新築キッチン背面収納:吊戸棚なし&引き戸収納の使い勝手と工夫

新築設計中。キッチンの背面収納について質問です。 吊り戸棚なし、手元を隠したシステムキッチンを計画中。 来客の際には、背面は電化製品なども隠してスッキリさせたいと思っています。 TOTOのコンフォートユニットのイメージで、TOTOの壁付収納を75cmx3種類置き、その前に引き戸の扉を3枚つけようと思っています。 引き戸は部屋の建具と同じ木製の扉。 色を合わせることで、統一感を出したいと思っています。 ただ、引き戸を付ける事により使い勝手がどんなものか・・・と迷っています。 1つの収納によく使う家電を集中させ、日常は引き戸を開け放しておき、あまり使わない物を集中させた収納の前に引き戸が2枚重なっているという状態で日常を過ごす事で、できるだけ開閉を減らしたいと思っています。 ゴミ箱は可動式のおしゃれな物にして、日中は収納の中に入れておかずシンク周りに置いて使いたいと。 引き戸を開けてゴミを捨てるというのも、あまり良くないですよね・・・ 背面収納に引き戸をつける事に関して、ご意見をお聞かせ下さい。 実際使っている方は、使い勝手について感想をお聞かせ下さい。

吊戸棚なしキッチン背面収納:引き戸のメリット・デメリット

TOTOのコンフォートユニットを参考に、75cm幅の壁付収納3つに木製引き戸3枚という背面収納プラン、とても魅力的ですね!スッキリとしたデザインで、来客時にも安心です。しかし、引き戸を採用する際の使い勝手は、事前にしっかりと検討しておきたい重要なポイントです。

メリット:デザイン性と収納力の両立

* デザイン性の高さ: 引き戸は、すっきりとした見た目で、キッチン全体のデザイン性を高めます。特に、部屋の建具と色を合わせれば、統一感が出て、洗練された空間を演出できます。
* 収納力: 壁付収納を3つ設置することで、十分な収納力を確保できます。電化製品や食器、食材などをまとめて収納できます。
* 空間の広がり: 開放的な空間を演出できます。引き戸を閉めた状態でも圧迫感が少なく、キッチンが広く感じられます。

デメリット:使い勝手の面での課題

* 開閉の手間: 引き戸は、扉を開ける際にスペースが必要になります。特に、2枚の引き戸が重なってしまうと、奥の収納にアクセスする際に不便を感じる可能性があります。頻繁に使用する家電や食器は、アクセスしやすい場所に配置する工夫が必要です。
* 収納物の出し入れ: 奥行きのある収納の場合、奥まった場所の物を取り出すのが困難になる可能性があります。収納する物の配置や、収納ケースの活用などを検討する必要があります。
* ゴミ箱の配置: ゴミ箱をシンク近くに置くことは便利ですが、引き戸を開閉する度にゴミ箱を移動させるのは手間です。ゴミ箱の置き場所や、ゴミ箱の種類を工夫する必要があります。

使い勝手を向上させるための具体的な工夫

引き戸収納のデメリットを解消し、使い勝手を向上させるための具体的な工夫を提案します。

収納計画の見直し

* 使用頻度で収納場所をゾーニング: 頻繁に使う食器や家電は、一番使いやすい場所に配置しましょう。あまり使わないものは、奥の収納に配置しても問題ありません。
* 収納ケースの活用: 収納ケースを活用することで、収納内の整理整頓がしやすくなり、物の出し入れもスムーズになります。ラベルを貼ることで、さらに使いやすくなります。
* 奥行きを浅くする: 収納の奥行きを浅くすることで、奥の物も取り出しやすくなります。

引き戸の使い勝手を改善

* 引き戸のレールに工夫:スムーズな開閉を可能にするレールを選ぶことが重要です。スムーズな開閉は、ストレス軽減に繋がります。
* 収納扉の素材:軽くてスムーズに開閉できる素材を選ぶこともポイントです。
* フルオープンタイプの引き戸:奥の収納までアクセスしやすいフルオープンタイプの引き戸を検討するのも良いでしょう。

ゴミ箱の配置と工夫

* コンパクトなゴミ箱:シンク横に置くゴミ箱は、コンパクトなものを選びましょう。
* ゴミ箱の種類:ペダル式や自動開閉式のゴミ箱は、衛生面にも配慮できます。
* ゴミ箱収納:引き戸収納の中にゴミ箱を収納できるスペースを確保し、必要に応じて出し入れできるようにしましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスします。

「引き戸収納は、デザイン性と収納力を両立できる優れた選択肢ですが、使い勝手は計画次第です。今回のプランでは、頻繁に使うものとそうでないものを明確に分け、使用頻度に応じて収納場所を決定することが重要です。また、収納ケースや仕切り板などを活用し、整理整頓しやすい環境を作ることで、使い勝手を大幅に向上させることができます。さらに、引き戸の開閉がスムーズに行えるよう、レールや扉の素材にも注意を払いましょう。そして、ゴミ箱の置き場所も、使いやすさとデザイン性を両立できるよう、事前にしっかりと検討することが大切です。」

実際に引き戸収納を使っている方の声

実際に引き戸収納を使用している方から寄せられた声をご紹介します。

「最初は使い勝手が心配でしたが、収納ケースをうまく活用することで、思った以上に使いやすいです。見た目もスッキリしていて、とても気に入っています。」

「奥の収納に手が届きにくいのが少し不便ですが、全体的には満足しています。収納計画をしっかり立てておけば、問題なく使えると思います。」

まとめ:理想のキッチンを実現するために

吊戸棚なしのキッチンに引き戸収納を取り入れることは、デザイン性と収納力の両立において優れた選択肢です。しかし、使い勝手は計画次第です。本記事で紹介した工夫を参考に、収納計画を綿密に立て、ご自身のライフスタイルに合った最適な背面収納を実現してください。

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