新築タワーマンションの排水管から異臭!配管ミス?対処法と注意点

新築タワーマンション・洗濯機を置く配管からくさーいにおいが!(トイレのような臭い)まだトイレは未使用。他の家からもクレームがあったそう。水を流せば大丈夫とのことですが、配管ミスではないでしょうか? 質問1は洗濯機配管からのくさいにおいです。配管ミスかと心配です。 質問2です:お風呂場からも少し匂いがありました。よく見たらお風呂に水が少し。でも水なんて流していないし。引き渡し直後に来ましたが水なんて全く流してないのでその時には水はありませんでした。一応そのことを不動産のアフターサービスに言ったら、クサいにおいを点検したのでしょうと言われました。でも引き渡し後に勝手にこちらの了解もなく入るなんておかしいと思いましたがそれは普通の事なのでしょうか?よろしくお願いします。

新築マンションの排水管からの異臭問題:原因と解決策

新築マンションの引渡し後、洗濯機排水管や浴室から下水のような臭いがするという深刻な問題、非常に心配ですね。特に、他の住戸からも同様のクレームが出ているとのことですので、個別の問題ではなく、建物全体の排水設備に何らかの問題がある可能性が高いです。 ここでは、原因の特定から解決策、そして業者への対応方法まで、具体的なステップを踏まえて解説します。

1. 異臭の原因を特定する

まず、臭いの発生源を特定することが重要です。洗濯機排水管からの臭い、浴室からの臭い、それぞれについて、以下のように確認してみましょう。

  • 洗濯機排水管:排水管の接続部分、排水トラップ(臭気防止用のU字管)に問題がないか確認します。トラップの水が蒸発してしまっていないか、接続部に隙間がないかなどをチェック。 排水口に直接鼻を近づけるのは危険ですので、ご注意ください。臭いの強さや発生タイミング(洗濯時のみか、常時か)なども記録しておきましょう。
  • 浴室:浴室の排水口、排水トラップ、そして換気扇の動作を確認します。浴室のドアを開けた時と閉めた時で臭いの強さが変わるか、換気扇を回すと臭いが軽減するかなども確認しましょう。 また、浴室に水が溜まっているとのことですが、これは排水管の勾配不良や詰まりが原因の可能性があります。
  • その他の場所:洗面所、トイレなど、他の排水口からも臭いがしないか確認します。複数の箇所から臭いがする場合は、建物全体の排水管の問題である可能性が高まります。

2. 配管ミスや施工不良の可能性

新築マンションでこのような問題が発生する場合、配管の施工不良が疑われます。

  • 排水管の勾配不足:排水管の勾配が不足していると、水が流れにくくなり、臭気が逆流する原因となります。特に、排水管の曲がり部分や接続部分で勾配不足が起こりやすいです。
  • 排水管の接続不良:排水管の接続が不完全な場合、臭気が漏れてきます。パッキンなどの劣化や、接続箇所の隙間などもチェックする必要があります。
  • 通気管の不足または不良:建物の排水管には、通気管と呼ばれる空気の通り道が必要です。通気管が不足していたり、詰まっていたりすると、排水管内の圧力が変化し、臭気が逆流することがあります。
  • 排水トラップの不良:排水トラップは、臭気防止に重要な役割を果たします。トラップの水が少なくなったり、トラップ自体が破損していたりすると、臭いが逆流します。

3. 不動産会社への対応

臭いの原因を特定した後、不動産会社のアフターサービスに連絡し、状況を説明しましょう。 写真や動画で証拠を残しておくことが重要です。

  • 具体的な状況説明:いつから臭いが発生したか、どの場所から臭いがするか、臭いの種類(トイレのような臭いなど)、臭いの強さなどを具体的に説明します。
  • 証拠の提示:写真や動画で臭いの発生状況、排水管の状態などを記録し、提示します。これは、不動産会社との交渉において非常に有効な証拠となります。
  • 専門家の立会いを求める:必要に応じて、配管工事の専門家による調査を依頼しましょう。専門家の意見があれば、不動産会社との交渉もスムーズに進みます。
  • 書面でのやり取り:電話でのやり取りだけでなく、メールや手紙などで記録を残すようにしましょう。これは、後々のトラブル防止に役立ちます。

4. 勝手に部屋に入られたことへの対応

不動産会社があなたの了解を得ずに部屋に入ったことについては、問題提起すべきです。 日本の法律では、居住者の承諾なしに私室に立ち入ることは原則として認められていません。ただし、緊急性の高い修理や点検の場合は例外となる可能性がありますが、今回のケースでは、事前に連絡があったかどうかが重要です。

  • 経緯の確認:不動産会社に、なぜ事前に連絡がなかったのか、どのような手順で点検が行われたのかを詳しく確認しましょう。
  • 記録の確認:点検記録や報告書などの提出を求めましょう。これにより、点検の内容や手順を客観的に確認できます。
  • 再発防止策の確認:今後の点検や修理について、事前に連絡を取り合うなどの再発防止策を確認しましょう。

5. インテリアへの影響と対策

排水管からの臭いは、インテリアにも悪影響を及ぼします。 臭いを完全に除去するまでは、以下のような対策を検討しましょう。

  • 消臭剤の使用:市販の消臭剤や、アロマオイルなどを活用して、臭いを軽減させましょう。ただし、根本的な解決にはなりません。
  • 空気清浄機の使用:空気清浄機を使用することで、室内の空気を浄化し、臭いを軽減することができます。特に、活性炭フィルター搭載のものが効果的です。
  • 換気の徹底:窓を開けて換気をこまめに行い、室内の空気を入れ替えましょう。特に、臭いの発生源の近くは重点的に換気を行いましょう。

グレーのインテリアは、モダンで洗練された空間を演出するのに最適です。しかし、このような問題が発生した場合は、インテリアの配置や素材選びよりも、まず根本的な原因解決に注力する必要があります。 問題解決後、快適なグレーのインテリア空間をデザインしましょう。

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