新築の家に観葉植物!空気清浄効果や育て方のポイントを徹底解説

観葉植物について 家が新しいので、部屋の中の空気が閉めきっていると、何だか嫌な感じになります。一度、空気清浄器をおきましたが、フィルターの交換など面倒くさかったので、今度は観葉植物をおきたいと思っています。確かに空気浄化作用やマイナスイオン発生など少し眉唾ものの様な気がしますが、観葉植物をおけば、その様な効果が少しでも受けられる様な気がします。何かオススメがあれば、教えてください。また、効果?や育てるポイントなど、あれば教えてください。

新築住宅の空気環境と観葉植物の効果

新築住宅は、建材から発生するホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)や、閉鎖的な空間による空気の淀みなどが気になるものです。空気清浄器は効果的ですが、フィルター交換の手間やランニングコストも考慮しなければなりません。そこで注目されるのが、自然の空気清浄機ともいえる観葉植物です。

観葉植物の効果として期待されるのは、以下の点です。

  • 空気の浄化:一部の観葉植物は、NASAのクリーンエアスタディで、ホルムアルデヒドやベンゼンなどの有害物質を吸収する効果が確認されています。ただし、全ての観葉植物に強力な浄化効果があるわけではなく、効果の程度も限られています。あくまで空気清浄器の補助的な役割と考えてください。
  • 湿度調整:葉から水分を蒸散させることで、室内の湿度を調整する効果があります。特に乾燥しやすい冬場には有効です。
  • マイナスイオン効果:植物は光合成によってマイナスイオンを発生させると言われています。マイナスイオンはリラックス効果や空気の浄化作用があるとされていますが、科学的な根拠は十分ではありません。
  • 心理的な効果:緑を見ることでリラックス効果が得られ、精神的なストレスを軽減する効果が期待できます。これは、観葉植物を置く大きなメリットと言えるでしょう。

新築住宅におすすめの観葉植物

新築住宅に置く観葉植物を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 耐陰性:新築住宅では、日当たりが悪い部屋も多いです。耐陰性のある植物を選びましょう。
  • 空気浄化効果:NASAのクリーンエアスタディで評価の高い植物を選ぶのも一つの方法です。ただし、効果の程度は限定的であることを理解しておきましょう。
  • お手入れの容易さ:初心者でも育てやすい丈夫な植物を選びましょう。水やりや肥料の頻度、剪定の必要性などを事前に確認しましょう。
  • 部屋のサイズとデザイン:部屋の広さやインテリアデザインに合った大きさや種類を選びましょう。大きすぎる植物は圧迫感を与えてしまう可能性があります。

具体的にオススメの観葉植物をいくつかご紹介します。

初心者向け 育てやすい観葉植物

* **ポトス:** 耐陰性、耐寒性に優れ、水やりを忘れがちでも比較的丈夫です。様々な種類があり、インテリアにも合わせやすいです。
* **サンスベリア:** 非常に耐陰性が高く、乾燥にも強いので、初心者でも育てやすいです。空気浄化効果も期待できます。
* **ザミオクルカス:** 乾燥にも強く、水やりの頻度が少ないので、忙しい方にもおすすめです。独特のフォルムがインテリアのアクセントになります。

空気浄化効果が高いとされる観葉植物

* **アレカヤシ:** NASAのクリーンエアスタディで高い評価を得ている植物です。比較的大きくなるので、広い部屋に適しています。
* **ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木):** 耐陰性があり、育てやすいです。幸福を呼ぶ縁起の良い植物としても人気です。
* **スパティフィラム:** シックな葉と白い花が魅力的です。空気中の有害物質を吸収する効果があるとされています。

観葉植物の育て方のポイント

観葉植物を元気に育てるためには、適切な管理が必要です。

置き場所

植物の種類によって適切な日照条件は異なります。耐陰性のある植物でも、全く光が当たらない場所では生育不良を起こす可能性があります。できるだけ明るい場所に置き、直射日光を避けるようにしましょう。

水やり

水やりの頻度は、植物の種類、季節、室温、鉢の大きさなどによって異なります。土の表面が乾いてから水やりをするのが基本です。鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水を与え、次に水やりをするまで土を完全に乾かさないように注意しましょう。

肥料

生育期(春~秋)には、観葉植物用の液体肥料を月に1~2回与えましょう。冬場は肥料を与えなくても大丈夫です。

病気と害虫

観葉植物にも病気や害虫が発生することがあります。葉に異常が見られた場合は、早めに対応しましょう。必要に応じて殺虫剤や殺菌剤を使用しましょう。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、観葉植物選びとインテリアとの調和についてアドバイスをいただきました。

「観葉植物は、空間のアクセントとしてだけでなく、癒しや安らぎを与えてくれる大切な存在です。部屋の雰囲気やインテリアスタイルに合った植物を選ぶことが重要です。例えば、モダンなインテリアには、すっきりとしたフォルムの観葉植物が、ナチュラルなインテリアには、自然な雰囲気の観葉植物が合います。また、植物の高さや大きさも考慮し、圧迫感を与えないように配置しましょう。植物とインテリアのバランスを考え、心地よい空間を演出してください。」

まとめ

新築住宅に観葉植物を置くことは、空気の浄化や湿度調整、そしてリラックス効果など、多くのメリットがあります。今回ご紹介したポイントを参考に、あなたにぴったりの観葉植物を選んで、快適な空間を演出してください。

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