新築のインテリア:建具選びで迷ったら?ホワイトオークと漆喰ホワイトの比較とポイント

新築のインテリアを決めています。リビング横に3連引き戸がありますが、コーディネーターの方に漆喰ホワイトはやめた方が良いと言われました。「本当に真っ白なんです!」って。なのでホワイトオークにしたんですが、そんなにホワイトのみの建具って強いですか?我が家はPanasonicの床ホワイトオーク、建具はホワイトオークか漆喰ホワイトで統一する予定です。建具選び難しいですね!!ポイントがあればお願いします。

新築のお家、おめでとうございます!インテリア選びはワクワクしますが、建具選びは特に迷うポイントですよね。特に、床材と建具の色合わせは、お部屋全体の印象を大きく左右します。今回は、ホワイトオークと漆喰ホワイトの建具について、それぞれの特徴やメリット・デメリット、そして具体的な選び方のポイントを解説します。

ホワイトオークと漆喰ホワイト、それぞれの魅力と注意点

Panasonicの床材にホワイトオークを選ばれたとのこと、良い選択だと思います。ホワイトオークは、木目の美しさ、温かみのある色合い、そして耐久性にも優れた人気の床材です。しかし、建具選びでは、床材との調和だけでなく、お部屋全体の明るさや広さ、そしてご自身の好みも考慮しなければなりません。

ホワイトオークの建具:ナチュラルで温かみのある空間

  • メリット:自然な木目が美しく、温かみのある空間を演出します。どんなインテリアスタイルにも合わせやすく、上品で落ち着いた雰囲気になります。傷や汚れが目立ちにくく、耐久性にも優れています。経年変化による色合いの変化も楽しめます。
  • デメリット:漆喰ホワイトに比べると、若干重厚感が出ます。また、木目によっては、お部屋の明るさによっては暗く感じられる場合もあります。価格も漆喰ホワイトに比べて高くなる傾向があります。

漆喰ホワイトの建具:明るく清潔感のある空間

  • メリット:明るく清潔感のある空間を演出します。開放感があり、広く感じさせる効果があります。シンプルでモダンなインテリアに最適です。比較的コストを抑えることができます。
  • デメリット:汚れが目立ちやすく、メンテナンスが必要になります。傷もつきやすいので、小さなお子さんやペットがいるご家庭では注意が必要です。また、真っ白すぎることで、圧迫感を感じたり、無機質で冷たい印象を与えてしまう可能性もあります。コーディネーターの方が懸念されたのは、この点かもしれません。

コーディネーターのアドバイスの意味

コーディネーターの方が「漆喰ホワイトはやめた方が良い」とアドバイスされたのは、おそらく、全体的なバランスや、素材の持つ印象の組み合わせを考慮した上での判断でしょう。真っ白な漆喰ホワイトの建具は、ホワイトオークの床材と組み合わせると、全体が明るくなりすぎる、あるいは、逆に無機質で冷たい印象になってしまう可能性があります。特に、リビングは家族が集まる空間なので、温かみのある雰囲気の方が過ごしやすいでしょう。

また、建具の素材感も重要です。ホワイトオークは天然木で温かみのある質感ですが、漆喰ホワイトは人工的な素材感です。この素材感の違いが、全体の調和に影響を与える可能性があります。コーディネーターは、これらの点を考慮して、ホワイトオークを推奨したのでしょう。

建具選びのポイント:具体的なアドバイス

建具選びで迷うのは当然です。後悔しないためには、以下の点を考慮しましょう。

1. 床材との調和

床材と建具の色を同じにすることで、統一感と広がりを感じさせることができます。ホワイトオークの床材には、ホワイトオークの建具が最も自然な調和を生み出します。しかし、全く同じ色ではなく、トーンを少し変えることで、より洗練された空間になります。例えば、床材がやや明るいホワイトオークであれば、建具は少し落ち着いたトーンのホワイトオークを選ぶなど、微妙な違いをつけることで、奥行きが生まれます。

2. 部屋の明るさ

部屋の向きや窓の大きさによって、明るさは大きく異なります。南向きの明るい部屋であれば、漆喰ホワイトのような明るい色の建具でも問題ありませんが、北向きの暗い部屋では、ホワイトオークのような少し落ち着いた色の建具の方が、温かみのある空間になります。採光条件を考慮して建具の色を選びましょう。

3. インテリアスタイル

目指すインテリアスタイルも重要な要素です。ナチュラルなスタイルであればホワイトオーク、モダンなスタイルであれば漆喰ホワイトが合うかもしれません。しかし、スタイルに固執しすぎず、全体のバランスを考えましょう。例えば、モダンなスタイルでも、ホワイトオークの建具と、モダンなデザインの家具を組み合わせることで、温かみのあるモダンな空間を実現できます。

4. サンプル確認

ショールームで実物サンプルを確認し、実際に部屋に設置したイメージを想像することが大切です。照明の色や光の当たり方によって、色の見え方は大きく変わります。様々な角度から見て、自分の目で確かめましょう。可能であれば、大きなサンプルを自宅に持ち帰り、自然光と照明の下で確認してみるのもおすすめです。

5. プロの意見を参考に

インテリアコーディネーターや建築士などのプロの意見を参考にしましょう。彼らは豊富な経験と知識を持っており、最適なアドバイスをしてくれます。ただし、最終的な決定は自分自身で行うことが重要です。プロの意見を参考にしながら、自分の好みやライフスタイルに合った建具を選びましょう。

まとめ:後悔しない建具選びを

建具選びは、新築における重要な決断です。今回のQ&Aを通して、ホワイトオークと漆喰ホワイトの特徴、そして建具選びのポイントを理解していただけたと思います。床材との調和、部屋の明るさ、インテリアスタイル、そしてプロの意見を参考にしながら、自分らしい空間を創造してください。後悔しない建具選びを心から応援しています!

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)