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JCOMとスカパー!のCS放送視聴方法の違い
ご質問ありがとうございます。新築マイホームへの引っ越し、おめでとうございます! 複数のテレビでCS放送を視聴する際のJCOMとスカパー!の違いについて、詳しく解説します。ヨドバシカメラのスタッフの方の説明は、部分的に正しいですが、正確ではありません。
まず、地上デジタル放送については、JCOMもスカパー!も、ケーブルテレビまたは衛星放送の受信設備さえあれば、複数のテレビで視聴できます。これは、分配器を使って信号を分岐させることで実現可能です。
しかし、CS放送(スカパー!など)の視聴方法は大きく異なります。
JCOMの場合
JCOMのようなケーブルテレビ事業者は、基本的に各テレビにセットトップボックス(STB)が必要です。これは、JCOMのネットワークから受信した信号をテレビが理解できる形に変換する役割を果たすためです。テレビ台数が3台であれば、CS放送を視聴するにはSTBも3台必要になります。
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スカパー!の場合
一方、スカパー!は衛星放送です。 ヨドバシカメラのスタッフの方が言及した「フレッツ光」はインターネット回線であり、スカパー!の視聴には直接関係ありません。スカパー!を視聴するには、専用の受信設備(アンテナとレシーバー)が必要です。 そして、重要なのは、この受信設備は1セットで済み、複数のテレビに分配することができる点です。ただし、各テレビにはCSデジタル放送に対応したチューナーが内蔵されている必要があります。
つまり、スカパー!の場合、アンテナとレシーバーを1セット設置すれば、CSチューナー内蔵のテレビであれば、家中のテレビでCS放送を視聴できます。 追加でチューナーを購入する必要はありません。
スカパー!視聴に必要なものと設置方法
3台のテレビでスカパー!を視聴する場合に必要なものは以下の通りです。
- スカパー!の契約:ご希望のチャンネルパックを選び、契約します。
- BS/CSアンテナ:屋根に設置するアンテナです。専門業者に設置を依頼することをお勧めします。
- BS/CSチューナー内蔵テレビ:3台全てにCSデジタル放送に対応したチューナーが内蔵されている必要があります。
- マルチスイッチ:アンテナからの信号を複数のテレビに分配するための機器です。テレビの数に合わせて適切なものを選びましょう。専門業者に相談することをお勧めします。
- レシーバー(STB):スカパー!の放送を受信するための機器です。基本的には1台で済みます。
- HDMIケーブル:レシーバーとテレビを接続するためのケーブルです。
専門業者への依頼がおすすめ
アンテナの設置やマルチスイッチの接続は、専門知識が必要な作業です。安全面や受信感度の観点から、専門業者への依頼を強くお勧めします。 業者によっては、スカパー!との契約手続きや機器の設置、設定まで一括で請け負ってくれるところもあります。
JCOMとスカパー!の料金比較
JCOMとスカパー!では、料金体系も大きく異なります。 JCOMは、基本料金に加え、視聴するチャンネル数やSTBの数によって料金が変わります。一方、スカパー!は、契約するチャンネルパックによって料金が決まります。 複数のテレビでCS放送を視聴する場合、JCOMはSTBの台数分だけ料金がかかりますが、スカパー!は基本的に1セットの料金で済みます。 長期的なコストを比較検討することが重要です。
インテリアへの影響と考慮事項
スカパー!の受信設備の設置は、アンテナの設置場所や配線など、インテリアにも影響を与えます。 アンテナは目立たない場所に設置できるか、配線をどのように隠すかなどを事前に検討しましょう。 また、レシーバーの設置場所も考慮する必要があります。
まとめ:最適な選択を
JCOMとスカパー!、どちらを選ぶかは、ご家庭の状況や予算、視聴したいチャンネルによって異なります。 複数のテレビでCS放送を視聴する場合は、スカパー!の方がコストパフォーマンスが良い場合が多いですが、専門業者への依頼費用なども考慮する必要があります。 それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、ご自身のニーズに最適な選択をしてください。