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寝室の壁紙選び:アクセントクロスとベースクロス、素材の統一感について
新築のお部屋、特に寝室の壁紙選びはワクワクしますね!でも、選択肢が多くて迷ってしまうのも事実です。特に、アクセントクロスとベースクロスを組み合わせる場合、素材の統一感について悩まれる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、同一の部屋で2種類の壁紙を使う場合、必ずしも材質(質感)を合わせなくてはならないわけではありません。 むしろ、素材感をあえて変えることで、空間の表情豊かに演出することも可能です。
ただし、全く異なる素材を組み合わせると、チグハグな印象になる可能性もあります。そこで、素材選びのポイントを詳しく解説していきます。
アクセントクロスとベースクロスの素材選び:調和と個性のバランス
寝室の壁紙選びにおいて、ベースクロス(3面)とアクセントクロス(1面)の素材選びは、空間全体の雰囲気を大きく左右します。
ベースクロスの選び方:リラックスできる空間を演出
寝室のベースクロスは、リラックスできる空間を作るために、落ち着いた色味と優しい質感を選ぶのがおすすめです。
- 素材: ビニールクロス、織物調クロス、不織布クロスなど、様々な素材があります。ビニールクロスは比較的お手入れが簡単で、価格も手頃です。織物調クロスは高級感があり、温かみのある空間を演出できます。不織布クロスは通気性が良く、自然な風合いが魅力です。
- 色: 白やアイボリー、ベージュ、淡いグレーなど、明るすぎず暗すぎない色を選ぶと、落ち着いて眠りにつけます。寝室の広さや採光状況に合わせて色を選ぶことも重要です。例えば、狭い部屋の場合は明るい色、暗い部屋の場合は明るい色を選ぶことで、空間を広く、明るく見せる効果があります。
- 柄: 柄物を選ぶ場合は、主張しすぎないシンプルな柄を選ぶのがおすすめです。無地を選ぶことで、より落ち着いた雰囲気になります。
アクセントクロスの選び方:個性をプラスして空間を魅力的に
アクセントクロスは、ベースクロスとは異なる素材や色、柄を選ぶことで、空間の個性を際立たせることができます。
- 素材: ベースクロスと異なる素材を選ぶことで、空間の奥行きや立体感を演出できます。例えば、ベースクロスがビニールクロスであれば、アクセントクロスには布っぽい質感のクロスを選ぶのも良いでしょう。逆に、ベースクロスが織物調クロスであれば、ビニールクロスのような光沢のあるクロスを選ぶことで、メリハリのある空間を作ることができます。
- 色: ベースクロスが白や淡い色であれば、アクセントクロスには、深みのある色やビビッドな色を選ぶことで、空間のアクセントになります。ただし、寝室なので、あまり刺激的な色は避け、落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。例えば、濃いグレー、ブラウン、ダークブラウン、落ち着いたブルーなど。
- 柄: 幾何学模様、植物柄、ストライプ柄など、様々な柄があります。ベースクロスが無地であれば、柄物を選ぶことで、空間のアクセントになります。ただし、柄を選ぶ際は、ベースクロスとのバランスを考慮することが重要です。柄が大きすぎると、部屋が狭く見える可能性があります。
素材の組み合わせ例と注意点
例えば、ベースクロスに白のビニールクロス、アクセントクロスにグレーの織物調クロスを組み合わせるのも良いでしょう。ビニールクロスは清掃が容易で、織物調クロスは高級感があり、温かみのある空間を演出します。この組み合わせは、清潔感と落ち着きを両立させることができます。
ただし、素材感が全く異なる場合、光の反射や質感の違いが目立つ可能性があります。 そのため、サンプルを取り寄せて、実際に壁に貼った状態をイメージすることが重要です。
ショールームがない場合の対策
ショールームがない場合でも、インターネットやカタログを活用して壁紙を選ぶことができます。多くの壁紙メーカーがウェブサイトでサンプルを取り寄せられるサービスを提供しています。
いくつかサンプルを取り寄せ、実際に部屋の照明の下で見てみることで、よりリアルな色味や質感を確認できます。また、施工業者に相談することも有効です。経験豊富な業者は、お客様の希望に合った壁紙選びをサポートしてくれます。
専門家の意見:インテリアコーディネーターの役割
インテリアコーディネーターは、壁紙選びだけでなく、空間全体のコーディネートをサポートしてくれます。専門家の視点から、お客様のライフスタイルや好みに合わせた最適な提案をしてくれます。もし可能であれば、オンライン相談などを活用してみるのも良いでしょう。
まとめ:素材の統一感よりも、トータルバランスを重視
寝室の壁紙選びでは、素材の統一感よりも、トータルバランスを重視することが重要です。ベースクロスとアクセントクロスで素材感をあえて変えることで、より個性的で魅力的な空間を演出できます。サンプルを取り寄せたり、専門家に相談したりしながら、自分らしい寝室を作り上げていきましょう。