新築ベランダの悩みを解決!アルミ製?鉄骨製?費用とデザインの両立を目指して

新築予定ですが、ベランダが外壁と同じようなものがつくと言われたのですが、外壁と同じですと、囲われているような感じで好きではありません。アルミのベランダと、鉄骨でつくるベランダと、どちらが安くできますか?2部屋分のベランダの長さなので既成のですと定価で100万位かかりそうです。となると鉄骨はどうなのだろうか?また鉄骨で作ると1Fの玄関に軒がつけられず、雨に日にどうしようかと、よいアドバイスありましたら宜しくお願いいたします。

ベランダの種類と費用:アルミ vs 鉄骨

新築のベランダ工事、100万円という見積もりは、確かに高額に感じますよね。ベランダの素材としてアルミと鉄骨が候補にあがっていますが、それぞれの特徴と費用について詳しく見ていきましょう。

アルミ製ベランダ

アルミ製ベランダは、軽量で耐久性が高く、メンテナンスが比較的容易な点がメリットです。デザイン性も高く、様々な色や形状が選べ、スタイリッシュな外観を実現できます。既製品も多く、コストを抑えられる可能性があります。ただし、強風や地震などによる変形には注意が必要です。

費用:既製品の場合、100万円程度とのお話ですが、サイズやデザイン、メーカーによって大きく変動します。より安価な製品を選ぶ、あるいは部分的に既製品を取り入れることでコストダウンが可能です。

鉄骨製ベランダ

鉄骨製ベランダは、アルミ製に比べて強度が高く、大規模なベランダにも対応できます。自由度の高い設計が可能で、複雑な形状のベランダも実現できます。しかし、アルミ製に比べて重量があり、施工費用が高くなる傾向があります。また、錆びやすいというデメリットも考慮する必要があります。定期的なメンテナンスも必要になります。

費用:鉄骨製は、設計や施工の自由度が高い分、アルミ製よりも高額になる可能性が高いです。正確な費用は、設計図に基づいた見積もりが必要になります。

費用を抑えるための工夫

ベランダの費用を抑えるためには、以下の点に注意しましょう。

  • ベランダの面積を小さくする:必要最小限の広さに抑えることで、材料費と工賃を削減できます。洗濯物干しスペースと、少し休憩できるスペースがあれば十分という方も多いです。
  • シンプルなデザインにする:装飾を少なくし、シンプルなデザインにすることで、材料費と工賃を削減できます。機能性を重視したシンプルなデザインは、かえって洗練された印象を与えることもあります。
  • 既製品を活用する:既製品は、特注品と比べて安価です。サイズが合えば、コストを抑えるのに有効です。ただし、サイズが合わない場合は、加工が必要となり、かえって費用が高くなる可能性もあります。
  • 複数の業者に見積もりを取る:複数の業者に見積もりを依頼することで、価格比較を行い、最適な業者を選ぶことができます。相見積もりを取ることで、より良い条件で工事を行うことができます。
  • 時期を選ぶ:繁忙期を避けて工事を行うことで、費用を抑えられる可能性があります。時期によって、人件費や材料費が変動する可能性があります。

玄関への軒と雨対策

鉄骨ベランダを検討されている場合、1階玄関への軒がつけられないという懸念がありますね。これは、鉄骨ベランダの構造上、軒を支えるための柱や梁を設置することが難しい場合があるためです。

雨対策の選択肢

玄関への雨対策としては、以下の方法が考えられます。

  • 庇(ひさし)の設置:ベランダとは別に、玄関の上に庇を設置することで、雨から玄関を守る事ができます。デザイン性の高い庇を選ぶことで、外観を損なうことなく雨対策を行うことができます。
  • 雨よけテント:手軽に設置できる雨よけテントも有効です。様々なデザインやサイズがあり、必要に応じて簡単に取り外すことも可能です。
  • 軒の出を広くする:ベランダの設計段階で、軒の出を広く設計することで、玄関への雨の吹き込みを軽減できます。ただし、隣家との距離や日照などを考慮する必要があります。
  • 屋根付きの玄関ポーチ:玄関ポーチを屋根付きにすることで、雨から玄関を完全に守ることができます。コストはかかりますが、最も効果的な雨対策となります。

デザイン性の高いベランダを実現するには?

外壁と同じようなベランダが好みではないとのことですが、デザイン性の高いベランダを実現するためには、以下の点を検討してみましょう。

  • 素材の組み合わせ:アルミと木、アルミとガラスなどを組み合わせることで、デザイン性の高いベランダを作ることができます。例えば、アルミの手すりに木製のデッキを組み合わせるなど、素材の組み合わせによって様々な表情を作ることができます。
  • 色や質感:ベランダの素材の色や質感を工夫することで、外観を大きく変えることができます。外壁の色と調和する色を選ぶことも重要です。グレーの外壁なら、シルバーやアイボリーなどのベランダがおすすめです。
  • 植栽:ベランダに植栽を取り入れることで、緑豊かな空間を作り出すことができます。小さな鉢植えから、大きなプランターまで、様々な大きさの植栽を取り入れることができます。
  • 間接照明:ベランダに間接照明を取り入れることで、夜間でも快適な空間を作ることができます。柔らかな光で、リラックスできる雰囲気を演出できます。

専門家への相談

ベランダの設計・施工は、専門知識が必要なため、建築士やエクステリア業者に相談することをお勧めします。予算や希望のデザインを伝え、最適なプランを提案してもらいましょう。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。

まとめ

ベランダの素材選びやデザインは、新築における重要な要素です。アルミと鉄骨、それぞれのメリット・デメリットを理解し、予算やデザインの希望、そして雨対策などを総合的に考慮して、最適な選択を行いましょう。専門家の意見を参考にしながら、理想のベランダを実現してください。

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