新築の床材と建具選びの悩み:ヒノキ無垢床と既製品ドアの組み合わせはアリ?

新築を建設中なんですが、床材と建具で悩んでます。床をヒノキの無垢材にして、各部屋のドアは無垢ではなく既製品って言うのはおかしいでしょうか? 壁もクロスなんですが…。床材を無垢にされる方は、ドアの無垢材、壁も珪藻土あたりが普通でしょうか?床材ぐらいまでしか予算がないのですが、床材だけ無垢と言うのは、しない方がましでしょうか?

無垢材の床と既製品ドアの組み合わせは問題ない?

結論から言うと、ヒノキの無垢床と既製品ドアの組み合わせは全く問題ありません。 むしろ、予算や好みに合わせて素材を選ぶことが大切です。 無垢材は高級感があり、温かみのある空間を演出しますが、価格が高く、メンテナンスの手間もかかります。 一方、既製品のドアはコストパフォーマンスに優れ、デザインのバリエーションも豊富です。

近年では、無垢材と既製品を組み合わせたインテリアが人気を集めています。 無垢材の床をベースに、ドアや壁はコストを抑えつつ、デザイン性を重視した素材を選ぶことで、予算を抑えながら理想の空間を実現できます。 大切なのは、全体のバランスです。 無垢材の床の温かみを活かしつつ、ドアや壁の色や素材をうまく調和させることで、統一感のある美しい空間を演出できます。

無垢材の床を選ぶメリット・デメリット

無垢材の床、特にヒノキは、その香りや質感、そして自然の温もりが魅力です。しかし、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが重要です。

メリット

  • 自然の温もりと香り:ヒノキの爽やかな香りはリラックス効果も期待できます。
  • 高い耐久性:適切なメンテナンスをすれば、長く使用できます。
  • 調湿効果:湿度調整機能があり、快適な室内環境を保ちます。
  • 高級感:独特の風合いは、空間のグレードを高めます。

デメリット

  • 価格が高い:既製品の床材と比べて高価です。
  • メンテナンスが必要:定期的なワックスがけや傷の補修が必要です。
  • 傷つきやすい:小さなお子さんやペットがいる家庭では、傷がつきやすい点に注意が必要です。
  • 水分に弱い:水こぼれには注意が必要です。

壁材の選択肢:クロスと珪藻土

壁材についても、クロスと珪藻土のどちらが良いか迷う方も多いでしょう。

クロス

  • 価格が安い:珪藻土に比べて安価です。
  • 種類が豊富:デザインや質感のバリエーションが豊富です。
  • 施工が簡単:比較的短時間で施工できます。

珪藻土

  • 調湿効果が高い:湿気を吸放出する効果に優れ、快適な室内環境を保ちます。
  • 消臭効果:タバコやペットの臭いを軽減する効果があります。
  • 自然素材:自然素材のため、体に優しいとされています。
  • 価格が高い:クロスに比べて高価です。
  • 施工に時間がかかる:クロスに比べて施工に時間がかかります。

クロスはコストパフォーマンスに優れ、デザインの自由度も高い一方、珪藻土は自然素材ならではの機能性と高級感を持ちます。 予算と優先順位を考慮して選択しましょう。

予算と優先順位:床材に集中しても良い?

床材に予算を集中させることは、決して悪い選択ではありません。 床は空間の印象を大きく左右する要素です。 無垢材の床は、他の素材では得られない温かみと高級感を与えてくれます。 ドアや壁は、後からでも変更しやすい部分です。 まずは、自分にとって最も重要で、変更しにくい部分に予算を集中させることをお勧めします。

インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、無垢材の床は空間のベースとして非常に効果的です。 しかし、予算の都合でドアや壁材を妥協せざるを得ない場合、床材の色味と調和するドアや壁材を選ぶことが重要です。 例えば、ブラウン系のヒノキの床であれば、ドアは同系色の落ち着いた色、壁は明るい色のクロスを選ぶことで、全体のバランスがとれた空間になります。

また、照明計画も重要です。 無垢材の床の美しさを引き立てる照明を選ぶことで、より魅力的な空間を演出できます。 専門家のアドバイスを受けることで、予算内でより満足度の高い空間づくりが可能になります。

まとめ:バランスと優先順位が大切

新築のインテリア選びは、多くの選択肢があり迷うものです。 無垢材の床と既製品のドアの組み合わせは問題ありません。 予算と、自分にとって何が一番重要なのかを明確にし、全体的なバランスを考慮しながら素材を選んでいきましょう。 専門家の意見を参考に、自分らしい理想の空間を実現してください。

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