新築マイホームに鳥部屋を作る!床材選びと安全対策徹底ガイド

今度新築を建てる予定なのですが、我が家には鳥専用の鳥部屋が1部屋あります。私達や子供達は普通の木の床材にしようかと思ってるのですが、鳥部屋はクッションフロアにした方が良いかなと思っております。今はマンションで鳥部屋は、普通の木の床材の上に、ホームセンターで買ってきたクッションフロアを部屋一面に敷いています。ただ、素人が敷いたので浮いた部分は鳥が齧ってボロボロに・・・。1日1回は放鳥時間があって、私はずっとその部屋で監視していません。。なので水浴びをしたり、フンがそこら辺にしてたりとえらい事になっています。もちろんフンは拭いて綺麗にする予定です。今度は新築なので、最初から床材を決めれるのでどうしようか悩んでいます。後、塗装とかの臭いが有害と少し聞いた事があります。気を付ける事は何かを教えて下さい。宜しくお願いします。

鳥部屋の床材:クッションフロア vs. 木材

新築で鳥専用の部屋を作る際に、床材選びは重要なポイントです。現在のマンションでの経験から、クッションフロアの耐久性や安全性に不安を感じているとのことですが、それぞれのメリット・デメリットを比較検討してみましょう。

クッションフロアのメリットとデメリット

メリット:

  • 防水性が高い:鳥の水浴びによる水濡れやフンによる汚れにも強く、お手入れが容易です。拭き掃除だけで清潔に保てます。
  • 衝撃吸収性:鳥が飛び降りた際の衝撃を吸収し、ケガのリスクを軽減します。
  • 価格が比較的安い:木材と比較して、コストを抑えることができます。
  • デザインのバリエーションが豊富:様々な色や柄から選ぶことができます。

デメリット:

  • 鳥が傷つける可能性:特に、施工が不十分な場合、鳥が端を剥がしたり、噛み砕いたりする可能性があります。しっかりとした施工と、鳥が傷つけにくい素材の選択が重要です。
  • 耐久性に劣る場合がある:安価なものは、傷つきやすく、長持ちしない可能性があります。高品質なクッションフロアを選ぶことが大切です。
  • 接着剤の臭い:施工時に使用する接着剤の臭いは、鳥にとって有害な場合があります。無臭タイプや、鳥に安全な接着剤を使用する必要があります。

木材のメリットとデメリット

メリット:

  • 自然素材で安心:無垢材であれば、鳥にとって比較的安全な素材です。ただし、塗装の種類には注意が必要です。
  • 高級感がある:木の温もりを感じられる、落ち着いた空間を作ることができます。

デメリット:

  • 水に弱い:水浴びやフンで汚れやすく、お手入れが大変です。定期的なワックスがけなどが必要になります。
  • 衝撃に弱い:鳥が飛び降りた際に傷つきやすいです。
  • 価格が高い:クッションフロアと比較して、コストが高くなります。

鳥部屋の床材:おすすめと選び方

鳥部屋の床材として、より安全で耐久性のあるものを選ぶことが重要です。

おすすめ:高品質なクッションフロア

ホームセンターで購入した安価なクッションフロアは、鳥が傷つけてしまう可能性が高いです。厚みがあり、耐久性が高い、鳥が噛み砕きにくい素材のクッションフロアを選びましょう。例えば、塩化ビニル樹脂製の厚手のものや、特殊なコーティングが施されたものがおすすめです。

施工のポイント:

  • プロに依頼する:素人が施工すると、浮いた部分ができやすく、鳥が傷つけてしまう可能性があります。プロに依頼して、丁寧に施工してもらうことをおすすめします。
  • 接着剤は鳥に安全なものを:無臭タイプや、鳥に安全な接着剤を使用しましょう。施工業者に相談するのも良いでしょう。
  • 端部の処理をしっかり行う:端部が剥がれないように、しっかりと処理してもらうことが重要です。

木材を使う場合の注意点

木材を使用する場合は、塗装の種類に注意が必要です。油性塗料や、揮発性有機化合物(VOC)を含む塗料は、鳥にとって有害な場合があります。鳥に安全な水性塗料を使用するか、無塗装の自然素材を使用しましょう。

塗装の臭いと安全対策

塗装の臭いは、鳥にとって有害な場合があります。新築住宅では、建材や塗装から発生するVOC(揮発性有機化合物)に注意が必要です。

VOC対策

  • 換気を徹底する:新築住宅では、十分な換気を心がけましょう。特に、塗装後や建材の搬入後は、窓を開け放って換気をしましょう。
  • 低VOC塗料を使用する:建材や塗装には、VOC含有量の少ない低VOC塗料を使用しましょう。建築会社に相談して、適切な塗料を選定してもらいましょう。
  • 空気清浄機を使用する:空気清浄機を使用することで、室内のVOC濃度を下げることができます。特に、鳥部屋には、ペット用の空気清浄機を使用することをおすすめします。
  • シックハウス症候群対策:シックハウス症候群対策として、換気や空気清浄機だけでなく、建材の選定にも注意しましょう。自然素材を使用したり、VOC含有量の少ない建材を選ぶことが重要です。

専門家のアドバイス

建築会社やインテリアコーディネーターに相談することで、鳥にとって安全な素材や施工方法についてアドバイスを受けることができます。特に、鳥の種類や飼育方法によっては、より具体的な対策が必要となる場合があります。

まとめ

鳥部屋の床材選びは、鳥の健康と安全に直結する重要な要素です。高品質なクッションフロアを選ぶか、鳥に安全な木材と塗装を使用するかのどちらかを選択し、専門家のアドバイスも参考にしながら、最適な床材を選びましょう。 また、塗装の臭いなど、VOC対策も忘れずに行い、快適で安全な鳥部屋を実現してください。

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