新築の床材選びに迷ったら!サクラ(カバノキ)のメリット・デメリットとおすすめ床材

現在、新築を建築中です。 元々、去年の年末頃からDAIKENの「日本の樹 銀杏」を選んでいたのですが、今年の三月末で製造中止になるからと言われてしまい、急遽他の床材を検討しないといけなくなりました(事前に情報入手できたので三月中に業者に問い合わせていたのですが…間に合わないと言われました…愚痴ですすみません)。代案として提案されたのが、ウッドワンのコンビッドグラードプラスでした。できるだけ色が白っぽい床材を選びたいのですが、ハードメープルは日焼けしやすいとのことであったため、サクラ(カバノキ)が有力候補です。そこで質問したいのですが、①サクラ(カバノキ)を使用している方がおりましたら、是非使用感を聞きたいです。木目が極端に目立たない素材が理想なのですが、色ムラ、節目などは目立ちますか? 経年で変色はありますか?②キッチン、建具(ドア)は白色を選択しています。インテリアは臨機応変にしようとは思いますが、理想は白系でまとめたいです。サクラ(カバノキ)はナチュラル感が強いでしょうか? 白い建具は合いませんか?③ウッドワン コンビッドグラード以外にオススメの床材はありますか? 先述の通り色は白っぽい床材が望ましく、耐久性も期待したいためシート系の床材は遠慮したいです。ウッドワン、DAIKENには限りません。大変お手数ですが、お知恵をお貸しください。よろしくお願い致します。

新築床材選びの悩み:DAIKEN「日本の樹 銀杏」製造中止からの代替案検討

新築住宅の床材選びは、住まいの雰囲気を大きく左右する重要な要素です。お気に入りの床材が製造中止となり、代替案を探さなければならない状況は、非常に残念でストレスフルな体験でしょう。 今回のご相談では、DAIKEN「日本の樹 銀杏」からウッドワン コンビッドグラードプラスへの変更、そしてサクラ(カバノキ)への絞り込みという状況です。 白っぽい床材で、かつ耐久性も重視されているとのこと。一つずつ丁寧に見ていきましょう。

①サクラ(カバノキ)床材の使用感:木目、色ムラ、経年変化について

サクラ(カバノキ)は、淡いピンクがかったベージュから、ほぼ白色に近いものまで、色合いにバリエーションがあります。木目は比較的穏やかで、極端に目立つような激しい模様はありません。しかし、全く木目が無いわけではありません。個体差はありますが、節や色ムラは多少見られる可能性があります。これは天然木の特性であり、むしろそれが自然な風合いを生み出しているとも言えます。 木目の目立ち方は、使用する板の幅や、仕上げ方(塗装の種類など)によっても大きく変わります。 幅広の板材を使用すると木目が強調され、逆に細幅の板材や、塗装によって木目を抑える仕上げにすることで、より落ち着いた印象になります。 ショールームなどでサンプルを確認し、実際にどのような木目か、ご自身の目で確かめることをお勧めします。 経年変化については、直射日光の当たる場所では、多少の色褪せが起こる可能性があります。しかし、室内であれば、劇的な変化は少なく、むしろ年月を重ねるごとに、落ち着いた深みのある色合いに変化していくのが特徴です。 これは、天然木ならではの経年変化であり、味わいとして楽しむ方も多いです。

②サクラ(カバノキ)と白系のインテリア:相性とナチュラル感

キッチンや建具が白色の場合、サクラ(カバノキ)の床材は非常に相性が良いでしょう。サクラ(カバノキ)は、白系のインテリアに自然な温かみを添えてくれます。 白一色の空間は、少し殺風景に感じられることもありますが、サクラ(カバノキ)の優しい色合いと木目は、空間に奥行きと柔らかさを与え、よりリラックスできる空間を演出します。 「ナチュラル感」については、確かにサクラ(カバノキ)は、人工的な素材よりも自然な雰囲気を醸し出します。しかし、白に近い色合いであるため、他の素材と組み合わせることで、様々なインテリアスタイルに合わせることができます。 例えば、白を基調としたシンプルな家具や、北欧風のデザインの家具とも相性抜群です。

③ウッドワン コンビッドグラードプラス以外の白っぽい床材のおすすめ

ウッドワン コンビッドグラードプラス以外にも、白っぽい床材は数多く存在します。 耐久性と自然な素材感を重視するならば、以下のような選択肢も検討してみてください。

おすすめ床材:メーカーと特徴

* **DAIKEN(ダイケン):** 「ハピアフロア」シリーズなど、白系の色合いの床材が豊富です。 耐久性にも優れており、様々なデザインがあります。 製造中止になった「日本の樹 銀杏」に代わる選択肢として、改めて検討してみるのも良いでしょう。 * **Panasonic(パナソニック):** 「ベリティスフロアー」シリーズは、デザイン性と機能性を両立した床材です。 傷つきにくく、お手入れも簡単です。 白系の色合いも充実しています。 * **LIXIL(リクシル):** 「ラシッサDフロア」シリーズなど、様々なデザインと色合いの床材を提供しています。 耐久性とデザイン性のバランスが良い製品が多いです。

床材選びのポイント:素材と仕上げ

* **無垢材:** 天然木の風合いを最大限に活かした素材です。 経年変化を楽しめる一方、傷つきやすく、メンテナンスが必要になります。 * **無垢フローリング:** 天然木をそのまま使用したフローリングです。 高級感があり、温かみのある空間を演出できます。 * **突板フローリング:** 表面に薄い天然木の板を貼ったフローリングです。 無垢材に比べて価格が抑えられ、メンテナンスも容易です。 * **複合フローリング:** 天然木と合板を組み合わせたフローリングです。 耐久性が高く、価格も比較的安価です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、床材選びは、全体のインテリアデザインを決定づける重要な要素です。 サクラ(カバノキ)は、白を基調としたインテリアに自然な温かみをプラスし、落ち着きのある空間を演出するのに適しています。 しかし、最終的な決定は、ご自身の好みやライフスタイル、そして他のインテリアとの調和を考慮して行うべきです。 ショールームに足を運び、実際にサンプルを見て触れてみることで、より良い選択ができるでしょう。

まとめ:理想の床材を見つけ、快適な住まいを実現しましょう

新築住宅の床材選びは、時間と労力を要する作業ですが、快適な住まいを実現するためには欠かせないステップです。 今回のご相談のように、予期せぬ事態が発生することもあります。 しかし、様々な選択肢を検討し、ご自身の理想に合った床材を選ぶことで、満足度の高い住まいを実現できるはずです。 この記事が、皆様の床材選びの参考になれば幸いです。

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