新築マイホームの内覧で発見!天井照明のコードについて徹底解説

今月中に引っ越す予定にしている新築のマイホームの内覧に行って来たのですが、ふと気になった事があります。各部屋の照明なのですが、天井から一本のコードが数十センチぶら下がってる状態です。今住んでるところはコンセント?をカチッと差し込んで回したら取付け終了でした。これって今使用してるものは使えないって事ですよね?

新築住宅の照明と既存照明器具の互換性問題

新築マイホームの内覧で、天井からコードがぶら下がっている状態の照明器具を見て、既存の照明器具が使えないのではないかと心配されているのですね。ご質問ありがとうございます。結論から言うと、既存の照明器具がそのまま使えるとは限りません

新築住宅の照明器具は、一般的に引っ掛けシーリングと呼ばれる取り付け方法が採用されています。これは、天井に専用の金具が取り付けられており、そこに照明器具の引っ掛けシーリングキャップを引っ掛けることで固定する方式です。一方、ご自宅で現在使用されている照明器具が、コンセントに差し込むだけのタイプ(プラグ式)である場合、新築住宅の引っ掛けシーリングには取り付けできません。

引っ掛けシーリングとプラグ式照明器具の違い

照明器具の取り付け方法は大きく分けて2種類あります。

1. 引っ掛けシーリング

  • 天井に専用の金具(引っ掛けシーリング)が取り付けられている。
  • 照明器具の引っ掛けシーリングキャップを引っ掛けることで固定する。
  • 多くの新築住宅で採用されている標準的な方法
  • 安定性が高く、重量のある照明器具にも対応できる。

2. プラグ式(コンセント式)

  • 照明器具にコンセントプラグが付いており、天井のコンセントに差し込む。
  • 取り付けが簡単で、手軽に照明器具を交換できる。
  • 比較的軽量な照明器具に適している
  • 引っ掛けシーリングと比較して、安定性に劣る場合がある。

ご質問にある「コンセントをカチッと差し込んで回したら取付け終了」という方法は、プラグ式照明器具の特徴です。新築住宅で天井からコードがぶら下がっているのは、この引っ掛けシーリングに対応した照明器具を取り付けるための配線である可能性が高いです。

既存照明器具の活用方法と注意点

既存のプラグ式照明器具を新築住宅で使用するには、いくつかの方法があります。

1. 適切なアダプターを使用する

引っ掛けシーリングに対応したアダプターを使用することで、プラグ式照明器具を引っ掛けシーリングに取り付けることができます。ホームセンターなどで容易に入手可能です。ただし、照明器具の重量やアダプターの耐荷重を確認することが重要です。重量オーバーは落下事故につながるため、十分に注意しましょう。

2. 新しい照明器具を購入する

引っ掛けシーリングに対応した新しい照明器具を購入するのが最も確実な方法です。デザインや機能性の幅が広がり、インテリアに合わせた最適な照明を選ぶことができます。購入前に、天井の配線と照明器具のソケットの形状が一致しているかを確認しましょう。

3. 専門業者に相談する

自分で取り付け作業を行うことに不安がある場合は、電気工事士などの専門業者に依頼しましょう。安全で確実な取り付け作業をしてもらえます。特に、複雑な配線や高出力の照明器具の場合は、専門家の知識と技術が必要となるため、依頼することを強くお勧めします。

照明選びのポイント:インテリアとの調和と機能性

せっかくの新築マイホームですから、照明選びにもこだわりたいですよね。照明器具を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

1. インテリアとの調和

照明器具のデザインは、お部屋全体の雰囲気を大きく左右します。お部屋のインテリアスタイル(例えば、北欧風、モダン、和風など)に合ったデザインの照明器具を選びましょう。色味や素材感にも注意し、統一感を出すことが大切です。例えば、白を基調としたお部屋には、白やアイボリー系の照明が、落ち着いた雰囲気のお部屋には、ブラウン系の照明がおすすめです。

2. 機能性

明るさ、色温度(電球色、昼白色、昼光色)、調光機能など、機能性も重要なポイントです。お部屋の用途や雰囲気に合わせて適切な機能を選びましょう。例えば、リビングには明るさと広がり感を演出する昼白色の照明、寝室にはリラックスできる電球色の照明がおすすめです。

3. 安全性

照明器具を選ぶ際には、PSEマーク(電気用品安全法に基づく表示)が付いているかを確認しましょう。これは、安全基準を満たしていることを示すマークです。また、取り付け方法や耐荷重についても確認し、安全に配慮して選びましょう。

まとめ

新築住宅の照明器具取り付けは、引っ掛けシーリングが一般的です。既存のプラグ式照明器具を使用するには、アダプターを使用するか、新しい照明器具を購入する必要があります。安全性を考慮し、専門業者に相談することも検討しましょう。照明選びは、インテリア全体の雰囲気や機能性を考慮して、最適なものを選びましょう。

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