新築の白壁の黒ずみシミ、落とす方法と予防策

最近、新築された借家に引っ越しましたが、何ヶ月かで部屋の白壁が汚れてしまいました。パイプベットを壁際に置いていたので布団の布地の染料とかがうつったかだろうかと思いますが、煙草のヤニみたいな黄ばんだ黒いしみですので別の理由かもしれません(家族は誰も煙草吸いません)。新築できれいな白壁に、くっきりと目立ち、とても恥ずかしいです。壁の素材は布張りとかだったら目立たずよかったかもしれませんが、白壁の場合は普通のマジックリンとか使用してもいいでしょうか?かえって布巾で拭き取ろうとしたら薄いシミが広がりそうで恐いです。室内なんで水をジャージャーかける訳にもいかずせいぜい雑巾で水拭きする程度だろうと思います。今まで白壁の家には住んだことが無かったので知識も無く、借家なのでほっとく訳にもいかないと思って今回、きれいにしようと思いますが、どなたか同じ経験をした方とか、シミみたいなのを残さないできれいに汚れが落ちそうなクリーナーとか、知ってたら教えて下さい。

白壁の黒ずみシミの原因を探る

新築の白壁にできた黒ずんだシミ、非常に気になりますよね。原因を特定することが、適切な清掃方法を選ぶ上で重要です。質問者様の状況から考えられる原因をいくつか挙げ、それぞれに対処法を説明していきます。

考えられる原因と対処法

  • 布団の染料移り: パイプベッドと壁の間に隙間がなく、布団の染料が壁に付着した可能性があります。この場合、染料の種類によっては落ちにくい場合があります。まずは、中性洗剤を薄めた水で優しく拭き取ってみることをお勧めします。強く擦るとシミが広がる可能性があるので、優しく丁寧に拭き取りましょう。それでも落ちない場合は、後述する漂白剤の使用も検討できますが、壁の素材によっては変色する可能性があるので注意が必要です。
  • ヤニ: 煙草を吸わないとのことですが、隣家からの付着や、空気中のヤニの付着も考えられます。ヤニは油分を含んでいるため、中性洗剤だけでは落ちにくい場合があります。セスキ炭酸ソーダを使用すると効果的です。セスキ炭酸ソーダを水で薄めて、マイクロファイバークロスなどで優しく拭き取ります。頑固な場合は、セスキ炭酸ソーダをペースト状にして、しばらく置いてから拭き取ると効果があります。
  • カビ: 湿気が多い場所では、壁にカビが発生する可能性があります。カビは黒ずんだシミとして現れるため、質問者様のシミもカビの可能性があります。カビの場合は、カビ取り剤を使用する必要があります。カビ取り剤を使用する際は、必ず換気を良くし、ゴム手袋などを着用して、使用上の注意をよく読んでから使用してください。使用後も十分に換気を行いましょう。
  • 汚れの付着: 日常生活での汚れの付着も考えられます。壁に直接物が触れたり、空気中の埃などが付着して黒ずんで見えることもあります。この場合は、マイクロファイバークロスで乾拭きすることで、ある程度綺麗になる可能性があります。

白壁の汚れ落としに最適な洗剤と手順

様々な洗剤がありますが、白壁の汚れ落としには、素材を傷めにくいものが重要です。

洗剤選びのポイント

  • 中性洗剤: 最も安全で、多くの汚れに効果があります。薄めて使用し、強く擦らないように注意しましょう。
  • セスキ炭酸ソーダ: 油汚れやヤニに効果的です。中性洗剤よりも洗浄力が強いので、薄めて使用し、目立たない場所で試してから使用しましょう。
  • 漂白剤: カビや頑固なシミに効果がありますが、壁の素材によっては変色する可能性があります。使用前に必ず目立たない場所で試してから使用しましょう。また、酸性洗剤と混ぜると有害なガスが発生するので注意が必要です。
  • カビ取り剤: カビの除去には専用の剤を使用しましょう。換気を十分に行い、ゴム手袋などを着用して使用してください。

具体的な清掃手順

1. 試拭き: 洗剤を使用する前に、目立たない場所で試拭きを行い、壁の素材への影響を確認します。
2. 洗剤の希釈: 洗剤を水で薄めます。中性洗剤は5~10倍、セスキ炭酸ソーダは20~30倍程度が目安です。
3. 拭き取り: マイクロファイバークロスなどに洗剤液を含ませ、シミを優しく拭き取ります。強く擦るとシミが広がる可能性があるので注意してください。
4. すすぎ: 汚れが落ちたら、きれいな水を含ませたクロスで洗い流します。
5. 乾燥: 最後に乾いたクロスで拭き取り、十分に乾燥させます。

専門家への相談も検討を

上記の対処法を試しても汚れが落ちない場合、または壁の素材が分からず不安な場合は、専門業者への相談も検討しましょう。専門業者は適切な洗剤や清掃方法を選んでくれます。また、壁の素材によっては、DIYでの清掃が難しい場合もあります。

白壁の汚れを防ぐための予防策

汚れを落とすだけでなく、予防策も重要です。

予防策

  • 壁との距離を確保: ベッドや家具は壁から離して配置しましょう。特に布製のものは、壁に直接触れないように注意が必要です。
  • 定期的な清掃: 定期的に壁を掃除機やマイクロファイバークロスで拭くことで、汚れの蓄積を防ぎます。
  • 換気: 湿気を溜めないように、こまめな換気を心がけましょう。カビの発生を防ぐ効果があります。
  • 保護シート: 壁に保護シートを貼るのも有効です。剥がせるタイプのシートであれば、簡単に貼り付け・剥がしができます。
  • 防汚塗料: 新築時に防汚効果のある塗料を使用することで、汚れが付きにくくなります。

まとめ

白壁の黒ずみシミは、原因を特定し適切な洗剤と方法で対処することが重要です。焦らず、段階的に清掃を行い、それでも落ちない場合は専門家への相談も検討しましょう。そして、何よりも大切なのは、日頃から汚れを防ぐための予防策を講じることです。清潔で美しい白壁を保ち、快適な生活を送ってください。

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