新築の壁紙のつなぎ目、本当に直してもらえる? | 引越し前に知っておきたいクロス工事の常識

壁紙のつなぎ目(継ぎ目)が気になります。全て直してもらえるのでしょうか? 2週間後に、新築に引っ越します。 入居前の点検をしましたら、床・建具などたくさん凹みやキズがありました。 今回は壁紙について質問です。 全ての部屋、トイレ、洗面所、天井と、白い壁紙のつなぎ目が気になりました。 素人の私に分かるレベルです。 もちろん、HMには「全て気になるので何とかして下さい。」とお願いしました。 HMは「できる範囲で」との回答でしたが、同じような経験をされた方で変えてもらったor 変えてもらえなかったという方いますか? 本当に全個所貼りなおしてほしいけど、引越し日も迫ってるし、作業も大変なことなんだろうなと思うので半ばあきらめモードです。 でも、壁紙って数年経つと更に縮んで目立ってくるんですよね? 今、この状態だったら今後はもっと目立ってきますよね? やり直しの常識ってどの程度なのでしょうか…?補足ちなみに同じ区画ですでに建売として販売されている家を見学して同じ壁紙に決めました。その時の記憶ではつなぎ目なんて気にならなかったと思いますのでもう一度その家を見たいと申し出ましたが「契約済になってしまったので…」と無理でした。 建売の家と我が家は同じクロス屋だそうですが、同じ職人さんか?とつっこんだら、「確認しておきます」との返答でした。

新築住宅の壁紙のつなぎ目問題:よくある悩みと解決策

新築住宅の引渡し前に、壁紙のつなぎ目が気になる、というお悩みは非常に多く寄せられます。特に白い壁紙は、色の違いや継ぎ目のズレが目立ちやすく、ストレスを感じやすいものです。今回のケースのように、すでに建売住宅で同じ壁紙を確認済みにも関わらず、気になるほどの継ぎ目があるのは、施工時の問題が考えられます。

壁紙のつなぎ目(継ぎ目)が気になる原因

壁紙のつなぎ目が気になる原因はいくつか考えられます。

  • 職人の技術力:熟練の職人であれば、目立たないよう丁寧に施工しますが、経験の浅い職人だと、継ぎ目の処理が甘くなる可能性があります。
  • 壁紙の種類と材質:伸縮性のある壁紙とそうでない壁紙では、施工後の仕上がりに差が出ます。また、柄のある壁紙は、柄合わせの精度が仕上がりに大きく影響します。
  • 施工環境:気温や湿度など、施工時の環境によっても仕上がりが変わってきます。特に、夏場の高温多湿な環境では、壁紙が伸び縮みしやすいため、継ぎ目に影響が出やすいです。
  • 下地処理:壁紙を貼る前の下地処理が不十分だと、仕上がりが悪くなる可能性があります。下地処理は、壁紙の仕上がりに大きく影響する重要な工程です。

HMへの対応と交渉:現状と解決策

「できる範囲で」というHMの回答は、残念ながら曖昧で、具体的な対応策を示していないため、このままでは不安が残ります。まずは、以下の点をHMに明確に伝えましょう。

具体的な対応を求める

* どの程度の範囲で対応可能なのか:具体的な個所を指摘し、対応範囲を明確に確認しましょう。写真や動画で記録しておくと、後々の証拠として役立ちます。
* 対応期限:引越し日が迫っていることを伝え、具体的な対応期限を提示してもらいましょう。
* 施工担当者の確認:同じクロス屋でも、職人によって技術力に差があります。施工担当者を特定し、技術レベルを確認するように依頼しましょう。
* 補修方法:部分的な補修なのか、全面張替えなのか、具体的な補修方法を確認しましょう。全面張替えが望ましいと伝えましょう。
* 保証:補修後の保証期間を確認しましょう。

交渉のコツ:専門家の意見を参考に

HMとの交渉が難航する場合は、専門家の意見を参考にしましょう。

* 建築士や不動産会社:第三者機関の意見を参考に、交渉を進めることで、より建設的な話し合いを進めることができます。
* 弁護士:どうしても解決しない場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。

壁紙のつなぎ目:長期的な視点

壁紙は、時間の経過とともに伸縮し、継ぎ目が目立つようになります。特に、白い壁紙は色の違いが強調されやすく、数年後にはさらに気になる可能性が高いです。そのため、現状で気になる場合は、早めの対応が重要です。

具体的な対策

* 現状を記録する:写真や動画で、壁紙のつなぎ目の状態を記録しておきましょう。これは、後々の交渉に役立ちます。
* 専門業者に相談する:HM以外の壁紙施工業者に相談し、現状の評価と具体的な対応策を聞いてみましょう。
* 交渉の記録を残す:HMとの交渉内容を記録しておきましょう。メールや書面でやり取りすることで、証拠として残すことができます。

同じ区画の建売住宅との比較:参考にするポイント

同じ区画の建売住宅で同じ壁紙を使用しているにも関わらず、つなぎ目が気になるという点は、施工上の問題を強く示唆しています。HMに、建売住宅の施工状況を改めて確認するよう強く求めるべきです。

まとめ:納得のいく解決を目指して

新築住宅の壁紙のつなぎ目問題は、住む人の快適性に大きく影響します。引越し日が迫っているとはいえ、妥協せずに、HMと粘り強く交渉し、納得のいく解決を目指しましょう。専門家の意見を参考にしながら、記録をしっかり残し、冷静に状況に対処することが大切です。

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