新築キッチンの床材選び:無垢材とフロアタイルの賢い組み合わせ方

新築 キッチン床について LDKを無垢でいく予定でしたが、 キッチン〔アイランド〕〜背面収納部分までの床をフロアータイルで施工というのは おかしいでしょうか。 料理で立つ部分を無垢でいくのはちょっと、、、。 ゴミ箱もあったりするので心配です。 継ぎ目ができて変でしょうか。

無垢材とフロアタイルのメリット・デメリットを比較検討

LDKを無垢材で統一する予定なのに、キッチン(アイランドキッチン〜背面収納)部分だけフロアタイルにすることに迷いを感じているんですね。 水回りであるキッチンは、無垢材に比べてフロアタイルの方が、水や汚れへの耐久性が高く、お手入れがしやすいというメリットがあります。 しかし、LDK全体を無垢材で統一する予定であれば、素材の異なる部分が目立つことや、デザイン上の統一感を損なう可能性も懸念されます。 そこで、それぞれの素材のメリット・デメリットを比較検討し、最適な選択をしましょう。

無垢材のメリット

* 自然素材の温もりと高級感: 天然木の風合いは、空間に温もりと高級感を与え、リラックスできる雰囲気を演出します。
* 足触りの良さ: 裸足で歩いても気持ちの良い、優しい肌触りです。
* 調湿効果: 木材は湿度を調整する効果があり、快適な室内環境を保ちます。
* デザイン性の高さ: 多様な木の種類や仕上げ方があり、様々なインテリアスタイルに合わせることができます。

無垢材のデメリット

* 水に弱い: 水をこぼしたり、湿気が多いと、シミやカビが発生する可能性があります。キッチンのように水を使う場所では特に注意が必要です。
* 傷つきやすい: 重いものを落としたり、鋭利なもので傷がつきやすいです。
* メンテナンスが必要: 定期的なワックスがけや、傷の補修が必要になります。
* 価格が高い: フロアタイルに比べて、一般的に価格が高くなります。

フロアタイルのメリット

* 水に強い: 水や汚れに強く、お手入れが簡単です。キッチンの床材として最適です。
* 耐久性が高い: 傷つきにくく、長期間使用できます。
* お手入れが簡単: 水拭きだけで簡単に汚れを落とせます。
* 価格が比較的安い: 無垢材に比べて、価格が抑えられます。

フロアタイルのデメリット

* 無機質な印象: 天然木のような温かみのある雰囲気は少ないです。
* デザインの選択肢が少ない: 無垢材に比べると、デザインのバリエーションは限られています。
* 経年劣化: 長年使用すると、色あせや剥がれなどが発生する可能性があります。

キッチンの床材としてフロアタイルを選ぶ際のポイント

キッチンの床材としてフロアタイルを選択する場合、以下の点を考慮しましょう。

素材選び

* 耐水性: キッチンは水を使う場所なので、耐水性の高いフロアタイルを選びましょう。
* 耐久性: 頻繁に歩いたり、重いものを置いたりするため、耐久性が高い素材を選びましょう。
* 滑り止め効果: 水がこぼれた際に滑らないように、滑り止め効果のある素材を選びましょう。
* デザイン: LDK全体の雰囲気と調和するデザインを選びましょう。木目調のフロアタイルを選べば、無垢材との違和感を軽減できます。

施工方法

* 継ぎ目: フロアタイルの継ぎ目は、目地材で処理することで、目立たなくすることができます。また、目地材の色を床の色に合わせて選ぶことで、より自然な仕上がりになります。
* 施工業者: 経験豊富な施工業者に依頼することで、仕上がりの美しさや耐久性を高めることができます。

ゴミ箱対策

ゴミ箱の設置場所を考慮し、汚れや傷がつきにくい素材や色を選びましょう。例えば、濃い色のフロアタイルを選べば、汚れが目立ちにくくなります。

無垢材とフロアタイルの組み合わせ例

LDK全体を無垢材で統一しつつ、キッチン部分だけフロアタイルにする場合、以下のような組み合わせが考えられます。

* アイランドキッチン部分と背面収納部分にフロアタイル、それ以外のLDK部分に無垢材: キッチン作業スペースを明確に区切り、機能性を重視したデザインになります。
* フロアタイルを敷き込み、その上にキッチンマットを敷く: 無垢材との色の差をマットで緩和することができます。マットを変えることで季節感も演出できます。
* 無垢材とフロアタイルの境目に、異なる素材の巾木や見切り材を使用する: 異なる素材の境目を自然に繋ぎ、デザインのアクセントになります。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「無垢材とフロアタイルの組み合わせは、それぞれの素材の特性を理解した上で、デザイン性を考慮すれば全く問題ありません。むしろ、機能性とデザイン性を両立できる優れた方法です。重要なのは、素材の組み合わせだけでなく、色のトーンやテクスチャを考慮し、全体的なバランスを調整することです。」とのことです。

まとめ

キッチンの床材選びは、LDK全体のデザインや生活スタイルを考慮して、最適な素材を選ぶことが大切です。無垢材とフロアタイルを組み合わせることで、それぞれの素材のメリットを活かし、快適で美しい空間を実現できます。 今回のケースでは、キッチンの機能性とLDK全体のデザイン性を両立させるため、フロアタイルを採用することは決して「おかしい」ことではありません。 むしろ、賢い選択と言えるでしょう。 具体的な素材やデザイン、施工方法については、専門業者に相談し、最適なプランを作成してもらうことをお勧めします。

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