新築の白木(スプルス材)の手入れ方法:和室から階段まで、美しい木部を長く保つための完全ガイド

新築の内装・白木の手入れ方法(スプルス?) 白木について教えてください。 新築中なんですが、いたるところに白木(スプルス材?)が多用されています。 ・和室(障子の窓や枠、ふすまやふすまのレールなど)、 ・電話台のテーブル ・書斎のテーブル ・階段の踏み板 ・階段の手すり ・吹き抜けの手すり etc 床は合板のフローリングです。 ノンワックスのフローリングなので頻繁にWAX掛けはしませんが、 年に1回ぐらいは簡単なWAXをかけようと思っています。 2階廊下(吹き抜け前の廊下)の床にWAXを掛ける場合、 白木の手すりにWAX材が付かないように養生した方がいいのでしょうか? 今まで本物の木材が内装に使われた部屋に住んだことがないので 扱い方に注意点などあれば教えてください。 汚れた場合の水ぶき・洗剤はNGですか? カビや虫食いが起こらないかなども心配です。

白木(スプルス材)の特徴と魅力

新築のお住まいに、白木、特にスプルス材が多く使われているとのこと、おめでとうございます!スプルスは、軽くて加工しやすい、そして美しい木目が特徴的な針葉樹です。明るい色合いと自然な風合いは、空間に温かみと安らぎを与えてくれます。しかし、その美しさを保つためには、適切な手入れが不可欠です。

白木の手入れ:基本的な注意点

  • 直射日光を避ける: スプルス材は紫外線に弱く、日焼けによって変色したり、乾燥して割れが生じることがあります。カーテンやブラインドなどで直射日光を遮る工夫をしましょう。
  • 急激な温度変化を避ける: 暖房器具の近くに置いたり、乾燥した空間に長時間置いたりすると、木材が乾燥し、ひび割れを起こす可能性があります。加湿器を使用するなど、室内の湿度管理に気を配りましょう。
  • こまめな清掃: 汚れは、こまめに拭き取ることで、大きなダメージを防ぎます。乾いた柔らかい布で優しく拭きましょう。水拭きは、シミやカビの原因となるため避けましょう。
  • 洗剤の使用は控えめに: 洗剤を使用する場合は、中性洗剤を薄めて、柔らかい布で優しく拭き、その後すぐに乾拭きをしてください。研磨剤入りの洗剤は、表面を傷つけるため絶対に使用しないでください。

WAX掛けと養生

2階廊下の床にWAXを掛ける際、白木の手すりにWAXが付着しないよう、養生は必須です。マスキングテープや養生シートを使って、丁寧に手すりを覆いましょう。WAXが手すりに付着すると、シミになったり、表面が滑りやすくなったりする可能性があります。

各箇所の具体的な手入れ方法

和室(障子、ふすま、レールなど)

* 障子やふすまは、柔らかい布で軽く埃を払い、汚れが目立つ場合は、薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き、すぐに乾拭きします。レールは、掃除機やブラシで埃を取り除きましょう。
* 定期的に、障子紙やふすま紙の張り替えを行うことで、美観を維持できます。

テーブル(電話台、書斎)

* テーブルの表面は、乾いた柔らかい布でこまめに拭きましょう。
* 水滴や汚れが付着した場合は、すぐに拭き取ってください。
* 定期的に、家具用ワックスを塗布することで、保護と艶出しができます。

階段(踏み板、手すり)

* 階段の踏み板は、歩行による汚れが蓄積しやすい場所です。こまめに掃除機をかけ、必要に応じて、薄めた中性洗剤で拭いてください。
* 手すりは、乾いた柔らかい布で拭きましょう。
* 踏み板や手すりに傷が付かないように、定期的に点検し、必要に応じて補修を行いましょう。

吹き抜けの手すり

* 吹き抜けの手すりは、ホコリや汚れが溜まりやすい場所です。定期的に掃除機やブラシで清掃しましょう。
* 高所作業となるため、安全に配慮して作業を行いましょう。必要であれば、専門業者に依頼することを検討しましょう。

カビや虫食い対策

スプルス材は、適切な管理を行えば、カビや虫食いの発生リスクを低減できます。

  • 通気性を確保する: 湿気がこもらないように、窓を開けて換気をこまめに行いましょう。特に梅雨時期や夏の高温多湿の時期は注意が必要です。
  • 除湿剤を使用する: 室内が湿りやすい場合は、除湿剤を使用することで、カビの発生を防ぎます。
  • 定期的な点検: カビや虫食いの発生を発見したら、早急に専門業者に相談しましょう。

専門家の意見

木材の専門家によると、「スプルス材は比較的メンテナンスが容易な木材ですが、適切な手入れを怠ると、変色や劣化が早まります。特に、直射日光や急激な温度変化は避け、こまめな清掃を心がけることが重要です。」とのことです。

まとめ

新築の白木を美しく保つためには、日々のこまめな手入れが大切です。直射日光や急激な温度変化を避け、こまめに清掃し、必要に応じてWAX掛けや専門業者への相談を検討しましょう。これらの点を注意することで、スプルス材の美しい風合いを長く楽しむことができます。

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