新築ハイツの床のシミ…入居前に解決するには?写真撮影と交渉術

質問です。新婚で新居のハイツが決まり、正式契約をしました。2LDKで築2年のキレイな物件です。1部屋の寝室にしようと思っている部屋のフローリングの床がシミみたいなでっかい何か焼けたみたいな形が残っていました。物件を案内してもらった不動産屋に聞くと傷ではないし色落ちだと説明され、もうリフォームが上がって来てるので変えてもらえないとの返事でした。その場で不動産屋さんが建築会社に連絡してくれましたが多分無理だと思うと言われました。もし、いつか退去するようなことがあったら、僕達がそれを汚したと判断されると思うんです。きっちり写真を撮って証拠を残そうと思ってます。2週間後に建築会社から部屋の立ち合い説明があるので、その時に入居までに直すように言おうと思うのですが。もし無理と言われたら、どうしたらいいんでしょうか?妥協するしかないんでしょうか?補足4月に初めて物件を見に行き、3月にリフォームしてるんですが、たかが一ヶ月で色落ちなんかするでしょうか?明らかにリフォーム会社か建築会社のミスと思うんですが。

新築なのに床にシミ?入居前のトラブル対処法

新居のハイツ、2LDKの素敵な物件が決まったのに、寝室となる部屋のフローリングに大きなシミのような跡がある…ショックですよね。しかも、不動産会社や建築会社も対応に難色を示しているとのこと。退去時のトラブルも心配になり、不安な気持ちも理解できます。しかし、諦める必要はありません。適切な手順を踏むことで、解決できる可能性は十分にあります。

1. 証拠写真の重要性と撮影方法

まず、証拠写真をしっかり撮影することが重要です。これは、後々の交渉において非常に有利に働きます。撮影する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 複数枚撮影する:シミの全体像、アップ写真、周囲の状況など、様々な角度から撮影しましょう。光加減を変えて撮影するのも効果的です。
  • 日付と時刻を記録する:写真に日付と時刻の情報を埋め込む機能のあるカメラやスマートフォンを使用するか、撮影後にメモを残しましょう。
  • 目印となるものを一緒に写す:定規やコインなどを一緒に写すと、シミの大きさが分かりやすくなります。また、部屋の状況が分かるように、全体像も撮影しましょう。
  • 高画質で撮影する:後で拡大して確認できるように、高画質で撮影しましょう。
  • クラウド保存も忘れずに:SDカードの破損や紛失に備え、クラウドサービスなどにバックアップしておきましょう。

2. 建築会社との立ち合い説明での交渉

2週間後の建築会社との立ち合い説明では、以下の点を踏まえて交渉を進めましょう。

  • 冷静に事実を説明する:感情的にならず、客観的に事実を説明しましょう。写真や動画を証拠として提示し、シミがリフォーム前からのものだと主張します。
  • リフォーム時期とシミの関連性を指摘する:3月にリフォームが行われ、4月に物件を見学した際にシミを確認したことを明確に伝え、わずか1ヶ月でこのような状態になるのは不自然であると指摘しましょう。
  • 具体的な解決策を提示する:床の修繕、交換、または家賃の減額などを提案しましょう。具体的な金額を提示することで、交渉がスムーズに進みます。
  • 書面での合意を目指す:口頭での合意だけでなく、修繕内容や日程、家賃減額額などを明確に記した書面での合意を目指しましょう。
  • 交渉の記録を残す:交渉の内容をメモしておき、後々の証拠として残しておきましょう。

3. 交渉が不調に終わった場合の対処法

建築会社が修繕に応じない場合でも、諦める必要はありません。

  • 不動産会社に再度相談する:不動産会社は、物件の瑕疵(かし)について責任を負う場合があります。不動産会社を通じて、再度建築会社に交渉を依頼しましょう。
  • 専門家(弁護士など)に相談する:交渉が難航する場合は、弁護士などの専門家に相談することを検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。
  • 消費者センターに相談する:それでも解決しない場合は、消費者センターに相談してみましょう。消費者センターは、消費者の権利を守るための相談窓口です。
  • 記録をしっかり残しておく:すべてのやり取りを記録しておきましょう。メール、手紙、メモなど、あらゆる記録が証拠となります。

4. 専門家の視点:リフォーム会社や建築会社の責任

建築士の視点から見ると、築2年でこのような状態の床は明らかに施工不良の可能性が高いです。リフォーム後、わずか1ヶ月で色落ちのような大きなシミが発生することは通常ありえません。これは、下地処理の不備や塗料の選定ミス、施工時のミスなどが考えられます。そのため、建築会社またはリフォーム会社に責任がある可能性が高いと言えるでしょう。

5. 具体的な解決策の例

交渉において、具体的な解決策を提示することが重要です。以下のような提案を検討してみましょう。

* **床の修繕・交換:**最も理想的な解決策です。ただし、費用や工期の問題があります。
* **家賃減額:**床の状態を考慮し、家賃を減額してもらう交渉を行います。減額額は、シミの大きさや位置、生活への影響などを考慮して決定します。
* **補償金の請求:**修繕費用や精神的苦痛に対する補償金を請求します。

6. 退去時のトラブル回避策

退去時にトラブルを避けるために、以下の対策を行いましょう。

  • 入居前の状態を記録する:入居前に、部屋全体の状況を写真や動画で記録しておきましょう。特に、シミの部分は詳細に記録することが重要です。
  • 定期的な点検を行う:定期的に部屋の状態をチェックし、変化があれば記録しておきましょう。
  • 退去時の立会いを依頼する:退去時には、不動産会社や建築会社立会いの下、部屋の状態を確認してもらいましょう。その際に、写真や動画を証拠として提示します。

まとめ:諦めずに交渉を!

新築なのに床にシミがあるのは非常に残念ですが、諦めずに交渉を進めていきましょう。証拠写真をしっかり撮影し、冷静に事実を説明することで、解決できる可能性は十分にあります。交渉が難航する場合は、専門家への相談も検討しましょう。大切なのは、記録を残し、冷静に、そして粘り強く交渉することです。

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