想の空間にしたい気持ち、よく分かります。床材を白にするという素敵なプラン、実現に向けてぜひ一緒に考えていきましょう。 「病院みたい」という心配、確かに白は清潔感がありますが、使い方によっては殺風景な印象を与えてしまう可能性もあります。今回は、白と茶系の床材それぞれの特徴、メリット・デメリット、そして白の床材を使った部屋を病院っぽくさせないための具体的な工夫を解説します。

白の床材の魅力とデメリット

真っ白な床は、空間に広がりと明るさを与え、洗練された印象を与えてくれる魅力的な選択肢です。しかし、一方でデメリットも存在します。

メリット

  • 開放感と明るさ:白い床は光を反射するため、部屋全体を明るく広く見せる効果があります。特に、日当たりの悪い部屋や小さな部屋では大きなメリットとなります。
  • 清潔感:白は清潔感を象徴する色。常に清潔に保てば、爽やかで気持ちの良い空間を演出できます。
  • どんなインテリアにも合う(可能性がある):白は万能なベースカラー。様々なインテリアスタイルに合わせやすいと言われています。ただし、後述するように、組み合わせによっては失敗する可能性もあります。
  • モダンでスタイリッシュな雰囲気:白の床は、ミニマル、北欧、モダンなど、様々なインテリアスタイルにマッチし、洗練された空間を演出できます。

デメリット

  • 汚れが目立つ:これは白の最大のデメリットです。ホコリや汚れが目立ちやすく、こまめな掃除が必要です。ペットを飼っている場合や小さなお子さんいる家庭では、特に注意が必要です。
  • 寒々しい印象になる可能性:白が多すぎると、寒々とした、あるいは無機質な印象を与えてしまう可能性があります。特に、窓が少ない部屋や、家具が少ない部屋では注意が必要です。
  • 病院のような印象になる可能性:白一色の空間は、病院やオフィスのような無機質な印象を与えてしまう可能性があります。これは、家具やインテリアの選び方、照明の工夫で改善できます。

茶系の床材の魅力とデメリット

茶系の床材は、白とは対照的に、温かみと落ち着きのある空間を演出します。様々なトーンがあり、お部屋の雰囲気を大きく変えることができます。

メリット

  • 温かみのある雰囲気:茶色は自然の色であり、温かみのある、落ち着ける空間を演出します。リラックスしたい寝室やリビングに最適です。
  • 汚れが目立ちにくい:白と比べて汚れが目立ちにくく、お手入れが比較的楽です。
  • どんなインテリアにも合わせやすい(比較的):茶系は比較的多くのインテリアスタイルに合わせやすい色です。ただし、トーンによっては合わない場合もあります。
  • 高級感:濃いめの茶色や木目調の床材は、高級感や重厚感を演出できます。

デメリット

  • 部屋を狭く感じさせる可能性:濃いめの茶色は、部屋を狭く感じさせる可能性があります。小さな部屋には不向きな場合があります。
  • 暗い印象になる可能性:光を吸収するため、部屋が暗く感じることがあります。照明計画が重要になります。
  • インテリアとの組み合わせに注意が必要:茶系の床材は、インテリアとの組み合わせによっては、重苦しい印象を与えてしまう可能性があります。

白の床材で「病院みたい」にならないための工夫

白の床材で「病院みたい」にならないためには、いくつかの工夫が必要です。

1. 家具やインテリアの色使いでメリハリをつける

白の床材に対して、濃い色の家具やインテリアを配置することで、メリハリのある空間を作ることができます。例えば、ダークブラウンのソファ、濃い色のラグ、黒のアクセントウォールなどを取り入れることで、空間が締まり、病院のような印象を回避できます。また、カラフルなクッションやカーテンなどを加えることで、より個性的で温かみのある空間を演出できます。

2. 照明計画を工夫する

照明は、空間の印象を大きく変える重要な要素です。白の床材は光を反射するため、間接照明を効果的に使うことで、柔らかく温かみのある雰囲気を作ることができます。また、複数の光源を配置することで、陰影を付け、立体感のある空間を演出できます。シーリングライトだけでなく、スタンドライトやテーブルランプなどを活用しましょう。暖色系の電球色を使うと、より温かみのある空間になります。

3. テクスチャを取り入れる

白一色だと単調な印象になりがちです。異なるテクスチャの素材を取り入れることで、視覚的な変化を与え、空間をより豊かにすることができます。例えば、木製の家具、毛足の長いラグ、織物のカーテンなど、様々な素材を組み合わせることで、より奥行きのある空間を演出できます。

4. 植物を取り入れる

観葉植物などのグリーンは、白の空間に自然の温かみを与えてくれます。大きめの観葉植物や、小さな鉢植えをいくつか配置することで、空間が生き生きとした印象になります。緑は、視覚的な癒し効果も期待できます。

5. アート作品や装飾品で個性を出す

自分の好きな絵画や写真、ポスターなどを飾ることで、個性を表現し、空間をより魅力的なものにすることができます。また、個性的な装飾品を配置することで、空間のアクセントになります。これらのアイテムは、あなたの趣味や好みを反映し、空間をよりパーソナルなものにします。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「白の床材は確かに汚れが目立ちやすいですが、適切な素材選びとメンテナンスで問題なく使用できます。重要なのは、白をベースに、他の色や素材を効果的に組み合わせることです。例えば、木製の家具や温かみのある色のラグなどを加えることで、白の清潔感と自然な温かみを両立できます。」とのことです。

まとめ

白の床材は、明るさと清潔感を与え、魅力的な空間を演出できますが、使い方によっては病院のような印象を与えてしまう可能性もあります。しかし、適切な家具やインテリアの選択、照明計画、テクスチャの工夫、そして植物や装飾品の活用によって、白の床材を活かした、温かみのある素敵な空間を作ることができます。茶系の床材も魅力的ですが、白の床材にこだわって、自分らしい空間を創造してみてください!

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