新築クロス選び完全ガイド|水回り、子供部屋、LDKの最適解

新築のクロス選びについてご相談です。新築の打ち合わせの終盤に入り、クロス選びをしています。① 水まわり(1F2Fトイレ・洗面所)は水はねなど汚れるので柄付きにしようと思います。逆効果でしょうか?② その他の部屋や廊下は、同じクロスの方が統一感がありますか?子供部屋は柄付きにしたい気持ちもありますが迷い中です。子供部屋と①以外は白っぽいシンプルな物にする予定ですが、それぞれ微妙に違うとおかしいですか?③ 予算の関係で出来ればLDKだけは汚れ防止の物にしたい気持ちがあります。実際に効果は感じられるのでしょうか?ちなみに小さな子供がいるので落書きされそうです。よろしくお願いします。補足早速のご意見ありがとうございます。水まわりも拭けるタイプの汚れ防止クロスに出来れば1番良いのですが予算の関係で無理です。引き続きよろしくお願いします。

新築クロス選びのポイント:水回り、子供部屋、LDKそれぞれの最適解

新築のクロス選びは、住まいの雰囲気を大きく左右する重要な工程です。特に、小さなお子さんを持つご家庭では、汚れへの対策や、子供たちの成長に合わせたデザイン選びが重要になります。この記事では、ご質問いただいた水回り、子供部屋、LDKそれぞれのクロス選びについて、具体的なアドバイスと、専門家の視点も交えて解説します。

① 水回りのクロス選び:柄付きクロスは逆効果?

水回り(トイレ、洗面所)は、水はねや汚れがつきやすい場所です。柄付きクロスを選ぶことは、汚れが目立ちにくくするというメリットがあります。しかし、柄によっては汚れがより目立ってしまう可能性もあります。例えば、細かい柄だと汚れが全体に馴染んで目立ちにくく、逆に、大きな柄だと汚れが柄に紛れて目立ちにくくなります。しかし、柄が複雑すぎると、掃除がしにくくなる可能性も考慮する必要があります。

おすすめは、シンプルな柄で、かつ、拭き取りやすい素材のクロスを選ぶことです。予算の関係で汚れ防止クロスが難しいとのことですが、撥水加工が施されているクロスを選ぶことで、汚れが付きにくく、拭き取りやすくなります。 また、色味も重要です。濃い色よりも、明るい色の方が汚れが目立ちにくいです。アイボリーやベージュなどの淡い色は、清潔感があり、汚れも目立ちにくいでしょう。

② その他の部屋と廊下のクロス選び:統一感と個性のバランス

廊下とその他の部屋(子供部屋以外)を同じクロスにすることで、空間全体の統一感が生まれ、広く感じさせる効果があります。白っぽいシンプルなクロスは、どんなインテリアにも合わせやすく、清潔感も演出できます。

しかし、子供部屋だけは、お子さんの個性や好みに合わせた柄付きクロスにするのも良いでしょう。子供部屋は、遊び心のあるデザインや、お子さんの成長に合わせて変更できるクロスを選ぶのもおすすめです。ただし、全体的なバランスを考慮し、廊下や他の部屋との調和を意識することが大切です。例えば、子供部屋のクロスに用いた色や柄の一部を、他の部屋のアクセントとして取り入れるのも良い方法です。

子供部屋のクロス選び:成長に合わせたデザイン

子供部屋のクロスを選ぶ際には、お子さんの年齢や好みを考慮することが大切です。小さなお子さんであれば、明るい色合いや、動物や植物などの可愛い柄がおすすめです。一方、成長したお子さんであれば、落ち着いた色合いや、幾何学模様などのシンプルな柄が適しているでしょう。

また、クロスは剥がせるタイプを選ぶことで、お子さんの成長に合わせて簡単に模様替えができます。

③ LDKのクロス選び:汚れ防止クロスは効果あり?

小さなお子さんを持つご家庭では、LDKのクロスは汚れが気になるポイントです。汚れ防止クロスは、実際に効果を実感できるでしょう。撥水加工や防汚加工が施されたクロスは、汚れが付きにくく、拭き取りやすいため、小さなお子さんの落書きや食べこぼしによる汚れも簡単に落とせます。

ただし、汚れ防止クロスは、通常のクロスよりも価格が高くなる傾向があります。予算に合わせて、LDKだけに汚れ防止クロスを使用するのも有効な手段です。

汚れ防止クロスの種類と選び方

汚れ防止クロスには、様々な種類があります。

  • 撥水加工クロス:水をはじく加工が施されているため、水性の汚れが付きにくいです。
  • 防汚加工クロス:汚れが付きにくく、拭き取りやすい加工が施されています。
  • 抗菌・防カビ加工クロス:菌の繁殖を防ぎ、清潔さを保ちます。

これらの加工が施されたクロスを選ぶことで、より効果的に汚れを防ぐことができます。

まとめ:バランスと予算を考慮したクロス選び

新築のクロス選びは、住まい全体の雰囲気を左右する重要な要素です。それぞれの部屋の用途や、家族のライフスタイルを考慮し、バランスの良いクロス選びを心がけましょう。予算との兼ね合いも重要ですが、特に水回りやLDKは、汚れ防止機能のあるクロスを選ぶことで、後々のメンテナンスの手間を軽減できます

今回のご相談のように、水回りは柄付き、LDKは汚れ防止、その他の部屋はシンプルな白っぽいクロスという選択は、お子様がいる家庭では現実的でバランスの良い選択と言えるでしょう。 各部屋のクロスを決定する前に、サンプルを取り寄せて、実際に部屋の照明の下で見てみることをおすすめします。 そうすることで、よりイメージに近いクロスを選ぶことができます。

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