新築の床材・内装選びで迷ったら?シンプルモダン×高級感を実現する色選びガイド

新築、床材、内装についてです。この度マイホームに建てることになり悩んでいます。雰囲気的にはシンプルモダンが好きで高級感があるお家にしたいと思っています。壁紙は白にしようと思うのですが、床材をリアロウォールナットか白のフローリングか艶のあるダークブラウンの床で迷っています。家具やキッチンはブラック系や濃いめのグレー、ネイビーなどでかっこよくしたいと考えていますが床や扉の色がきまりません。白は汚れが気になったり、ウォールナットは少しカジュアルな感じがしたり、部屋が狭く感じたりしないか心配です。ダークブラウンも同じく狭く感じたりしないか心配です。家具はボーコンセプトなどかっこよくまとめたいと考えています。ちなみにブラックのキッチンってどうですか?カップボードは扉をつけて目隠ししたいと思っているんですがその扉の色は何色がいいですか?間取りを後悔しており、内装だけは!!とこだわってきたんですが焦りもありわからなくなってきました。詳しい方や、実際に何色にして良かったなどあれば是非、教えてください。ちなみにリビングは23畳ほどですが一坪の坪庭があります。日当たりがあまりよくないので坪庭をつくりましたが、一坪では日当たりは期待できそうにありません。リビングもコの字型になっていていびつな形なので実際よりかは広さもあまり感じられないと思います。

シンプルモダン×高級感を実現する床材選び

白を基調としたシンプルモダンな空間に高級感をプラスしたいとのことですが、床材選びは非常に重要です。候補に挙がっているリアロウォールナット、白のフローリング、艶のあるダークブラウン、それぞれの特徴と、ご希望のインテリアスタイルとの相性を見ていきましょう。

リアロウォールナット

リアロウォールナットは、天然木の温かみと高級感を兼ね備えた素材です。しかし、シンプルモダンで洗練された空間を目指すなら、ややカジュアルな印象を与えかねません。また、木目の濃淡によって空間が狭く感じられる可能性もあります。23畳のリビングに一坪の坪庭があるとのことですが、日当たりがあまり良くないため、さらに暗く感じてしまう可能性も考慮する必要があります。

白のフローリング

白のフローリングは、明るく開放的な空間を演出できます。シンプルモダンにもよく合いますが、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、メンテナンスの手間を考慮する必要があります。また、高級感を演出するには、素材の質感を吟味する必要があります。安価な素材だと安っぽく見えてしまう可能性があるので、注意が必要です。

艶のあるダークブラウン

艶のあるダークブラウンは、重厚感と高級感を演出できます。ブラック系の家具や濃いめのグレー、ネイビーとの相性も抜群です。しかし、白の壁紙と組み合わせることで、コントラストが強くなりすぎて、圧迫感を感じてしまう可能性があります。また、23畳のリビングであっても、日当たりの悪さとコの字型の形状から、さらに狭く感じてしまう可能性があります。

最適な床材の提案:グレー系の床

上記の点を踏まえ、ご希望のシンプルモダンで高級感のある空間に最適な床材として、グレー系の床を提案します。

グレーは、白と黒の中間色であり、明るさと落ち着きを両立できる優れた色です。様々な色と相性が良く、ブラック系の家具や濃いめのグレー、ネイビーとも調和します。また、白の壁紙との組み合わせも、洗練された印象を与えます。さらに、明るめのグレーを選ぶことで、圧迫感を軽減し、空間を広く見せる効果も期待できます。

具体的には、大理石調のグレーの床タイルや、グレー系の木目調フローリングなどがおすすめです。大理石調は高級感を演出でき、木目調は温かみのある空間を作ることができます。

キッチンとカップボードの色選び

ブラックのキッチンは、スタイリッシュでかっこいい空間を演出できます。ただし、圧迫感を感じさせないよう、他のインテリアとのバランスが重要です。白の壁紙とグレー系の床、そしてブラックのキッチンという組み合わせは、洗練されたコントラストを生み出し、シンプルモダンな高級感を演出できます。

カップボードの扉の色は、キッチンと床の色を考慮して選びましょう。ブラックのキッチンとグレー系の床に対しては、グレーダークグレーの扉がおすすめです。これにより、統一感のある空間が実現します。

その他、空間を広く見せるための工夫

23畳のリビングとはいえ、コの字型で日当たりが悪いと狭く感じてしまう可能性があります。そこで、空間を広く見せるための工夫として、以下の点を考慮しましょう。

  • 鏡やガラスの活用:鏡やガラスを効果的に配置することで、光を反射させ、空間を広く見せることができます。
  • 家具の配置:家具の配置にも工夫が必要です。圧迫感を軽減するため、低い家具を選んだり、壁際に配置したりすることで、空間を広く見せることができます。ボーコンセプトのようなスタイリッシュな家具は、その点でもおすすめです。
  • 間接照明の活用:間接照明は、柔らかな光で空間を広く、そして高級感あふれる雰囲気に演出できます。
  • 色使いの工夫:白を基調とした空間は、明るさと清潔感を演出できます。しかし、白一色では単調になりがちなので、グレーなどのアクセントカラーを効果的に取り入れることで、より洗練された空間になります。

専門家の視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、今回のケースでは、白の壁紙とグレー系の床、そしてブラック系の家具という組み合わせが、シンプルモダンで高級感のある空間を演出する上で最適です。ただし、日当たりの悪さやコの字型の形状を考慮し、光を効果的に取り入れ、空間を広く見せる工夫が不可欠です。

まとめ

新築の内装選びは、多くの時間と労力を要する作業です。焦らず、一つずつ丁寧に検討していくことが大切です。今回の提案が、皆様の理想の空間を実現する一助となれば幸いです。

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